【完全ガイド】暖雪札幌|ととのえ親方監修のホテルサウナで味わう極上の外気浴

こんにちは、大塚誠也です。いきなりですが、札幌でサウナ付きホテルを探している方、そして本格的な「ととのい」体験を求めている方に、ぜひお伝えしたいホテルがあります。
それが、2025年4月にオープンしたばかりの「暖雪札幌」です。僕は東京在住のサラリーマンで、仕事の疲れを癒すために全国のサウナを巡っているのですが、正直に言って、このホテルのサウナはこれまで体験した中でもトップクラスでした。
なぜそこまで言い切れるのか?それは、日本のサウナ界で知らない人はいない「ととのえ親方」こと松尾大氏が監修し、銭湯設計の第一人者・今井健太郎氏とタッグを組んで創り上げた、まさに夢のコラボレーションだからです。
この記事では、僕が実際に宿泊して体験した暖雪札幌の魅力を、サウナはもちろん、客室、食事、サービスまで包み隠さずレビューします。札幌のサウナ付きホテル選びで迷っている方、出張や観光でワンランク上の滞在を求めている方に、必ず参考になる情報をお届けしますね。
【結論】暖雪札幌完全ガイド|サウナ・客室・料金・予約方法まとめ

まず最初に結論をお伝えします。暖雪札幌は、サウナを愛する全ての人に自信を持っておすすめできるホテルです。
ホテルの基本情報

暖雪札幌は2025年4月1日に開業した、FIFTH SEASON HOTELSブランドの第2号店です。実は、元東横イン札幌すすきの南を約15ヶ月かけて大規模リノベーションした、持続可能性にも配慮したホテルなんです。
FIFTH SEASON HOTELSのコンセプトは、四季に加えてその土地ならではの「5番目の季節」を表現すること。暖雪札幌が表現するのは、北海道の厳しい冬から春への移り変わりという特別な季節です。
項目 | 詳細 |
---|---|
住所 | 北海道札幌市中央区南6条東2丁目1-1 |
アクセス | 豊水すすきの駅6番出口より徒歩約4分 |
客室数 | 136室(12階建て) |
チェックイン/アウト | 15:00/11:00 |
開業日 | 2025年4月1日 |
運営会社 | ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社 |
ホテル総合評価(5段階評価)
僕が実際に宿泊して感じた、各カテゴリーの率直な評価です。特にサウナ設備については、期待を大きく上回る素晴らしさでした。
評価項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
客室 | ★★★★☆ | 清潔で機能的、プライベートサウナ付き客室は最高 |
サウナ設備 | ★★★★★ | ととのえ親方監修の完璧な設計、札幌最高レベル |
水風呂 | ★★★★★ | 18℃木炭濾過システム、絶妙な温度設定 |
休憩スペース | ★★★★★ | 特注ウッドチェアでの外気浴は感動レベル |
朝食 | ★★★☆☆ | 北海道食材中心だが、もう一歩の印象 |
立地・アクセス | ★★★★☆ | 豊水すすきの駅徒歩4分、静かな環境 |
コスパ | ★★★★☆ | サウナ設備を考えれば妥当、開業記念価格は高評価 |
サービス | ★★★☆☆ | 開業間もないため改善途上、スタッフは親切 |
総合評価 | ★★★★☆ | サウナ目的なら絶対おすすめ |
こんな方に特におすすめ
僕の実体験から、特に以下のような方には心からおすすめできます。サウナの質を重視する方なら、間違いなく満足していただけると思います。
- サウナを愛する全ての方(初心者〜上級者まで)
- 本格的な「ととのい」体験を求める方
- カップル・夫婦でプライベートサウナを楽しみたい方
- 出張で疲れを癒したいビジネスマン
- 札幌観光で特別な体験をしたい方
実際の宿泊者レビューハイライト
僕だけでなく、他の宿泊者の方々からも高い評価を得ています。特にサウナ設備に関する評価は一貫して高く、札幌のサウナ付きホテルとしては頭一つ抜けた存在だと感じます。
「サウナ室、汗を流すかけ水、水風呂、外気浴スペースがコンパクトにまとまり動線が完璧です。札幌のホテルではここがナンバーワンです」(40代男性)
「オートロウリュの具合が抜群、整いスペースのリクライニング椅子の木の香りとか良かったです」(30代女性)
「館内がとても綺麗でよかった。ドライヤーがダイソンだったため、髪がすぐかわいた」(20代女性)
ホテルの特徴・専門家監修の真価|なぜ暖雪札幌のサウナは特別なのか
暖雪札幌を語る上で欠かせないのが、2人の業界第一人者による監修です。この組み合わせこそが、他のホテルとは一線を画する理由なんです。
“ととのえ親方” 松尾大氏の実績と革新
TTNE株式会社代表として、日本のサウナ文化を牽引する第一人者である松尾氏。彼の監修によるサウナは、ただ熱いだけでなく、科学的な根拠に基づいた「ととのい」を追求した設計になっています。
主な監修・プロデュース実績では、全国100施設以上のサウナプロデュースを手がけ、「サウナ東京」「改良湯」などの名だたる都市型サウナを生み出してきました。「ととのう」という言葉の普及にも大きく貢献し、現代日本のサウナ文化の立役者と言っても過言ではありません。
暖雪札幌での革新として特筆すべきは、完璧な動線設計です。サウナ→水風呂→外気浴の移動が3歩以内で完結する理想的配置は、まさに松尾氏の真骨頂。また、石垣サウナと呼ばれる独自設計により輻射熱を最大化し、オートロウリュのタイミングも20分間隔という絶妙な調整がなされています。
今井健太郎氏の建築美学
銭湯設計の第一人者として、「デザイナーズ銭湯」という新ジャンルを確立した今井氏。彼の手がける空間は、機能性と美しさが完璧に調和した芸術作品のような仕上がりです。
代表作品には、東京「改良湯」(渋谷)、東京「サウナ東京」(赤坂)をはじめ、多数の高級ホテル・旅館の温浴施設があります。どの作品も、ただ美しいだけでなく、利用者の心を深く癒す力を持っています。
暖雪札幌での表現では、光と影の美学が際立っています。間接照明による瞑想的空間、自然素材の活用による木と石の調和、そして機能美の追求による美しさと機能性の完璧な両立が実現されています。
二人の巨匠による初コラボレーション
暖雪札幌は、松尾氏と今井氏が初めてタッグを組んだ記念すべきプロジェクトです。それぞれの専門性が融合することで、これまでにない革新的なサウナ空間が誕生しました。
コラボレーションの成果として、科学的なサウナ設計と芸術的な空間デザイン、機能の最適化と感性に訴える美しさ、日本のサウナ文化と現代建築の美学が見事に融合。この組み合わせにより、単なる「サウナ付きホテル」ではなく、「サウナ文化の新たなランドマーク」が誕生したのです。
宿泊体験レビュー

