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佐賀・蟹御殿サウナ宿泊記【完全ガイド】|有明海の天空サウナと絶品竹崎蟹を徹底レビュー!料金・予約・口コミ比較

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「完璧な休日」って、どんな時間のことだと思いますか?

仕事に追われる毎日の中で、ふとそんなことを考える瞬間、誰にでもありますよね。

僕、大塚誠也にとっての答えは、最高のサウナと、心から美味しいと思える食事、この二つが揃うことなんです。

特に、その土地ならではの絶景の中で「ととのう」体験と、そこでしか味わえない美食が組み合わさったなら、それはもう至福以外の何物でもありません。

今回ご紹介する佐賀県・太良嶽温泉にある「蟹御殿」のサウナは、まさにそんな僕の理想を遥かに超える体験をさせてくれた、奇跡のような場所でした。

「海が見える絶景サウナ」と「とろけるほど絶品の竹崎蟹」。

旅好き、サウナ好き、そして美食好きの心を鷲掴みにするキーワードですよね。

でも、その両方を最高レベルで満たしてくれる宿って、そう簡単には見つからないんです。これが現実。

この記事では、東京で働く平凡な30歳サラリーマンの僕が、実際に**「蟹御殿」**に宿泊し、その唯一無二のサウナ、全室スイートの客室、感動的な食事、そして心温まるサービスのすべてを五感で味わい尽くした一部始終を、余すことなくお伝えします。

この記事を読み終える頃には、あなたもきっと、有明海に抱かれたこの楽園への旅支度を始めているはずです。

目次
  1. 【結論】蟹御殿完全ガイド|サウナ・客室・料金・予約方法まとめ
  2. 旅のプロローグ:僕が「蟹御殿」という楽園に惹かれた理由
  3. いざ佐賀へ!東京から蟹御殿へのアクセス完全ガイド
  4. 感動のチェックインと洗練された空間
  5. 全室スイート&露天風呂付き!客室徹底レビュー
  6. 本旅のハイライト:天空サウナ「有明海の湯」完全ガイド
  7. 佐賀の恵みを喰らう!絶品「竹崎蟹」会席のすべて
  8. 蟹御殿を120%楽しむための豆知識と夜の過ごし方
  9. 日帰りでも満喫!「有明海の湯」の楽しみ方
  10. サウナ後のご馳走!周辺のおすすめグルメ(サ飯)
  11. 家族連れにも優しい蟹御殿の魅力
  12. 佐賀の強豪サウナホテルとの比較
  13. よくある質問と回答(Q&A)
  14. 総合評価
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【結論】蟹御殿完全ガイド|サウナ・客室・料金・予約方法まとめ

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

まずは結論から。

この宿で僕が体験した感動をぎゅっと凝縮してお伝えしますね。

一体どんな宿で、どんな人に向いているのか、一目でわかるようにまとめました。

この宿の真価は、単にサウナが凄い、食事が美味しいという点だけじゃないんです。

客室の露天風呂から有明海の潮の満ち引きを眺め、サウナではその海と一体化するような感覚を味わい、そして夕食ではその海の恵みである竹崎蟹をいただく。

この一連の体験が、まるで一つの壮大な物語のように繋がっているんですよ。

この「体験の相乗効果」こそが、蟹御殿を唯一無二の存在にしている最大の理由だと感じました。

総合評価と基本情報

評価項目評価 (5段階)コメント
客室★★★★★全室スイート&露天風呂付き。有明海を一望する絶景と充実の設備は圧巻。
サウナ設備★★★★★趣向の異なる2種のサウナ。特にグラヴィティサウナの造形美は唯一無二。
水風呂★★★★★水深150cmの立ち湯スタイル。**16℃**の天然水は柔らかく、至高の心地よさ。
休憩スペース★★★★★海と一体化するインフィニティ外気浴。言葉を失うほどの開放感。
朝食★★★★☆品数豊富で丁寧な和朝食。名物の搾りたてみかんジュースが嬉しい。
レストラン★★★★★名物の竹崎蟹は濃厚で絶品。蟹以外の料理も質・量ともに大満足。
立地・アクセス★★★★★目の前に広がる有明海と雲仙普賢岳。潮の満ち引きが織りなす景色は芸術的。
コスパ★★★☆☆ハイクラス旅館ゆえ価格は高め。でも、体験価値を考えれば納得。
サービス★★★★★スタッフの対応が丁寧で心地よい。蟹を剥いてくれるサービスも嬉しい。
総合評価★★★★★サウナ、食事、絶景が高次元で融合した、再訪を誓う最高の宿。

