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【体験レポ】話題の『スゴイサウナ』に潜入!60度なのに体感100度の謎に迫る|赤坂の新星マグマスパ式サウナ徹底解説

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最近、SNSのタイムラインで妙に目につく投稿がある。「スゴイサウナ」という、なんとも大胆な店名のサウナ施設だ。普段から「すごい!」を連発する友人の投稿かと思いきや、様々なサウナー仲間が口を揃えて「スゴイ」と言っている。しかも、その理由がよく分からない。

店舗は赤坂にあるらしい。サウナ激戦区として有名な赤坂には、すでに何軒もの人気店がひしめいている。そんな場所で、あえて「スゴイ」を名乗るなんて、相当な自信があるんだろうなぁ。気になって仕方がない。

SNSで見かけた「体感100度」の謎

https://www.sugoisauna.jp

特に気になるのが、サウナの温度についての投稿だ。温度計では60度程度しか示していないのに、体感温度は100度を超えるという。これは一体どういうことなんだろう。物理の法則に反しているような…。もしかして温度計の故障?でも、みんなが同じことを言っている。

お店の説明によると、富士山の溶岩を使った「マグマスパ式」というサウナらしい。溶岩?マグマ?なんだか理科の教科書に出てきそうな言葉だけど、これがサウナと何の関係があるんだろう。頭の中は「?」でいっぱいだ。

サウナ激戦区・赤坂に君臨する新星

お店の場所を調べてみると、赤坂でも特に人気店が集中するエリアにある。サウナ東京、オリエンタル、金の亀など、どれも有名どころばかり。そんな中で、新規参入というのは相当な勇気がいるはずだ。

気になって料金を見てみると、1時間3,500円。うーん、これはちょっと高め。都内の一般的なサウナ施設と比べると、かなりの強気な設定だ。でも、だからこそ空いているという声も。予約制だから並ばなくていいらしい。これは魅力的。仕事帰りに寄れそうだ。

あ、そうそう。初回限定で2,000円になるキャンペーンをやっているみたい。これは行くしかない。溶岩の謎を解明するため、体感100度の真相を確かめるため、今夜、行ってみることにしよう。

仕事終わりの社畜の楽園へ

今日は珍しく定時で上がれそうだ。午後6時前、オフィスを出発。溜池山王駅から歩いて行けるらしい。スマホの地図を頼りに歩き始めるが、このあたりは初めて通る道ばかり。高層ビルが建ち並ぶオフィス街の中を、グルグルと回っていく。

大塚 誠也
大塚 誠也

赤坂見附駅から行くのが一番近くてオススメです。

溜池山王駅からの細道は迷路のよう

右に曲がって、左に曲がって…。あれ?さっきと同じような景色だぞ。もしかして道を間違えた?地図を確認しながら歩いているはずなのに、なんだか不安になってきた。

ふと前を見ると、見覚えのある看板が。あ、あのサウナ東京だ!確か目的地はその近くのはず。少し安心して歩を進める。でも、まだ着かない。スマホの画面では、あと数十メートルのはずなんだけど…。

ビル群の合間に佇む異空間

1階に上島珈琲店が入ったビルの角を曲がり、細い路地を少し進むと、モダンな外観のビルが見えてきた。まるで隠れ家のような佇まいだ。外壁には控えめに「スゴイサウナ」の文字。これが噂の店舗か。

まさか、こんなところにサウナが…。周りのビジネスマンたちは、普通に素通りしていく。知る人ぞ知る、秘密の場所って感じだ。

受付であたふた

エントランスを入ると、そこはモノトーンを基調とした落ち着いた空間。カウンターには女性スタッフが立っている。「ご予約の方ですか?」と聞かれて、スマホで予約画面を見せようとするが…あれ?どこだっけ。

LINEアプリ登録に四苦八苦

「初めてのご利用の方は、まずLINEの登録をお願いします」と言われて、急いでスマホを操作する。でも、なかなか登録画面が見つからない。「男性の予約ページから登録できますよ」と教えてもらって、やっと見つけた。なるほど、そんなところにあったのか。