宿泊のきっかけと予約体験
僕が暖雪札幌を知ったのは、実はSNSでした。サウナ好きの友人が「ととのえ親方監修のホテルが札幌にオープンした」と投稿していて、これは絶対に行かなくてはと思ったんです。
じゃらんnetで予約を取ったのですが、開業記念プランの料金に正直驚きました。スーペリアダブル朝食付きで12,120円という価格は、ととのえ親方監修のサウナが楽しめることを考えると、かなりお得だと感じました。
ちなみに、僕が比較検討した他の予約サイトの料金は以下の通りです:
予約サイト | 料金(同条件) | 特典・ポイント |
---|---|---|
じゃらん | 12,120円 | Pontaポイント1%、限定プランあり |
楽天トラベル | 12,800円 | 楽天ポイント1%、楽パックでお得 |
一休.com | 13,500円 | 一休ポイント、高級ホテル特化 |
公式サイト | 12,500円 | 直接予約特典、最新情報 |
結果的にじゃらんが最安値で、しかもPontaポイントも貯まるので、コスパを重視する僕にはぴったりでした。
到着・チェックイン

15時ちょうどにホテルに到着。外観は木材をふんだんに使用した温かみのあるデザインで、「暖雪」という名前にふさわしい印象です。
エントランスを入ると、まず目を引くのが左官職人・野田肇介氏による土壁。伝統技法で仕上げられた壁面は、それ自体がアート作品のような美しさでした。
チェックインは自動チェックイン機でスムーズに完了。QRコードを読み取るだけの簡単操作で、待ち時間もほとんどありませんでした。フロントスタッフの方も非常に丁寧で、サウナの利用方法や館内設備について詳しく説明してくれました。
チェックアウト
翌朝11時のチェックアウトまで、もう一度朝風呂とサウナを楽しみました。朝の大浴場は比較的空いており、ゆったりと過ごすことができます。
チェックアウトは自動精算機を利用。操作も簡単で、待ち時間なしでスムーズに手続きが完了しました。フロントスタッフの方からは「いかがでしたか?」と声をかけていただき、サウナの感想をお話しすると、とても喜んでくださいました。
客室完全ガイド|全客室タイプとアメニティ