こんなシーン・利用者におすすめです

僕が実際に泊まってみて、心から「ここは最高だ!」と感じたのはもちろんなんですが、滞在中に「ああ、こんな人たちが来たら絶対に幸せだろうな」と思ったシーンがいくつかありました。

  • 記念日や特別な日を祝うカップルやご夫婦:全室スイートのプライベート空間と絶景が、二人の時間を忘れられないものにしてくれます。
  • 唯一無二のサウナ体験を求めるサウナ愛好家:世界的にも珍しいデザインのサウナと、完璧な水風呂・外気浴の動線は、すべてのサウナーを唸らせるはずです。
  • 新鮮な竹崎蟹を心ゆくまで味わいたい美食家:地元漁師から直接仕入れるという鮮度抜群の竹崎蟹を、様々な調理法で堪能できます。
  • 日常の喧騒から離れ、心身ともにリフレッシュしたい方:穏やかな有明海の景色と極上の温泉、サウナが、深い癒やしと活力を与えてくれます。
  • 子連れの家族旅行:キッズルームや子供用メニューも完備。プライベートな客室露天風呂は、小さなお子様がいても安心です。

実際の宿泊者レビューのハイライト

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

生の声って、やっぱり説得力が違いますよね。

「この宿のオーナーはサウナのことをよくわかってる。特に水風呂が最高。雨の中でしたが、それでも有明湾を眺めながらのダイビングは心地よかった。」

「とにかく味が濃厚な竹崎かにが絶品でした。かにも最高でしたがお肉も柔らかく美味しかったです!」

「部屋の露天風呂からの景色も1階7階の露天風呂もまた違った景色が見れて本当に最高でした!スタッフさんの対応も気持ち良くとても幸せな時間を過ごせました。必ずまた寄せていただきますのでその節はよろしくお願い致します。私の中では過去一の旅館でした。」

ホテル基本情報と予約

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/
項目詳細
ホテル名太良嶽温泉ホテル 蟹御殿 (たらだけおんせんほてる かにごてん)
所在地〒849-1615 佐賀県藤津郡太良町大浦乙316-3
電話番号0954-68-2260
チェックイン/アウトチェックイン 16:00 / チェックアウト 11:00
宿泊料金目安1泊2食付 1人あたり 約45,000円~ (2名1室利用時、プランにより変動)
アクセスJR長崎本線「肥前大浦駅」から車で約5分 (無料送迎あり・要事前連絡)
キャンセルポリシー当日100%、前日80%、2日前50%、3日前30%

お得な予約のコツ

公式サイトでは「ベストレート保証」を掲げていますが、楽天トラベルやじゃらんのセール期間やクーポン発行時を狙うと、ポイント還元を含めてさらにお得になる場合があります。

複数のサイトを比較して、ご自身の旅行スタイルに最適なプランを見つけるのがおすすめです。

旅のプロローグ:僕が「蟹御殿」という楽園に惹かれた理由

いつものようにデスクでパソコンと向き合い、次の休日の過ごし方を夢想していた、ある日の午後。

僕の旅の目的は、いつだって明確です。

心揺さぶるサウナと、記憶に残る美食。

その二つを求めて、僕はネットの海を彷徨っていました。

完璧なサウナ旅って、計画している時間からもう楽しいんですよね。

ネットを彷徨い見つけた「天空サウナ」という衝撃

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

「佐賀 サウナ付きホテル」と検索窓に打ち込み、いくつもの候補を眺めていた時、一枚の写真に釘付けになりました。

そこには、全面ガラス張りのサウナ室から、どこまでも広がる穏やかな海を見下ろしている光景が写っていたんです。

まるで空に浮かんでいるかのような浮遊感。

「海が見えるサウナ」という言葉はよく聞きますが、これは次元が違いました。

まさに「天空サウナ」と呼ぶにふさわしい絶景だったんです。

さらに調べていくと、そのサウナが「蟹御殿」の「有明海の湯」という施設であることがわかりました。

樹齢400年のスプルース材を手作業で削り出して作られたという、洞窟のような曲線を描く「グラヴィティサウナ」。

立ったまま入れるという、水深150cmの天然水風呂。

そのどれもが、僕のサウナ魂を激しく揺さぶりました。

「ここに行かなければならない」。

それはもはや願望ではなく、使命感に近い感情でした。

予約サイト徹底比較!コスパ最強はどこだ?