登録を終えると、今度は靴箱の鍵をかざして、機械で入館手続き。最近のサウナは、なんだかハイテクだ。「水着の貸し出しもございます」と言われて、えっ?と思わず声が出る。男性専用なのに水着?不思議に思いながらも、言われるままにサイズを選ぶ。

初めての水着着用スタイルに困惑

サイズを見比べながら悩む。普段の水着選びの経験が少ないせいか、どちらを選べばいいのか分からない。結局、大きいサイズをもらうことにした。それにしても、なぜ水着なんだろう。スタッフの説明によると、館内は写真撮影OKで、SNSへの投稿を推奨しているらしい。なるほど、そういうことか。

タオル類を受け取り、ロッカーの場所を確認。奇数番号が上段で使いやすいと教えてもらう。細かい気配りが嬉しい。でも、水着着用という新しい体験に、少し緊張が走る。

シャワールームは意外とコンパクト

脱衣所に入ると、思ったより狭い印象。でも、新しくて清潔な雰囲気が漂う。ロッカーを開けて、持ち物を整理していると、ふと目に入ったのは充実したアメニティコーナー。

POLAのアメニティに心躍る

シャンプーやボディソープを確認すると、なんとPOLAの製品が置いてある。高級ホテルでも見かけるような上質なアメニティだ。これは嬉しい誤算。

他にも、化粧水や乳液まで揃っている。さらには珍しいヘアオイルまで。これだけ充実したアメニティがあれば、仕事帰りでも安心だ。

立ちシャワーの水圧との格闘

水着に着替えて、シャワールームへ。立ちシャワーが4台並んでいる。最初は水圧が弱いかなと思ったけど、温度調整をしているうちに慣れてきた。POLAのボディソープの香りに包まれながら、丁寧に体を洗う。

シャワーを浴びながら、ふと気づく。水着着用のせいで、普段のように体を洗えない。特に大事なところが。これは少し困ったな…。でも、みんなどうしているんだろう。周りを見ても、誰も困っている様子はない。きっと慣れの問題なんだろう。

大塚 誠也
大塚 誠也

一部のシャワーブースではTELESAというオールインワンシャンプーが設置されていました!

噂の溶岩サウナ、その実力は

https://www.sugoisauna.jp

いよいよ、噂の溶岩サウナへ。扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは、中央に鎮座する2台のMETOS製ikiストーブ。富士山の溶岩石が、ぎっしりと詰まっている。

温度計の数字に騙されるな

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まずは様子見で2段目に座ってみる。温度計を見ると、確かに65度程度。でも、入った瞬間から「あれ?」という違和感。これ、本当に65度?体が急速に熱くなっていく。そして、驚くべきことに数分も経たないうちに、全身から滝のような汗が。今まで経験したことのない発汗量だ。

オートロウリュの予測不能な威力

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座っていると、突然ストーブが赤く光り始めた。そうか、これが噂のオートロウリュか。水蒸気がサ室内に広がり、さらに熱さが増す。でも不思議と、息苦しさは感じない。むしろ、心地よい。

10分おきに繰り返されるオートロウリュ。その度に室内の温度と湿度が変化していく。時々、スタッフが入ってきて壁に水を撒く。なんでも、湿度管理が重要らしい。

寝サウナスペースは至福の空間

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3セット目は、奥にある寝サウナスペースを試してみることに。枕が用意されていて、まるで岩盤浴のよう。横になった瞬間、背中全体に溶岩の熱が伝わってくる。ああ、これは気持ちいい。

天井には大きなモニターが設置されていて、森や滝の映像が映し出されている。ヒーリングミュージックも流れていて、まるで森の中で横たわっているような気分。ついウトウトしてしまいそうになる。