客室タイプ別詳細
暖雪札幌では、様々なニーズに対応できる多彩な客室タイプが用意されています。僕が宿泊したスーペリアダブルから、憧れのプライベートサウナ付き客室まで、それぞれの特徴をご紹介します。
客室タイプ | 面積 | 定員 | 特徴 | 料金目安 |
---|---|---|---|---|
モデレートツイン | 20㎡ | 2名 | ベーシックな2名用客室 | 4,850円〜 |
スーペリアダブル | 20㎡ | 2名 | ワーキングデスク付き | 6,000円〜 |
スーペリアツイン | 23㎡ | 3名 | ソファベッド付き | 8,000円〜 |
ファミリースイート | 62㎡ | 6名 | キッチン、洗濯乾燥機、ロフトベッド | 15,000円〜 |
プレミアツイン | 43㎡ | 3名 | 人工温泉バスタブ、レインシャワー | 18,000円〜 |
サウナ付きプレミアツイン | 39㎡ | 2名 | プライベートサウナ、セルフロウリュ | 25,000円〜 |
サウナ付きスイート | 63㎡ | 4名 | プライベートサウナ、チラー付き水風呂 | 49,230円〜 |
スーペリアダブル詳細レビュー

今回僕が宿泊した7階のスーペリアダブル(20平米)は、140cm幅のベッドと機能的なレイアウトで、一人利用には十分すぎる広さでした。
部屋に入った瞬間に感じたのは、圧倒的な清潔感と木のぬくもり。壁には北海道の雪景色を撮影した前田景氏の写真作品が飾られており、このホテルのコンセプトである「暖雪」を視覚的に表現していました。
7階からの眺望は、札幌の街並みを見渡せる心地よいものでした。特に夜景が美しく、サウナでととのった後に窓辺で夜景を眺める時間は、何とも言えない贅沢感がありました。
プライベートサウナ付き客室の魅力

僕は今回利用しませんでしたが、次回はぜひ体験したい特別な客室です。セルフロウリュ対応で自分好みの湿度に調整可能、チラー付き水風呂で好みの温度設定ができる贅沢、24時間利用可能で時間を気にせず何度でも入浴可能、そして完全プライベートでカップルや家族だけの特別な時間を過ごせます。
料金は通常客室より高額ですが、プライベートサウナの価値を考えれば妥当で、記念日、特別な旅行、サウナ愛好家カップルには特におすすめです。
完全アメニティ一覧

環境配慮された紙パッケージのアメニティが印象的でした。基本的なものはすべて揃っており、忘れ物があってもフロントで無料提供されるので安心です。
区分 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
基本セット | ナイトウェア(上下セパレート)、バスタオル、フェイスタオル、バスマット、歯ブラシセット、シャンプー・コンディショナー・ボディソープ、スリッパ | 全客室共通 |
客室設備 | ワーキングデスク、空気清浄機、冷蔵庫(空)、ダイソン製ドライヤー、無料Wi-Fi、個別空調、電気ケトル | 客室により一部異なる |
客室備品 | ミネラルウォーター2本、アイスペール、ティッシュ、消臭スプレー、靴ベラ、ハンガー、ランドリーバッグ | 無料 |
フロント無料提供 | 剃刀、ヘアブラシ、コットン、綿棒、絆創膏、足袋靴下、割り箸 | 必要に応じて |
無料貸出 | アイロン、爪切り、充電器、延長コード等 | レセプションにて |
サウナ・温浴施設完全ガイド|ととのえ親方監修の極上空間
さて、いよいよこのホテルの真骨頂、ととのえ親方監修のサウナ施設について詳しくレポートします。
大浴場への道のり


客室で湯かごにタオルとアメニティを入れ、1階の大浴場へ。セキュリティカードでの入退館システムで、宿泊者以外は利用できない安心設計です。
入口では暖雪ロゴ入りののれんがお出迎え。くぐった瞬間から、これから始まる特別な体験への期待が高まります。
脱衣所は木肌と畳の質感が目に優しい、落ち着いた空間。ダイソンのドライヤーが複数台設置されており、混雑時でも待ち時間はほとんどありません。化粧水、乳液、クレンジングも完備されており、女性の方には特に喜ばれそうな充実ぶりでした。
今井健太郎氏監修の大浴場

浴場に入った瞬間、間接照明が効果的に配置された美しい空間に圧倒されました。決して明るすぎず、湯船の水面や壁の質感をドラマチックに浮かび上がらせています。
天然温泉の大浴場(アルカリ単純温泉)は約41-42度の適温。黄褐色のお湯は肌触りが滑らかで、サウナ前の身体を温めるのに最適でした。
ととのえ親方監修サウナ室|石垣サウナの圧倒的体験