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

僕の心は決まりました。早速予約サイトを巡回します。

楽天トラベル、じゃらん、JTB…様々なサイトを比較検討してみたんです。

公式サイトでは「ベストレート保証」を謳っていますが、実際に料金を比較してみると、面白い結果が出ました。

じゃらん:92,400円~123,200円(2名1室・1泊2食付き) 楽天トラベル:92,400円~156,200円(2名1室・1泊2食付き)
JTB:92,400円~156,200円(2名1室・1泊2食付き)

なんと、じゃらんが最も料金幅が狭く、上限も低いんです!

しかも、じゃらんには1,687件ものレビューがあって信頼性も抜群。

2%のポイント還元もあるし、これはお得ですよね。

一方で、楽天トラベルはプランの種類が圧倒的に豊富。いろんな選択肢から選びたい方にはこちらがおすすめです。

僕のようにコスパを重視しつつ、レビューもしっかりチェックしたいタイプなら、迷わずじゃらんですね。

実際に検索してみると、「【★新サウナプラン/蟹あり】海が見えるサウナを1泊で満喫♪〈竹崎蟹会席〉」という、まさに僕のためにあるようなプランを発見!

このプランには、なんと蟹御殿オリジナルのサウナハットと、湯上がりにぴったりのサイダーが特典として付いてくるというんです。

サウナ好きの心をくすぐる、あまりにも完璧なプラン。僕は迷わず、このプランを予約したのでした。

いざ佐賀へ!東京から蟹御殿へのアクセス完全ガイド

予約から数週間後、僕は期待に胸を膨らませ、佐賀行きの飛行機に飛び乗りました。

東京のコンクリートジャングルから抜け出し、車窓の景色が緑豊かになっていくにつれて、日常のスイッチがオフになり、旅のスイッチがオンになっていくのを感じます。

この移動時間も、旅の醍醐味ですよね。

ここでは、僕が実際に調べた東京からのアクセス方法を詳しくご紹介します。

僕が選んだルート:飛行機と電車でのアクセス

東京在住の僕にとって、最も現実的なのは飛行機でした。

佐賀空港まで飛んで、そこから電車を乗り継ぐルートです。

  1. 飛行機:羽田空港から佐賀空港まで約2時間。
  2. リムジンタクシー:佐賀空港からは太良町方面への乗合タクシーがあり、これが便利。約50分で太良町役場大浦支所に着きます。(料金:約4,000円・要予約)
  3. 電車:佐賀空港から佐賀駅へバスで移動(約35分)、その後JR長崎本線で「肥前大浦駅」へ向かうルートもあります。(約1時間)
  4. 送迎:「肥前大浦駅」からはホテルの無料送迎をお願いしました。事前に連絡しておけば、電車の到着時間に合わせて待っていてくれます。

遠方から訪れる方や、車を運転しない方のために、主要な出発地からのアクセス方法を表にまとめてみました。

旅の計画の参考にしてみてください。

出発地主な交通手段所要時間(目安)料金(目安)
東京(羽田空港)飛行機+電車orタクシー約4〜5時間航空券代+5,000円〜
博多駅電車(特急+普通)約2時間15分約1,870円
長崎駅電車(特急+普通)約1時間30分約1,320円
福岡・長崎から車高速道路約1時間〜2時間高速料金+ガソリン代

