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【2024年最新】渋谷文化進化SAUNAレビュー!カプセルホテル渋谷の跡地に誕生した新サウナの全貌に迫る

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カプセルホテル渋谷の思い出

SNSを何気なく眺めていると、ある投稿が目に飛び込んできました。「渋谷文化進化SAUNA、10月15日オープン!」。思わず、スマホを握る手に力が入りました。この場所、以前はカプセルホテル渋谷があった場所。私にとって、思い出深い場所でした。

カプセルホテル渋谷には何度も通っていました。仕事で遅くなった日、終電を逃してしまった日、友人との飲み会の後に立ち寄った日。あのボナサウナの熱気、水風呂のひんやりとした冷たさ、そして休憩室で眺めていた夜景。全てが懐かしい思い出として心に残っています。

2022年に閉店のニュースを聞いたときは、正直ショックでした。渋谷のサウナといえば、私の中ではここが一番のお気に入りだったから。「なくなっちゃうのかぁ…」と、何となく寂しい気持ちになったのを覚えています。

でも、今回のニュースを見て、なんだかワクワクが止まりません。カプセルホテル渋谷の跡地に、新しいサウナ施設が誕生する。しかも、以前のボナサウナを引き継いでいるとか。これは絶対に行かないと!

「サウナの聖地が帰ってくる」。そんな期待を胸に、早速、オープン初日に行くことを決めました。まさか、あの場所でまたサウナに入れる日が来るなんて。何だか運命的なものを感じます。懐かしさと新しさが混ざり合った特別な体験になりそうな予感がしています。

仕事帰りに道玄坂を登る

引用:https://www.instagram.com/shibuya_bunkashinka

あいにく今日は雨。でも、そんな天気も気にならないくらいワクワクしています。渋谷駅の改札を出て、雑踏の中を歩き始めました。ハロウィンシーズンということもあり、いつも以上に人が多い気がします。仮装した若者たちが道を行き交い、普段とは少し違う渋谷の雰囲気を感じます。

道玄坂を上っていく途中、ふと立ち止まって息を整えました。「ちょっと、坂がきつくないですか?」と独り言を呟きながら、周りを見渡します。昔はこの坂道を何度も上り下りしていたのに、最近は運動不足なのか、少し息が上がってしまいます。

でも、その息切れも期待感で吹き飛びます。以前のカプセルホテル渋谷があった場所に近づくにつれて、懐かしい記憶が次々と蘇ってきます。「あのラーメン屋、まだあるんだ」「この自販機、前からあったよな」なんて、つい昔を思い出してしまいます。

引用:https://www.instagram.com/shibuya_bunkashinka

道玄坂上交番の前まで来ると、新しい看板が目に入りました。「渋谷文化進化」。デザインは新しくなっていますが、建物自体は変わっていない気がします。1階には「渋谷文化進化RAMEN/TACHINOMI」の文字。煮干しの香りが漂ってきて、思わず食欲をそそられます。

雨の中、外階段を見上げると、3階にサウナの入り口があるようです。「よし、行ってみよう」と心の中で決意を固めました。懐かしい場所が新しい姿で生まれ変わる。その瞬間に立ち会えることに、なんだかちょっと感動してしまいます。

外観の第一印象

引用:https://www.instagram.com/shibuya_bunkashinka

外階段に足を掛けると、1階から漂ってくる煮干しラーメンの香りが食欲をそそります。「サウナの後に食べに来よう」と心に決めながら、ゆっくりと階段を上っていきました。雨で少し濡れた階段を慎重に進みます。これがメインの入口なんですね。なんだか秘密基地に向かうみたいでワクワクします。

3階に到着すると、シンプルでモダンな雰囲気の入口が。扉を開けると、受付カウンターがすぐ目の前にありました。スタッフさんが「いらっしゃいませ」と優しく声をかけてくれます。「あの、初めてなんですけど…」と言いかけると、「LINE登録をお願いします」と案内されました。

スマホを取り出してQRコードを読み取ります。「えーと、これでいいのかな?」と少し戸惑いながら登録を進めていると、「会員登録していただくと、料金がお得になりますよ」とスタッフさんが教えてくれました。なるほど、これが噂のスマートエントリーシステムというやつなんですね。

受付周りを見渡すと、下足箱が並んでいます。数えてみると20個くらい。「15人限定」という噂は本当みたいです。コンパクトな施設なんだなぁと実感します。でも、その分落ち着いた雰囲気が漂っていて、なんだか居心地が良さそうな予感。