サウナ室の扉を開けた瞬間、石造りの重厚な外観に驚かされます。そして中に入ると、想像を絶する光景が広がっていました。
壁一面にびっしりと埋め尽くされた無数の石。ストーブを囲むその様から「石垣サウナ」と称されています。この石は北海道日高産の三岩かんらん岩という、1億5千万年前のマグマが固まってできた希少な輝石です。
サウナ室詳細スペック
項目 | 男性サウナ | 女性サウナ |
---|---|---|
温度 | 約90-95℃(体感温度は100℃近く) | 約88℃ |
収容人数 | 約16名(L字型2段式ベンチ) | 約16名 |
ロウリュ | オートロウリュ(約20分間隔) | オートロウリュ(約20分間隔) |
壁材 | 樹齢400年オールドグロス・ウエスタンレッドシダー | 同左 |
BGM | AIで生成した美瑛の雪の音(ヒーリング音楽) | 同左 |
TV | なし(瞑想的な空間を重視) | なし |
特徴 | 石垣サウナ(北海道日高産三岩かんらん岩) | 男性サウナとほぼ同等仕様 |
五感を満たすサウナ体験として、嗅覚では樹齢400年の木材が放つ本物の木の香り、聴覚では美瑛の雪が落ちる音をAIで生成したヒーリング音楽、触覚では無数の石から放出されるまろやかな輻射熱、視覚では石垣に囲まれた荘厳な空間を楽しめます。
オートロウリュが始まると、「シュー、シャワワワワー、ジュワーー!!」という最高のサウンドと共に、熱い蒸気が室内を満たします。これは暴力的な熱波ではなく、全身を優しく、しかし確実に包み込む、計算し尽くされた聖なる蒸気でした。
青の水風呂|18℃木炭濾過の極上クールダウン

十分に蒸された身体を、サウナ室のすぐ外にある掛け湯で清めます。そして、スタイリッシュな照明に照らされた「青の水風呂」へ。
水風呂詳細スペック
項目 | 男性水風呂 | 女性水風呂 |
---|---|---|
温度 | 17-18℃(絶妙な温度設定) | 約18℃ |
濾過システム | 木炭濾過による高純度 | 木炭濾過による高純度 |
給水 | 壁・足元から常時新しい水を供給 | 同左 |
収容人数 | 約4-8名 | 約4名 |
水深 | 40-60cm(肩まで浸かれる) | 同左 |
特徴 | 熊の蛇口デザイン、青色ライトアップ | 同左 |
木炭で浄化された水は透明度が高く、18℃という温度は熱くなった身体を鎮めるのに完璧。冷たすぎず温かすぎず、長時間入っていても心地よい温度設定でした。2分間しっかりと浸かると、心臓がゆっくりと正常なリズムを取り戻していくのが分かります。
至高の外気浴|特注ウッドチェアでの完璧なととのい

水風呂から上がり、体をしっかり拭いて外気浴スペースへ。ここには”ととのえ親方”監修の特注ウッドチェアが設置されています。
フルフラットリクライニングチェア3席(人間工学的115度設計)とデッキチェア4席(アディロンダック風)が配置され、板壁の隙間から札幌の外気を取り入れた環境で、他の利用者を気にせずリラックス可能な十分な広さが確保されています。
このチェアが本当に素晴らしくて、座った瞬間に完璧な角度で体を預けることができます。目を閉じて深呼吸すると、木の香りと外気が心地よく、まさに至福のととのいタイム。5-8分間の休憩で、体の芯から温まった熱と水風呂の冷たさが絶妙にバランスして、あの**”ととのった”感覚**を存分に味わうことができました。
サウナ利用の実践的なコツ
僕が実際に利用して感じた、混雑を避ける最適な時間帯をご紹介します。
超推奨時間帯として、早朝6:00-8:00(ほぼ貸切状態)と深夜23:00-25:00(落ち着いた雰囲気)があります。推奨時間帯は平日夕方15:00-17:00(チェックイン直後)と平日夜21:00-22:00(夜鳴きそば前)。避けるべき時間帯は週末夜19:00-22:00(最混雑)です。
利用時の注意点として、脱衣所に時計がないためスマートウォッチ等の持参を推奨します。サウナマットはビート板タイプが常備され清潔に管理されており、水分補給は脱衣所にウォーターサーバーが完備されています。
食事・サービス完全ガイド|朝食からラウンジまで
夜の楽しみ「おやすみそらーめん」