肥前大浦駅の穏やかな空気と送迎車でのお出迎え

佐賀空港から電車を乗り継ぎ、目的地の最寄り駅であるJR長崎本線「肥前大浦駅」に降り立ちました。

都心の駅とは全く違う、時間がゆっくりと流れるような穏やかな空気が、僕を優しく包み込みます。

事前に連絡しておいたおかげで、駅前には蟹御殿のロゴが入った送迎車が待ってくれていました。

このスムーズな連携が、旅の始まりをとても心地よいものにしてくれます。

期待に胸膨らむ、有明海沿いの絶景ドライブ

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

駅からホテルまでは、車でわずか5分ほど。

でも、その短い時間が、これから始まる非日常への序章として完璧な演出でした。

車は国道207号線を走り、左手には日本最大の干満差を誇る有明海がキラキラと輝いています。

そして、その穏やかな海の向こうには、長崎県の雲仙普賢岳が雄大な姿を見せていました。

この景色を、後ほど客室やサウナから心ゆくまで眺めることになるのかと思うと、自然と頬が緩んでしまいました。

感動のチェックインと洗練された空間

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

送迎車が緩やかな坂を上り、モダンで洗練された建物の前に到着しました。

ここが蟹御殿です。

「人が本来持つ、健全な心身を取り戻す絶景リゾート」というコンセプトを掲げ、2023年3月に全館リニューアルを終えたばかりということもあり、伝統的な旅館の趣と現代的なデザインが見事に融合しています。