水風呂は富士山の恵み

サウナで充分に温まったら、いよいよ水風呂へ。噂では、ここも特別らしい。富士山の溶岩石で濾過した水を使用しているとか。

バイブラボタンの存在に気付くまで

最初は普通の水風呂かと思っていたが、壁に小さなボタンを発見。押してみると、突然水中からバイブラが。これは面白い。羽衣を剥がすには、このバイブラが効果的だ。

水温は16度前後。サウナの熱さを考えると、ちょうどいい温度設定。というか、この温度でこんなに気持ちいいのは初めての経験かもしれない。

まろやかな水質との出会い

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普通の水風呂とは明らかに違う、不思議な感触。まろやかというか、柔らかいというか。言葉では表現しづらい心地よさ。これが富士山の恵みなのか。

水風呂は広めで、4~5人は余裕で入れそうな大きさ。壁面には色とりどりの天然石が敷き詰められていて、その隙間から水が滲み出てくる様子が見える。なんでも、麦飯石や水晶、トルマリンなど、数十種類もの天然鉱石を使っているらしい。

普段なら1分も耐えられない水風呂だけど、今日はなぜか長く入っていられる。体の芯まで温まっているせいだろうか。それとも、この不思議な水質のおかげだろうか。

内気浴で味わう静寂の時間

水風呂から上がると、別室になっている内気浴スペースへ。外気浴はないものの、この空間がまた素晴らしい。

アロマの香りに包まれて

部屋に入った瞬間、柑橘系の爽やかな香りが漂ってくる。照明は控えめで、ヒーリングミュージックが流れている。何だか高級スパにいるような雰囲気だ。

時々、スタッフがタオルで風を送ってくれる。これがまた気持ちいい。汗で濡れた体に、香り高い風が心地よく当たる。ふと目を閉じると、まるで森の中にいるような錯覚を覚える。

インフィニティチェアとの相性

整いスペースには、見たことのない形状の椅子が並んでいる。インフィニティチェアとは少し違うタイプだけど、これがまた座り心地抜群。足を伸ばした時の角度が絶妙で、自然と体がリラックスしていく。

エアコンからの風も、強すぎず弱すぎず。時々風が変化するのも、飽きさせない工夫なのかもしれない。照明の暗さと相まって、ついウトウトしてしまいそうになる。これが噂の「治まる」という状態なのかもしれない。

もう一度サウナへ、そして〆へ

一度目のセッションで完全に虜になってしまった。もう一度、あの不思議な熱さを体験したい。

2セット目で見えてきた真価

2回目は最上段に挑戦してみる。さすがに上段は熱い。でも、不思議と苦しくない。むしろ、この熱さがクセになりそう。今度は意識して壁や床を見てみると、確かに溶岩プレートが敷き詰められている。これが輻射熱の源なんだな。

今回は10分のオートロウリュにも立ち会えた。真っ赤に光るストーブに水が注がれ、同時に送風も始まる。熱波と風が絶妙なバランスで部屋中を巡る。まるで自然の営みのよう。