壁には「渋谷文化進化SAUNA」のロゴが。シックな色使いとデザインが、どこか懐かしさと新しさを兼ね備えているような気がします。「文化を進化させる」というコンセプトが、この外観からも伝わってくるような気がしました。

受付での戸惑い

「えっと、これでいいのかな…」と、スマートエントリーシステムと格闘していると、スタッフさんが「まだ調整中の部分もありまして…」と申し訳なさそうに笑顔を見せてくれます。オープン初日ならではのトラブルみたいですね。でも、丁寧にサポートしてくれるので安心です。

入店時に発行される4桁の番号を入力して、やっと入場完了。靴箱の番号とロッカーの番号が同じと教えてもらい、「なるほど、考えられてるなぁ」と感心。ちなみに奇数番号は上段、偶数番号は下段のロッカーになるそうです。なんだか暗号を解くみたいで楽しくなってきました。

「90分コースでお願いします」と伝えると、1,800円のお支払い。クレジットカードを取り出しながら「現金は使えないんですよね?」と確認すると、スタッフさんが「はい、キャッシュレス決済のみとなっております」と丁寧に説明してくれました。

フェイスタオルを受け取り、ロッカーキーを手に取ります。バスタオルは有料と聞いていたので、今日は持参してきました。「あ、そうだ、サウナハットも持ってくれば良かったな」と、少し後悔。でも、販売もしているみたいなので、また今度買おうかな。

脱衣所でのひと工夫

脱衣所に入ると、確かにコンパクト。でも、無駄のないレイアウトで、必要なものは全て揃っているんです。「なるほど、これが銭湯以上、個室サウナ未満っていうことかな」と、妙に納得してしまいました。

ロッカーは縦長で、下段のロッカーを使う時は確かに頭をぶつけそう。慎重に身をかがめながら、荷物を収納します。「あれ?隣の人とぶつからないかな…」と気にしながら、でも不思議と他のお客さんとうまく距離を取れている感じ。みんな暗黙の了解みたいなものがあるんでしょうね。

自販機を発見。「サウナの後に飲もう」と思って、ポカリを購入。冷蔵庫に入れておけば、ちょうど良い冷たさになりそうです。でも、値段が少し高めかな。500mlで200円するんですよね。まあ、立地を考えれば仕方ないのかも。

着替えながら、他のお客さんをちらっと観察。若い人が多いような気がします。カジュアルな雰囲気で、皆さんリラックスしている様子。会話も自然と抑え目で、心地よい空間が保たれています。

準備を終えて、浴室への扉に向かいます。「あれ、手動なんだ」と少し驚き。開けてみると結構重たい。閉めないと寒そうだけど、かといって勢いよく閉めると大きな音がしそう。「これは難しい」と思いながら、できるだけ静かに扉を閉めました。よし、これで準備完了。いよいよサウナタイムの始まりです。

懐かしくも新しいサウナ室

サウナ室に入る前に、サウナマットを手に取りました。「昔と同じ場所にあるな」と、何だか嬉しくなります。扉を開けると、懐かしい熱気が顔に当たります。でも、内装は新しくなっていて、レンガ調の壁が落ち着いた雰囲気を演出しています。

「あ、あの席まだあるんだ!」と、思わず声が出そうになりました。カプセルホテル渋谷時代の名物だった、ちょっと窪んだ一人掛けの場所です。今日はまだ空いているみたい。でも、まずは様子見で普通の席に座ることにしました。

温度計を見ると94度。「うーん、昔より少し温度高くなってる?」なんて考えていると、突然「シュー」という音が。びっくりして周りを見回すと、どうやらオートロウリュが始まったみたいです。15分おきにあるって聞いていましたが、タイミングが良かったですね。

正面の壁には大きなテレビが設置されていて、焚き火の映像が流れています。パチパチという音も聞こえてきて、なんだか本物の薪サウナにいるような錯覚を覚えます。「凝ってるなぁ」と感心していると、熱い蒸気が天井から降りてきました。

汗が滝のように流れ始めます。湿度が高めなので、体感温度はもっと高く感じます。でも、不思議と息苦しさはありません。ボナサウナの特徴なんでしょうか。「これは気持ちいい…」と、ついウトウトしそうになりながら、しっかり10分を目安に過ごすことにしました。

サウナ室タイプボナサウナ
最大収容人数15名
室温87℃〜90℃
段数2段L字
オートロウリュ15分に1回
湿度やや低め
特徴モニターに焚き火や絶景などの映像あり
サウナマット有り