サウナで最高にととのった後の楽しみが、21:00-23:00限定の無料ラーメンサービス「おやすみそらーめん」です。
22時頃に2階レストラン(ライブキッチン形式)向かうと、作りたてのラーメンを提供してくれます。魚粉出汁の効いた味噌ラーメンで、茶碗一杯分程度の食べやすいサイズ。濃厚ながらすっきりとした後味で、柚子七味をかけて食べると絶品!
サウナ後の「サ飯」として、これ以上ない満足感でした。量も程よく、深夜に食べても重すぎない配慮が嬉しいですね。
朝食ビュッフェ|北海道食材の魅力と改善の余地

7:00-9:30に2階レストラン(84席)で提供される朝食ビュッフェを体験しました。コンセプトは「北海道が誇る畜産と酪農にフォーカス」。

注目メニューとして、焼きたてパン(クロワッサン、パン・オ・ショコラなど数種類)、北海道産食材(スクランブルエッグ、チキンスープカレー)、ご飯のおとも(北海道米「ななつぼし」と豊富な副菜)、魚料理(焼きほっけなど地元の味)があります。
特に印象的だったのはスープカレー。朝からこんなに美味しいスープカレーが食べられるなんて、さすが北海道!と感動しました。
ただし、正直に言うと、札幌の他の高級ホテルと比較するとやや物足りない印象もありました。改善を期待したい点として、メインディッシュのインパクト不足、品数がやや少なめ、ライブキッチンなどの演出が欲しい、といった声が他の宿泊客からも聞こえてきます。
10階専用ラウンジ|サウナ後の至福のひととき

プレミア客室以上の宿泊者が無料利用できる10階の専用ラウンジも体験しました(その他客室は3,300円で利用可能)。
営業時間は7:00-24:00で、10階の眺望良好な場所にあります。家具は旭川のカンディハウス製の上質な家具で統一され、フリードリンク・スナック付きのサービスが受けられます。
ドリンクサービスでは、サッポロクラシック生ビール(サウナ上がりに最高!)、ウイスキー・ワイン(種類豊富)、ソフトドリンク(コーヒー、ジュース等)が楽しめます。フードはドーナツ・マフィン(しっとりして美味しい)、軽スナック(ナッツ類など)が用意されています。
サウナでととのった後、キンキンに冷えたサッポロクラシックを一杯。この瞬間は、まさに至福の時間でした。
改善を期待したい面として、夜遅い時間はビールが品切れになることがある、もう少し塩気のあるおつまみがあると完璧、グループ客の声が大きい時がある、といった点が挙げられますが、総じて満足度の高いサービスです。
その他のホテルサービス

館内設備として、コインランドリー(レストラン横に設置)、自動販売機(各フロアに設置)、製氷機(各フロア完備)、レンタサイクル(無料・先着順、冬季不可)があります。
便利なサービスでは、荷物預かり(チェックアウト後も利用可能)、レンタル品(アイロン、爪切りなど)、Wi-Fi(全館無料接続、下り50Mbps超)が提供されています。
特にレンタサイクルがあるのは嬉しいポイント。札幌市内の散策に活用したいサービスですね。
アクセス・料金・予約完全ガイド|お得に利用するための全情報