ジャグジー付きの温浴ゾーン

サウナと水風呂だけかと思いきや、実は一番奥に温かいお風呂もあった。41度くらいの温めのお風呂があり、ボタンを押すとジェットバスに。これはうれしい誤算。

疲れた体をジェットの刺激で優しく癒やす。決して広くはないけれど、4~5人なら余裕で入れる大きさ。照明も落ち着いていて、ゆっくりと湯船に浸かることができる。

充実のアメニティ

サッパリと体を洗い終えて、脱衣所に戻る。ここで改めて施設の充実ぶりに気づかされる。

化粧水からヘアオイルまで

脱衣所には、POLAの化粧水と乳液が置かれている。なんと、ヘアオイルまである。これは意外な配慮だ。仕事帰りに使えるのはありがたい。

洗面台の横には、綿棒や化粧品が整然と並んでいる。見たことのないブランドもいくつかある。どれも高級そうだ。ちょっと試してみたくなる。

リファのドライヤーとの出会い

ドライヤーコーナーには、リファのドライヤーが4台。これはまた贅沢な。使ってみると、風量が強いのに髪が痛まない感じ。なるほど、評判の理由が分かる。

脱衣所全体が清潔で、高級感のある雰囲気に包まれている。

施設の隠れた特徴を発見

施設を利用しながら、いくつか気になる特徴を見つけた。

スタッフの丁寧なケア体制

スタッフの方々の動きが実に細やかだ。サウナ室の湿度管理はもちろん、内気浴スペースでの風送り、ドリンクの補充など、こまめにケアしてくれる。

特に印象的だったのは、ドリンクを注文した時。受け取ったカップには、スタッフの手書きメッセージが。なんだか嬉しくなってしまう。

予約制の利点と欠点

予約制を採用していることで、混雑を避けられるのは大きなメリット。特に人気の時間帯でも、ゆったりと利用できる。

ただ、予約システムがちょっと分かりにくい。LINE登録が必要だし、男性用の予約ページから登録するなど、初見では戸惑う部分も。慣れれば問題ないんだろうけど。

帰路で振り返る体験の数々

施設を後にして、夜の赤坂の街を歩く。体がポカポカして、なんだか心地いい。

あまみの痕跡に驚く

家に着いて鏡を見ると、全身にくっきりとあまみが。今まで経験したことのないほどの濃さだ。特に太もものあたりが顕著。これは明日の朝まで残りそう。

不思議なことに、普段のサウナ後によくある疲労感がない。むしろ、体が軽い感じがする。

体の芯から温まる不思議な感覚

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帰宅して数時間経っても、体の芯がポカポカしている。これが溶岩の効果なのだろうか。まるで温泉に入ってきたような心地よさ。

夜も更けてきたのに、なぜか眠くならない。変な目が冴えてしまった感じ。でも、不快ではない。むしろ、心地よい充実感に包まれている。

赤坂の新星、その真価を探る

今夜の体験を振り返りながら、このサウナの本質について考えてみる。

マグマスパ式サウナの可能性

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溶岩を使ったサウナというのは、確かに画期的なアイデアだ。温度は控えめでも、しっかりと体が温まる。これなら、高温サウナが苦手な人でも楽しめそう。

スチームサウナでもドライサウナでもない、新しい可能性を感じた。これからのサウナの在り方を示唆しているのかもしれない。

料金設定の是非を考える

確かに、1時間3,500円という料金は高め。でも、設備や内容を考えると、決して法外とは言えない気がする。むしろ、この価格帯だからこそ、快適な環境が保てているのかも。

ただ、時間制なのがちょっとネック。90分くらいは欲しいところ。延長料金の発生を考えると、少し気が引ける。

天国か地獄か、スゴイサウナの評価

最後に、このサウナの総合評価をまとめてみよう。

圧倒的な設備の充実度

設備面では文句のつけようがない。サウナ室の作り込み、水風呂の水質、アメニティの充実度など、どれをとっても一級品。特に溶岩を使ったサウナは、他では味わえない独特の良さがある。

内気浴スペースの雰囲気作りも秀逸。照明、音楽、香り、すべてが調和している。

改善の余地ある運営システム

一方で、運営面ではまだ改善の余地がある。予約システムの分かりにくさ、水着着用の是非、時間制の融通性など。これらは今後の課題だろう。

リピートの価値を考える

総合的に見て、このサウナには確かな価値がある。特別な日のご褒美として、また日頃の疲れを癒やしたい時の贅沢として、十分魅力的な施設だ。

ただ、常連として通うには、料金面でハードルが高い。月額会員制度があるみたいだけど、それでも他店と比べると割高。結局のところ、「特別な体験」として割り切って使うのが、このサウナの正しい楽しみ方なのかもしれない。

まあ、たまには贅沢も必要だよね。また給料日が近づいたら、来てみようかな。

ABOUT ME
大塚誠也
大塚誠也
おおつか せいや

サウナ大好きサラリーマン。
外回り中、仕事帰りにサウナを巡っています。
サウナ上がりのオロポとおいしいご飯が大好物
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