個室感覚の水風呂体験

サウナを出て、水風呂に向かいます。「へぇ、ROOFTOPみたいな感じなんだ」と、白い一人用バスタブを見て思わず声が出そうになりました。2つ並んでいて、どちらも同じ大きさ。ちょっと小さめですが、それがかえって個室感覚を味わえる感じです。

おそるおそる足を入れると、「うわっ!」思わず声が出そうになります。めちゃくちゃ冷たい!体感では13度くらいでしょうか。サイドから水流も出ていて、これがまた冷たくて気持ちいい。「でも、ちょっと浅いかな…」と思いながら、なんとか肩まで浸かろうと体を縮めます。

水風呂から顔を出すと、ちょうど目の前にシャワーブースが。「あ、水しぶきが飛んでくるかも」と気づきましたが、今はシャワーを使っている人がいないので大丈夫そう。でも、混んでいる時間帯は要注意かもしれません。

1分ほど浸かっていると、自動で水が補給される音が。「おっ、水質管理もしっかりしてるんだな」と感心します。確かに、水はとても清潔な感じがします。交換頻度が高いからかな?

バスタブ型なので、全身を一度に冷やすのは少し工夫が必要です。でも、この冷たさなら、部分的に冷やしていくだけでも十分にキリッとします。「よし、これなら2セット目も頑張れそう!」と、なんだか元気が出てきました。

プラネタリウムのような休憩時間

引用:https://www.instagram.com/shibuya_bunkashinka

水風呂から上がり、休憩スペースに向かいます。「おお…」思わず声が出そうになりました。アディロンダックチェアが7脚、整然と並んでいて、その正面の壁には宇宙の映像が投影されています。なんだかプラネタリウムに来たみたいです。

深く腰掛けると、ちょうど良い角度で映像が目に入ってきます。ヒーリングミュージックも流れていて、思わずウトウトしそうになります。「あ、扇風機もあるんだ」と気づいて、心地よい風を感じながらゆっくりと呼吸を整えます。

宇宙の映像を眺めていると、不思議な感覚に襲われます。広大な宇宙の中で、今この瞬間、自分はここでととのっているんだな…なんて、ちょっと深い考えに浸ってしまいました。でも、そんな贅沢な時間を過ごせるのも、この施設の魅力かもしれません。

他のお客さんも、それぞれマイペースでリラックスしています。若い人が多いですが、皆さん静かに過ごしていて、心地よい空間が保たれています。たまに会話が聞こえてきますが、音楽のボリュームが程よいので、気になりません。

椅子にはドリンクホルダーも付いているんですよ。細かい配慮が嬉しいですね。「あ、でも水分補給するの忘れてた」と気づいて、次のセットの前に自販機でジュースを買おうと心に決めました。こうして、ゆっくりと「ととのい」の時間を過ごしていると、いつの間にか心も体もリセットされていくような気がします。

温浴槽でのひと息

サウナと水風呂のセットを2回ほど楽しんだ後、ふと温浴槽の存在を思い出しました。「あ、そういえばお湯につかってないや」と気づいて、水風呂の向かい側にある一人用の温浴槽に向かいます。42度の優しい温度で、ちょうど良い感じ。

バスタブタイプの浴槽なので、確かに少し狭いかもしれません。でも、一人でゆっくり浸かるには十分な大きさ。むしろ、この個室感が贅沢に感じます。「なんか、高級ホテルのような…」なんて考えながら、のんびりと湯船に身を委ねます。

先ほどまでの水風呂との温度差が、また気持ちいいんです。体の芯まで温まっていくような感覚。「これは良いアイデアだな」と感心しました。サウナ施設なのに、しっかりとお風呂も楽しめる。バランスの取れた構成だと思います。

ぬるめのお湯なので、長時間浸かっていても大丈夫そう。ゆっくりと体を伸ばしながら、天井を見上げます。間接照明が優しく空間を照らしていて、心地よい雰囲気です。「あぁ、幸せ…」と、つい声が漏れそうになります。

でも、混雑時は譲り合いが必要かもしれませんね。一つしかない温浴槽ですから。「そろそろ出ようかな」と考えながら、最後にもう少しだけこの贅沢な時間を楽しむことにしました。心も体も、完全にリラックスモードです。

シャワー待ち問題の攻略法

2回目のサウナを終えて、シャワーに向かおうとした時、ふと気づきました。2台しかないシャワーの前に、小さな列ができていたんです。「あ、これは盲点だった」と反省。確かに、施設の規模に対してシャワーの数が少ない気がします。

待っている間、シャワーブースの特徴を観察してみました。カーテンが体に張り付きそうなくらい狭いスペース。水圧も少し弱めかな。でも、シャンプーやボディーソープは高級感のあるPROVINSCIAブランド。「なんか、贅沢な気分」と、待ち時間も苦にならない不思議。