その質の高さは、「全日本温泉宿アワード2013」でグランプリを受賞したことからも伺えます。

エントランスを抜けると、そこはもう別世界。

アロマのいい香りがふわりと漂い、一瞬でリゾート気分に引き込まれます。

一枚板のテーブルと海が広がる絶景ロビー

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

驚いたことに、フロントとロビーは建物の3階にありました。

エレベーターを降りた瞬間、目に飛び込んできたのは、息を呑むような大パノラマ。

壁一面の大きな窓の向こうに、先ほど車窓から見えた有明海と雲仙普賢岳が、一枚の絵画のように広がっています。

ロビーの中央には、アフリカの木材「ブビンガ」で作られたという重厚な一枚板のテーブルが鎮座し、空間に風格を与えていました。

チェックインを済ませると、スタッフの方が丁寧に館内の説明をしてくれます。

ロビーの奥には、海風を感じられるウッドデッキ「月あかりテラス」があり、ここからの眺めもまた格別。

ウェルカムドリンクのびわ茶をいただきながら、これから始まる滞在への期待が最高潮に達しました。

ワインも無料。ラウンジで過ごす優雅な食前時間

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

部屋へ向かう前に、ロビー横の談話室(ラウンジ)に立ち寄ってみました。

ここにはセルフサービスのカフェがあり、自家焙煎のコーヒーやデトックスウォーターを自由にいただけます。

そして特筆すべきは、19:00から22:00の「アフターレストランタイム」。

なんと、赤・白・スパークリング・ロゼの各種ワインや、体に優しいノンアルコールドリンクが**フリーフロー(飲み放題)**になるんです。

このサービスは、まさにプレミアムリゾートならではのおもてなし。

夕食とサウナへの期待を高めながら、スパークリングワインを一杯。

最高の休日の始まりです。

全室スイート&露天風呂付き!客室徹底レビュー

スタッフの方に案内され、いよいよ客室へ。

蟹御殿は全16室がすべてスイートルームで、全室に露天風呂または半露天風呂が付いているという贅沢な仕様です。

僕が今回宿泊するのは、本館の1階に位置する、最も海に近い客室の一つです。

僕が泊まった「ジュニアスイート」の驚くべき快適性

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

ドアを開けた瞬間、「うわぁ…」と思わず声が漏れました。

僕が宿泊した「ジュニア・スイート」は、広さ50㎡(16畳)の和室を中心とした、広々とした空間。

大きな窓からは有明海が一望でき、まるで海の上に浮かんでいるかのような錯覚に陥ります。

この部屋は本館1階にあり、最も海に近い客室の一つだそうです。

室内には、大きなセンダンの一枚板で作られたデスク、壁には75インチの4Kテレビ、そしてポータブルなBOSEのBluetoothスピーカーまで完備されています。

Wi-Fiももちろん無料で、全館禁煙というのも嬉しいポイント。

これはもう、ただ泊まるだけの部屋じゃありません。

ここで「どう過ごすか」を考えるだけでワクワクしてくる、上質な空間です。

ベッドではなく、高反発ファイバー製の敷布団というのも、なんだか落ち着きます。

部屋付き露天風呂から眺める有明海と「月の引力」

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

そして、この部屋のハイライトが、広さ**30㎡**もあるテラスに備えられた専用の露天風呂です。

早速お湯を張り、体を沈めてみました。

目の前には遮るもののない有明海の絶景。

聞こえるのは、穏やかな波の音と、時折聞こえる鳥の声だけ。

このプライベート感、たまりません。

太良町は、有明海の最大6mにも及ぶ干満差から「月の引力が見える町」と呼ばれています。

僕が湯船に浸かっている間にも、ゆっくりと潮が引いていき、広大な干潟が現れました。

刻一刻と表情を変える自然の営みを、誰にも邪魔されないプライベートな空間から眺める。

これ以上の贅沢があるでしょうか。

BOSEのスピーカーで静かな音楽を流しながら、時間を忘れてこの絶景に見入ってしまいました。

全16室スイート!他の客室タイプも魅力的

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

僕が泊まった「ジュニア・スイート」も最高でしたが、蟹御殿には他にも個性豊かな客室が揃っているんです。

どの部屋もオーシャンビュー&露天風呂付きが基本ですが、広さや内装、設備が異なり、滞在スタイルに合わせて選べるのが魅力。

予約サイトを眺めながら「次はどの部屋にしようかな」なんて考えるのも、旅の楽しみの一つですよね。

客室タイプ広さ定員特徴
Be Waterスイート73㎡2〜5名水中をイメージした特殊照明「Bewater lamp」が幻想的な空間を演出。
エグゼクティブ・スカイ・スイート73㎡2〜5名最上階6階に位置する唯一の客室。特別な眺望が約束されています。
プラチナ・スイート53-55㎡2〜5名ワーケーションにも最適なデスクやデザイナー照明を備えたスタイリッシュな空間。
Luxuryスイート63㎡2〜6名2畳の隠れ書斎があり、バリアフリーにも対応。三世代での旅行にも。

どの部屋に泊まっても最高の体験ができることは間違いありませんが、次回は最上階の「エグゼクティブ・スカイ・スイート」からの眺めも体験してみたいな、なんて想像が膨らみます。