新千歳空港からのアクセス方法
東京から新千歳空港経由で向かいました。空港からのアクセス方法はいくつかありますが、それぞれの特徴をまとめてみました。
アクセス方法比較表
交通手段 | 所要時間 | 料金 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
JR快速エアポート + 地下鉄 | 約50分 | 1,440円 | 安価・確実 | 乗り換え必要 |
空港バス直行便 | 約75分 | 1,300円 | 乗り換え不要 | 時間がかかる |
定額タクシー | 約50分 | 約12,300円 | ドア・ツー・ドア | 高額・要予約 |
nearMe相乗りサービス | 約50分 | 4,990円 | コスパ良い | 前日18時まで要予約 |
僕が選んだのはJR快速エアポート + 地下鉄のルートです。新千歳空港 → 札幌駅(36分、1,150円)→ さっぽろ駅 → 豊水すすきの駅(4分、210円)で、総額1,360円、所要時間約50分で到着。
重要な注意点として、冬季(12-3月)はJRが吹雪による運休が頻発するため、空港バスが代替手段として重要になります。
豊水すすきの駅からホテルまで
豊水すすきの駅の6番出口を出て、案内に従って歩くこと約4分。住宅街の中にある12階建ての建物が暖雪札幌です。すすきのの喧騒から少し離れた静かなエリアで、夜でも安心して歩けました。創成川を挟んでいるため、繁華街にありながら落ち着いた環境なのが印象的でした。
詳細料金体系とお得な利用方法
追加料金一覧
大浴場・サウナ利用(3,300円/人、スーペリア・モデレート客室)、専用ラウンジ利用(3,300円/人、プレミア以外の客室)、駐車場(1,650円/泊、車高155cm以下限定)、入湯税(150円/人/泊、12歳以上、札幌市条例)、延長料金(2,200円/時間、チェックアウト時間超過)などがあります。
最もお得な予約戦略
期間限定特典として、開業記念プラン(最大15%OFF、2025年7月末まで)、早期予約特典(30日前予約で約10%割引)、連泊特典(2泊以上で割引適用)があります。
支払い方法は現金・クレジットカード対応で、VISA、Master、JCB、American Express、Diners、銀聯が利用可能です。注意点として、デビットカードは利用不可です。
キャンセルポリシー
キャンセル時期 | キャンセル料 |
---|---|
宿泊2日前まで | 無料 |
宿泊前日 | 宿泊料金の20% |
宿泊当日 | 宿泊料金の80% |
不泊(連絡なし) | 宿泊料金の100% |
重要な注意点として、予約変更も同様の規定が適用されるため、予定が確定してからの予約をおすすめします。
駐車場の注意点と対策
このホテルを訪れる際に、最も注意すべき点が駐車場です。機械式駐車場の制限として、ホテルには80台分の機械式駐車場がありますが、車高1.55m、車幅1.75m、全長4.8m以下という厳しいサイズ制限があります。つまり、SUVやミニバンなど、車高の高い車はほぼ駐車不可能と考えた方が良いでしょう。
先着順という現実も重要で、駐車場は予約不可の先着順のため、たとえサイズの小さい車であっても、夕方以降に到着した場合、満車である可能性は高いです。
対策として、車で訪れる予定の方は、①可能な限り早い時間にチェックインする、②車高の低い車を選ぶ、③最初から公共交通機関を利用する、のいずれかを強く推奨します。
競合比較・周辺情報|札幌サウナ戦国時代での立ち位置
札幌プレミアムサウナホテル比較
札幌には素晴らしいサウナ付きホテルが複数あります。暖雪札幌がどの立ち位置にあるのか、主要競合と比較してみました。
ホテル名 | サウナ温度 | 水風呂温度 | 特徴 | 料金帯 |
---|---|---|---|---|
暖雪札幌 | 90-95℃ | 18℃ | ととのえ親方監修、木炭濾過 | 4,850円〜 |
由縁札幌 | 87℃ | 17℃ | 登別温泉、岩をくり抜いた水風呂 | 19,500円〜 |
JRタワー日航 | 90-100℃ | 不明 | 22階スカイスパ、絶景 | 15,000円〜 |
ベッセルカンパーナ | 90℃ | 14℃ | 宿泊者無料、檜の水風呂 | 8,000円〜 |
ONSEN RYOKAN 由縁札幌は、高級温泉旅館体験とサウナを求める方におすすめ。登別カルルス温泉の運び湯と岩をくり抜いた唯一無二の水風呂が特徴的で、高価格帯(19,500円〜)の設定です。
JRタワーホテル日航札幌は、駅直結の利便性と絶景サウナを求める方に最適。22階からの圧倒的眺望と天然温泉が魅力で、ラグジュアリー価格(15,000円〜)、ただしスパは宿泊者も有料(2,150円)となります。
ベッセルホテルカンパーナすすきのは、コスパ重視のサウナ利用者向け。宿泊者無料で檜造りの水風呂が機能的、中価格帯(8,000円〜)ですが、外気浴スペースがないのが欠点です。
暖雪札幌の独自ポジション