大塚誠也
大塚誠也

11月に入って再訪した時には、シャワーカーテンは撤去されていました。

混雑を避けるコツとしては、サウナの休憩時間を少し長めに取るのが良さそうです。みんなが一斉にシャワーに向かうタイミングを外すというわけです。「なるほど、これは使える情報かも」と、次回からの作戦を立てながら待ちます。

シャワーブースは水風呂の真向かい。使っている時に水風呂から水しぶきが飛んでくることもあるみたいです。「これは、ちょっと設計ミスかな?」なんて考えながらも、「まあ、みんな気を付けて使ってるし」と、大らかな気持ちで受け止めることにしました。

ようやく順番が回ってきて、シャワーを浴びながら考えます。「施設の規模からすると、仕方ないのかな」と。でも、この問題をクリアできれば、もっと快適な施設になりそうな気がしました。「次は、タイミングを見計らって来よう」と、新たな攻略法を心に留めます。

施設の細部へのこだわり

施設内を歩き回りながら、随所に感じる細かなこだわりに気付きました。まず、アメニティの選択。PROVINSCIAブランドのシャンプーやボディソープは、香りが良くて使い心地も抜群です。「これ、家でも使いたいな」なんて思ってしまいます。

休憩スペースの扇風機の設置位置も絶妙です。直接風が当たりすぎず、でも程よい涼しさを感じられる。これって、かなり考えられた配置なんじゃないでしょうか。プロジェクターの映像と合わせて、まるで外気浴をしているような錯覚すら覚えます。

サウナマットの質感にも驚きました。程よい厚みがあって、座り心地が良い。「これなら長時間座っていても大丈夫そう」と安心感があります。カプセルホテル渋谷時代から、サウナへのこだわりは健在なんですね。

浴室内の照明も工夫されています。明るすぎず暗すぎず、リラックスできる絶妙な明るさ。木の香りも心地よく漂っていて、五感で楽しめる空間づくりがされているんです。「これ、結構すごいな」と、改めて感心してしまいます。

ただ、時計が見づらいのは少し残念。「まあ、時間を気にしないのも贅沢かも」なんて、ポジティブに考えることにしました。細部へのこだわりを探すのも、サウナの新しい楽しみ方かもしれません。

1階のラーメンの誘惑

引用:https://www.instagram.com/shibuya_bunkashinka

サウナでしっかり汗を流した後は、やっぱりお腹が空きます。入店時から気になっていた1階の「渋谷文化進化RAMEN/TACHINOMI」の存在が、今更ながら強く意識されてきました。「丿貫」監修と聞いて、これは期待できそうです。

体を拭いて着替えを済ませ、3階から階段を降りていきます。1階に近づくにつれて、煮干しの香りが強くなってきます。「うーん、これは誘惑に勝てないかも…」と、既に心は決まっていました。

店内に入ると、立ち飲みスペースの活気ある雰囲気が広がっています。カウンターには数人のお客さんが、それぞれビールを片手に楽しそうに会話を交わしています。「サウナ上がりにビールって、確かに魅力的だけど…今日は我慢しよう」と、理性で自分を抑えます。

メニューを見ると、ラーメンは一日50食限定とのこと。「まだ残ってるかな?」と少し心配になりましたが、運良く注文できました。まぜそば、つけ麺、ラーメン、3つの楽しみ方があるそうです。今回はシンプルにラーメンを注文。

待っている間、店内の雰囲気を観察します。昼はラーメン、夜は立ち飲み屋として営業しているこの空間。サウナと飲食が融合した新しいスタイルって、なんだか渋谷らしい進化を感じます。「そうか、これが文化進化か」と、妙に納得してしまいました。

帰路で振り返る新施設の魅力

施設を後にして、夜の渋谷の街に出ました。雨は上がっていて、道玄坂の喧騒が心地よく感じます。「さっきまでこんな静かな空間にいたんだな」と、不思議な感覚に襲われます。

カプセルホテル渋谷時代と比べて、随分と雰囲気が変わりました。でも、サウナの本質的な部分は、しっかりと受け継がれている。それどころか、新しい要素も加わって、より魅力的な空間になっているような気がします。

道玄坂を下りながら、今日の体験を振り返ります。ボナサウナの心地よい熱さ、キンキンに冷えた水風呂、プラネタリウムのような休憩スペース。そして、最後に楽しんだラーメンまで。「サウナ施設の新しい形かもしれないな」と考えていると、いつの間にか渋谷駅に着いていました。