特別な記念日には、奮発してみるのも良いかもしれません。

本旅のハイライト:天空サウナ「有明海の湯」完全ガイド

部屋の露天風呂で体を温めた後、いよいよ本命のサウナへ向かいます。

蟹御殿のサウナ施設「有明海の湯」は、宿泊棟とは別の「離れ」にあります。

この独立した建物というのが、特別な場所へ向かう高揚感を一層高めてくれます。

まるで秘密基地に向かうような気分です。

離れへ続く通路と、神聖な空間への入り口

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

渡り廊下を歩いて離れへ。

受付を済ませ、暖簾をくぐると、そこは静寂に包まれた神聖な空間でした。

「有明海の湯」は1階と2階に分かれており、男女入れ替え制となっています。

僕が訪れた夕方の時間帯(15:00~23:00)は、2階が男性用、1階が女性用

そして翌朝(06:00~10:30)は入れ替わり、1階が男性用、2階が女性用となります。

つまり、1泊すれば両方のサウナを体験できるという、サウナ好きにはたまらないシステムなんです。

2F グラヴィティサウナ:神木に包まれる90℃の瞑想空間

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

まずは2階の浴室へ。

ガラス張りの内湯で体を清め、期待に胸を膨らませながらサウナ室の扉を開けました。

その瞬間、僕は言葉を失いました。

そこは、僕が今まで体験したどのサウナとも違う、異次元の空間でした。

これが「グラヴィティサウナ」です。

室温は約90℃を指していますが、それ以上に熱く感じます。

その理由は、中央に鎮座するMETOS社製の巨大な「IKI」ストーブ。

そして、この空間を構成する壁とベンチ。

樹齢350~400年のスプルースという木材を、職人が手作業で削り出したという、滑らかな曲線で構成されています。

まるで巨大な神木の中にいるような、あるいは生き物の胎内にいるような、不思議な安心感と荘厳さに包まれます。

ベンチは2段構成で、座る場所によって天井の高さが変わり、熱の感じ方が異なります。

そして、ここのロウリュはセルフロウリュが可能。

サウナストーンにラドルで地下水をかけると、「ジュワーッ!」という音とともに、灼熱の蒸気が舞い降ります。

木の香りと熱い蒸気に満たされた空間で目を閉じると、日々の悩みなど些細なことに思えてくるから不思議です。

口コミ通り、床や座面がかなり熱くなるので、足元にもサウナマットを敷くのが快適に過ごすコツですね。

1F グリッドサウナ:格子から漏れる80℃の優しい熱とロウリュ

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

翌朝。男女が入れ替わり、僕は1階のサウナへ。

こちらの「グリッドサウナ」もまた、独創的で素晴らしい空間でした。

室温は約80℃と、グラヴィティサウナより少しマイルドな設定。

最大の特徴は、直径20mmのスプルース材を格子状に組み上げた壁とベンチです。

この格子が、熱を柔らかく拡散させているのかもしれません。

ヒーターは、日本初導入というMETOS社製の低温式ヒーター「AINO」。

じんわりと、体の芯から優しく温めてくれる感覚です。

こちらのロウリュもセルフ式で、なんと地下600mから汲み上げたという地下水を使用しています。

優しい熱の中でじっくりと汗を流したい、そんな気分の時にぴったりのサウナです。

グラヴィティサウナが「動」なら、グリッドサウナは「静」。

タイプの違う二つのサウナを味わえるのは、本当に贅沢な体験です。

水深150cm!立ったまま海と一体化する16℃の天然水風呂

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

最高のサウナで蒸された体を冷却する水風呂も、蟹御殿は規格外でした。

2階の水風呂は、なんと水深150cm

1階も130cmあり、どちらも「立ったまま入れる」スタイルです。

サウナ室を出て、汗を流し、その深い水風呂に足を踏み入れます。

水温は2階が16℃、1階が**17℃**と、まさに黄金の温度設定。

そして、この水が素晴らしい。

名水100選にも選ばれた多良岳山系の天然地下水を使っており、驚くほど水質が柔らかいんです。

体にまとわりつくような感覚がなく、すっと肌に馴染んで、火照った体を優しく、しかし確実にクールダウンしてくれます。

階段を一段ずつ降りていき、全身が水に包まれる瞬間は、まさに至福です。

言葉を失う絶景。インフィニティ外気浴での「ととのい」体験

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

そして、フィナーレは外気浴。

特に2階のデッキスペースは、まさに天国でした。

水風呂から上がってデッキに出ると、目の前には有明海の大パノラマが広がっています。

デッキの縁が水風呂の水面と繋がっているように見え、まるで海と一体化したかのような「インフィニティ」感覚を味わえます。

用意されたインフィニティチェアに体を預け、目を閉じます。

頬を撫でる潮風、遠くに聞こえる船の音、そしてサウナと水風呂で極限まで研ぎ澄まされた感覚。

ゆっくりと心臓の鼓動が落ち着いていくとともに、多幸感が全身を駆け巡ります。

これこそが、僕が求め続けていた「ととのい」の極致でした。

項目2F グラヴィティサウナ1F グリッドサウナ
温度約90℃約80℃
湿度高温・パワフル系中温・じっくり系
ヒーターMETOS社製「IKI」ストーブMETOS社製「AINO」(日本初導入)
ロウリュセルフロウリュセルフロウリュ(地下600mの天然水)
特徴樹齢400年のスプルース材を手削りした曲線デザインスプルース材を格子状に組んだ独創的デザイン
水風呂温度約16℃約17℃
水風呂水深150cm(立ち湯)130cm(立ち湯)