最大の強みとして、①唯一の”ととのえ親方”監修(他では体験できない本格設計)、②独自の木炭濾過水風呂(業界初の技術革新)、③完璧な動線(サウナ→水風呂→外気浴の理想的配置)、④コスパの良さ(中価格帯で最高品質のサウナ体験)が挙げられます。
結論として、暖雪札幌は「サウナ設備の品質」で他を圧倒し、中価格帯で最高の体験価値を提供する唯一無二の存在です。
周辺サウナ施設ガイド
暖雪札幌の素晴らしいサウナを堪能した後、「もっと札幌のサウナを楽しみたい!」という方のために、周辺のおすすめサウナ施設をご紹介します。
徒歩圏内のサウナ施設として、スゴイサウナ 札幌すすきの店(徒歩約12分、ドライサウナ80℃、地下水13℃水風呂、ムーディな地下空間)、Jasmac Plaza(とうきょう)(徒歩約10分、天然温泉併設、95℃サウナ、露天風呂あり)があります。
公共交通でアクセス可能な施設では、ナエボスタティオン温泉 蔵の湯(地下鉄東豊線で約25分、栄町駅直結、大型スーパー銭湯、88℃サウナ、広い外気浴テラス)、フミノサウナ(地下鉄東豊線で約20分、予約制プライベートサウナ、90℃個室サウナ、木炭濾過水風呂)などがあります。
これらの施設と暖雪札幌を組み合わせれば、札幌サウナ巡りの完璧なプランが組めますね!
季節別おすすめ情報
春(3-5月)は、ホテルコンセプトの「5番目の季節」(冬から春への移り変わり)を最も体感できる時期で、外気浴での桜や新緑を感じながらのととのい体験、開業記念プラン(7月末まで)でお得に宿泊可能です。注意点として、GW期間は混雑・料金上昇のため早めの予約が必要です。
夏(6-8月)は、外気浴が最も快適な季節で長時間のととのいが可能、札幌の短い夏を満喫しながらのサウナ体験、周辺観光スポット巡りとの組み合わせが最適です。ただし、観光ハイシーズンのため料金は最高値、2-3ヶ月前の予約が必須となります。
秋(9-11月)は、紅葉を眺めながらの外気浴が絶景、涼しくなる気候でサウナがより心地よく感じられる、秋の味覚と組み合わせた札幌グルメツアーも楽しめます。10月後半は急激に寒くなるため、外気浴時の防寒対策が必要です。
冬(12-2月)は、雪景色を眺めながらの外気浴は他では体験できない絶景、寒さの中でこそ感じられる真の「温もり」を体験、雪まつり期間は特別な札幌を満喫可能です。注意点として、JR運休時は空港バス利用推奨、外気浴は短時間で防寒具必携、雪まつり期間は超繁忙期のため料金・混雑に注意が必要です。
実用ガイド|FAQ・持参アイテム・攻略法

よくある質問|実際の宿泊者が気になるポイント
アクセス・駐車場関連
Q. 駐車場は利用できますか? A. 機械式駐車場80台あり(1,650円/泊)。ただし車高155cm、全幅175cm、全長485cm、重量1,600kg以下の制限があります。SUVやミニバンは利用不可のため、事前確認必須です。
Q. 新千歳空港からのアクセス方法は? A. JR快速エアポート+地下鉄が最も便利(約50分、1,440円)。空港バス直行便(約75分、1,300円)も利用可能。冬季はJR運休に注意。
Q. 最寄り駅からの道のりは? A. 豊水すすきの駅6番出口から徒歩約4分。住宅街の静かな道のりで、夜でも安全に歩けます。
サウナ・温浴施設関連

Q. サウナの利用時間は? A. 15:00-25:00、6:00-10:00。特に早朝6:00-8:00は空いており、貸切状態で楽しめることが多いです。
Q. サウナ利用に追加料金はかかりますか? A. プレミア客室以上は無料。その他の客室(スーペリア、モデレート)は3,300円/人で利用可能です。
Q. サウナは何歳から利用できますか? A. 中学生(13歳)以上から利用可能。異性の大浴場への入浴は6歳(未就学児)までです。
宿泊・サービス関連