電車を待ちながら、もう次はいつ来ようかと考えています。混雑を避けるなら、開店直後か、夜遅めの時間帯がいいかも。「サブスクリプションプランもあるんだよな…」と、つい真剣に検討してしまいます。

結局、カプセルホテル渋谷の跡地に、新しい渋谷の文化が生まれつつあるのかもしれません。「また来よう」と心に決めながら、電車に揺られて帰路につきました。体は少し疲れていますが、心はすっきりとしていて、明日への活力が湧いてくるのを感じます。

渋谷文化進化SAUNAのここが凄い

この施設の素晴らしさを、改めて整理してみたいと思います。まず、立地の良さ。渋谷駅から徒歩数分という場所は、仕事帰りやちょっとした空き時間に利用できて本当に便利です。道玄坂を登るのは少し大変ですが、それも「整い」への準備運動と考えれば、むしろプラスかもしれません。

サウナのクオリティも見事です。94度設定のボナサウナは、湿度も程よく、本格的な発汗が楽しめます。15分おきのオートロウリュも、絶妙なタイミングで心地よい熱波を届けてくれます。テレビに映る焚き火の映像と音も、雰囲気作りに一役買っています。

水風呂は、一人用とはいえ、しっかりと冷たくて気持ちいい。温浴槽もあるので、体調に合わせて温度を選べるのも魅力的です。休憩スペースのアディロンダックチェアは数も多く、プロジェクターの映像と合わせて、まるで異空間にいるような感覚を味わえます。

価格設定も、渋谷の中心部としては良心的。オープン価格の1時間1,300円は、立地を考えるととてもリーズナブル。90分コースでも1,800円と、気軽に利用できる金額設定です。

何より、カプセルホテル渋谷時代の良さを残しながら、新しい要素を加えてアップデートしている点が素晴らしい。「銭湯以上、個室サウナ未満」というコンセプトを、しっかりと体現していると感じます。

改善を期待したい部分

とはいえ、いくつか改善してほしい点もあります。まず気になるのは、シャワーの問題です。2台しかないシャワーは、混雑時には明らかに不足します。水圧も弱めで、もう少し改善の余地がありそうです。

浴室の時計の視認性も課題かもしれません。暗めの照明は雰囲気が良いのですが、時計が見づらいのは少し困ります。時間を気にしたくない人もいるでしょうが、仕事の合間に利用する人にとっては重要なポイントです。

水風呂は、確かにキンキンに冷えていて気持ちいいのですが、一人用バスタブタイプなので、全身を一度に浸かるのが少し難しい。背が高い人だと、なおさら大変かもしれません。「もう少し大きければなぁ」と、ついため息が出てしまいます。

給水機がないのも気になりました。自販機はありますが、値段が少し高め。「サウナ後の水分補給は大事だから、給水機があれば嬉しいんだけどな」なんて思ってしまいます。

浴室入口のドアも、自動ではないので開け閉めが少し面倒。重たいドアを手動で開け閉めするのは、サウナ上がりの疲れた体には少し負担です。でも、これらの点は、新しい施設なので、徐々に改善されていくことを期待したいと思います。「きっと、もっと良くなっていくはず」と、前向きに考えることにしました。

施設情報

基本情報

施設名渋谷文化進化SAUNA
所在地東京都渋谷区道玄坂1丁目19−14 COERU渋谷道玄坂 3F
アクセス渋谷駅A0出口から徒歩3分
営業時間15:00〜翌11:00
料金60分 1,500円、90分 2,000円、120分 2,500円
対象男性専用
サウナ室ボナサウナ採用、最大15名収容、室温87℃
水風呂10℃設定
アメニティシャンプー、ボディソープ、コンディショナー、洗顔料、綿棒、整髪料、化粧水、ドライヤー完備
支払方法クレジットカード、電子マネー、QRコード決済対応
特徴旧カプセルホテル渋谷のサウナを改装
サブスクリプション月額9,900円で入り放題プラン(限定50名)

利用料金

利用時間料金(LINE友達)料金(一般)
60分1,500円2,000円
90分2,000円2,500円
120分2,500円3,000円

決済方法

現金×
クレジットカードVisa, MasterCard, JCB, AMEX, Diners, DISCOVER
電子マネー交通系IC、楽天Edy、QUICPay
QRコード決済PayPay、楽天ペイ、au PAY、メルペイ

ABOUT ME
大塚誠也
大塚誠也
おおつか せいや

サウナ大好きサラリーマン。
外回り中、仕事帰りにサウナを巡っています。
サウナ上がりのオロポとおいしいご飯が大好物
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