佐賀の恵みを喰らう!絶品「竹崎蟹」会席のすべて

最高のサウナ体験で心身ともにリフレッシュし、お腹はペコペコ。

いよいよ、もう一つのお楽しみ、夕食の時間です。

サウナ後の食事、いわゆる「サ飯」が美味しいのは当然ですが、ここの食事は別格でした。

レストラン「ebb and flow」の開放感と美食への期待

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

夕食会場は、本館2階にあるレストラン「ebb and flow」。

ここもまた、壁一面がガラス張りになっており、夕暮に染まる有明海を眺めながら食事を楽しめる絶好のロケーションです。

オープンキッチンの活気が伝わってきて、これから始まる美食への期待が否が応でも高まります。

茹で、焼き、釜飯…蟹のフルコースに舌鼓

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

僕が予約した「竹崎蟹会席」は、その名の通り、太良町の名産である竹崎蟹を心ゆくまで味わえるコースです。

竹崎蟹はワタリガニの一種で、プランクトンが豊富な有明海で育つため、身が締まり、味噌が濃厚なのが特徴です。

まずは前菜やお造りが運ばれてきますが、そのどれもが新鮮で、丁寧な仕事が施されているのがわかります。

そして、ついにメインディッシュが登場。

湯気の立つ、大きな茹で竹崎蟹です。

鮮やかなオレンジ色の甲羅が食欲をそそります。

蟹を食べるのは好きだけど、殻を剥くのが少し面倒…なんて思っていたら、スタッフの方が「お剥きしましょうか?」と声をかけてくれました。

手際よく、食べやすいように身を取り出してくれるサービスは、本当にありがたいです。

口に運んだ瞬間、濃厚な旨味と甘みが広がります。

特に蟹味噌のコクは格別。

夢中で身を頬張り、甲羅に残った味噌にご飯を入れて、一滴残らず味わい尽くしました。

季節によっても味が異なり、僕が訪れた時期はオスの身が美味しいシーズンでしたが、冬(1月~3月頃)には内子(卵)を持ったメスが旬を迎え、また違った美味しさを楽しめるそうです。

コースには佐賀和牛の溶岩焼きも含まれており、まさに佐賀の海の幸と山の幸を一度に満喫できる、贅沢の極みでした。

豪華な朝食:炊き立てご飯と搾りたてみかんジュース

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/

翌朝の朝食も、夕食に負けず劣らず素晴らしいものでした。

炊き立ての佐賀県産米「さがびより」、出汁の効いたお味噌汁、焼き魚に小鉢の数々。

どれもが体に優しく染み渡る、理想的な日本の朝ごはんです。

特に有明海苔と太陽卵の卵かけご飯は絶品でした。

そして、朝食会場で僕の心を掴んだのが、みかんの生搾りジュースマシンでした。

太良町はみかんの産地としても有名。

自分でみかんをマシンに入れると、ウィーンという音とともに、フレッシュな100%オレンジジュースが出てきます。

この一杯が、寝起きの体に活力を与えてくれました。

細部にまでこだわりと遊び心が感じられる、最高の朝食でした。

蟹御殿を120%楽しむための豆知識と夜の過ごし方

最高の宿だからこそ、その魅力を余すことなく味わい尽くしたいですよね。

ここでは、僕が実際に宿泊して気づいた、蟹御殿を120%楽しむためのちょっとしたコツと、おすすめの過ごし方をご紹介します。

混雑回避のコツとサウナを独占できる時間帯

「有明海の湯」は日帰り利用も可能ですが、宿泊者には大きなアドバンテージがあります。

日帰り利用は時間帯ごとに人数制限があり、12:00~14:30の枠は定員10名、それ以外の時間帯は定員5名と、かなり絞られています。

宿泊者におすすめなのは、チェックイン直後の夕方や、夕食後の遅い時間、そして早朝です。

特に早朝のサウナは、朝日が差し込む中で有明海を眺めながら蒸されるという、格別の体験ができます。

僕も朝一番に利用しましたが、ほとんど貸切状態で、あの絶景サウナを独り占めできました。

また、ユニークなのが10:30~12:00の清掃時間を「撮影タイム」として開放している点。

この時間帯は入浴できませんが、誰もいない浴室やサウナの写真を撮ることができます。

SNSで自慢したい方には見逃せない情報ですね。

持参推奨サウナグッズと館内アメニティ

蟹御殿には、タオルやサウナマット、女性にはガウンまで用意されており、アメニティは非常に充実しています。

でも、サウナをより快適に楽しむために、いくつか持参をおすすめしたいアイテムがあります。

これがあるだけで、サウナ体験の質がぐっと上がりますよ。

  • サウナハット:高温のサウナから頭髪や頭皮を守り、のぼせを防いでくれます。僕が予約したサウナプランにはオリジナルのサウナハットが付いてきましたが、自分のお気に入りを持参するのも良いでしょう。ウールやコットンの厚手のものがおすすめです。
  • 速乾性タオル:休憩中に体を拭いたり、サウナマットの上に敷いたりと、何かと便利です。セームタオルやマイクロファイバータオルはコンパクトで持ち運びに便利です。
  • ドリンクボトル:サウナでは大量の汗をかくため、水分補給が不可欠です。ラウンジにはデトックスウォーターなどもありますが、自分専用のボトルがあると、浴室の近くに置いておけて便利です。