Q. 一人でも宿泊しやすいですか? A. はい。僕も一人で宿泊しましたが、スタッフの対応も丁寧で、一人利用に配慮されています。サウナも一人でじっくり楽しめます。
Q. 子連れでも利用できますか? A. 可能です。ファミリースイートなら6名まで宿泊でき、キッチンや洗濯機も完備。添い寝は小学生以下無料(公式サイト・電話予約限定)。
Q. 女性一人でも安心して利用できますか? A. 男女別の大浴場・サウナで、セキュリティもしっかりしています。女性サウナも男性と同等の設備で安心です。
Q. Wi-Fiの速度は十分ですか? A. 全館無料で下り50Mbps超の高速接続。リモートワークにも十分対応できます。
料金・予約関連
Q. 予約はいつ頃から取るべきですか? A. 30日前予約で割引になるため、早めの予約がお得。特に週末は満室になりやすいので、1ヶ月前には予約することをおすすめします。
Q. キャンセル料はいつから発生しますか? A. 宿泊2日前まで無料、前日20%、当日80%です。
Q. 朝食は付けるべきですか? A. 北海道食材を使った美味しい朝食ですが、札幌の他の高級ホテルと比較するとやや物足りない印象。周辺に美味しい店も多いので、素泊まりという選択肢もあります。
Q. おやすみそらーめんはどんな味ですか? A. 魚粉出汁の味噌ラーメンで、濃厚ながらすっきりとした後味。サウナ後のサ飯として最高です。21:00-23:00の無料サービスです。
バリアフリー・特別対応関連
Q. 車椅子でも利用できますか? A. ユニバーサルルームを1室(2階)用意。車椅子用エレベーター、対応トイレも完備されています。
Q. 外国語対応はありますか? A. 英語、韓国語、中国語に対応しています。
Q. ペット同伴は可能ですか? A. ペット同伴での宿泊は不可となっています。
サウナ愛好家が持参すべき神器
僕が全国のサウナを巡る中で見つけ出した、サウナステイを極める「三種の神器」をご紹介します。
1. サウナハット|思考を深化させるための盾
おすすめ商品として、コンテックス×サウニャー FOCUS SAUNA HAT(高品質な今治タオル認証品、オーガニックコットン100%使用、深めの設計でサウナに没入できる)、Totonoi Japan サウナハット(つば付き)(つばが深いバケット型で女性にも人気、洗いやすく手入れが簡単、カジュアルなデザインで使いやすい)があります。
2. サウナタオル|吸水と速乾の機能美
コンテックス MOKU ライトタオルは、わずか50gの驚異的な軽さ、綿100%で吸水性抜群、速乾性に優れ部屋干しでもすぐ乾く、100cmサイズで使い勝手良好という特徴があります。
3. パーソナルアロマオイル|香りを纏う贅沢
rento サウナフレグランス(フィンランド本場のロウリュ専用アロマ、白樺(バーチ)で森林浴気分、ユーカリやシトラスなど豊富なラインナップ)、NAGOMI AROMA 吉野ひのき エッセンシャルオイル(国産天然ヒノキオイル、森林浴をしているような清々しい香り、瞑想的なサウナ体験にぴったり)がおすすめです。
実践的な滞在コツ
チェックイン時の戦略として、可能な限り早い時間にチェックイン(駐車場確保のため)、サウナ利用方法をフロントで詳しく確認、混雑時間帯の情報を事前収集することが重要です。
サウナ利用の極意では、早朝6:00-8:00の貸切タイムを狙う、オートロウリュのタイミング(毎時00分、20分、40分)を把握、水分補給は脱衣所のウォーターサーバーを活用することをおすすめします。
総合評価とまとめ|サウナ愛好家なら絶対に体験すべきホテル

僕の率直な感想
正直に言って、暖雪札幌は僕がこれまで体験した中でも最高クラスのサウナホテルでした。
特に感動したポイントとして、ととのえ親方監修の完璧なサウナ設計、18℃木炭濾過水風呂の絶妙な温度、特注ウッドチェアでの極上外気浴、おやすみそらーめんの心遣い、新しいホテルならではの清潔感が挙げられます。
改善を期待したい点は、朝食のさらなる充実、スタッフサービスの安定化(開業間もないため)、駐車場制約の改善です。
リピートあり?おすすめ度は?

絶対にリピートします。特に次回はサウナ付きプレミアツインに宿泊して、プライベートサウナも体験してみたいです。
強く推奨する方
- サウナを愛する全ての方(初心者〜上級者)
- 本格的な「ととのい」体験を求める方
- 出張で疲れを癒したいビジネスマン
- カップル・夫婦でのプライベートサウナ体験
- 札幌観光での特別な体験を求める方
条件付きで推奨する方
- 車利用者: 駐車場制約があるため事前確認必須
- 朝食重視の方: 期待値を下げておけば十分満足できる
- 完璧なサービスを求める方: 開業間もないため、大目に見る気持ちが必要
最後に|札幌で最高のサウナ体験を

札幌には素晴らしいサウナ付きホテルがたくさんありますが、「ととのい」の質を最重視するなら、暖雪札幌が現時点でベストチョイスだと確信しています。
“ととのえ親方”が監修した本格サウナと、今井健太郎氏が手がけた美しい空間。そして何より、このホテルが目指す「冬日可愛」-冬の太陽のような温もり-を、きっとあなたも感じることができるはずです。
僕のように、日々の疲れを抱えたサラリーマンの方、サウナで人生を豊かにしたい方、札幌での特別な時間を求める方。ぜひ一度、この「暖雪札幌」で、極上の「ととのい」体験をしてみてください。
あなたのサウナライフが、きっと一段階レベルアップするはずです。
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この記事は2025年7月時点の情報に基づいて作成されています。料金やサービス内容は変更される場合がありますので、予約前に各公式サイトでご確認ください。また、この記事に含まれる情報は記事作成時点のものであり、最新の情報については公式サイトをご確認ください。