充実の館内アメニティと設備

滞在を計画する上でアメニティは意外と重要ですよね。

僕も荷物はなるべく少なくしたいタイプなので、いつも事前にしっかりチェックします。

蟹御殿は、手ぶらで来ても全く困らないほど、館内のアメニティが充実していました。

特に感動したのは、ただ揃っているだけでなく、高品質なアイテムが多かった点です。

カテゴリアイテム詳細備考
バスアメニティシャンプー、コンディショナー、ボディソープ雪肌精やDHCなど高品質なブランドが採用されていました。
客室設備ドライヤー、湯沸かしポット、冷蔵庫、金庫ドライヤーはReFaやDysonが完備。細部へのこだわりを感じます。
サウナ関連フェイスタオル、バスタオル、サウナマット、ガウン(女性用)タオル類は使い放題。心置きなく汗を流せます。
その他歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、綿棒など基本的なアメニティは全て揃っています。

これだけ揃っていれば、本当に自分の着替えだけ持っていけばOK。

荷物を軽くして、身軽に旅に出られるのも嬉しいポイントですね。

日帰りでも満喫!「有明海の湯」の楽しみ方

「宿泊する時間はなかなか取れないけど、あの絶景サウナは体験してみたい…」そう思う方も多いんじゃないでしょうか。

ご安心ください、「有明海の湯」は日帰り利用も可能です。

僕ももし時間がなかったら、日帰りで弾丸サウナ旅を計画したと思います。

ここでは、日帰り利用を検討している方のために、その楽しみ方を徹底解説します。

完全予約制!日帰りプランの詳細

まず最も重要な点は、日帰り利用は完全予約制であることです。

ふらっと立ち寄ることはできないので、必ず事前の予約を忘れないようにしましょう。

項目詳細
料金3,300円(税込)
利用時間2.5時間
予約方法電話(0954-68-2260)または公式サイトから
利用可能年齢高校生以上(中学生以下は利用不可)
持ち物基本的に手ぶらでOK(タオル、アメニティ完備)

利用時間は以下の5部制に分かれています。

スケジュールに合わせて選べるのが嬉しいですね。

  • ① 8:00 – 10:30
  • ② 12:00 – 14:30
  • ③ 14:30 – 17:00
  • ④ 17:00 – 19:30
  • ⑤ 19:30 – 22:00

2時間半でととのう!おすすめの過ごし方

限られた時間で最高の体験をするために、僕なりにおすすめの過ごし方を考えてみました。

  1. 到着〜受付(15分):少し早めに到着し、まずはラウンジで一息。デトックスウォーターで体を潤します。
  2. 入浴〜サウナ1セット目(45分):体を清め、まずは温泉で下茹で。そしていよいよサウナ室へ。じっくり蒸されて、水風呂、外気浴を堪能。
  3. サウナ2〜3セット目(60分):自分のペースでサウナを楽しみます。グラヴィティサウナとグリッドサウナ、どちらに入れるかは時間帯次第ですが、その個性を存分に味わいましょう。
  4. クールダウン〜身支度(30分):最後にもう一度温泉に浸かり、身支度を。ラウンジで無料のプリンやアイスをいただきながら、ととのいの余韻に浸る時間も忘れずに。

このように計画すれば、2時間半という時間でも、十分に「有明海の湯」の魅力を満喫できるはずです。

サウナ後のご馳走!周辺のおすすめグルメ(サ飯)

ホテルでの食事が最高なのは言うまでもありませんが、日帰り利用の場合や、もっとローカルな味を楽しみたい方のために、ホテル周辺のおすすめグルメスポットをリサーチしました。

サウナ後の空腹を満たすのに最高のお店ばかりです。

地元民も愛する!竹崎蟹と海鮮の名店

店舗名特徴蟹御殿からの距離
竹崎海産漁師直営で鮮度抜群!名物の「蟹ちゃんぽん」は必食。冬場はカキ焼き小屋も人気。車で約8分
和風レストラン 川した竹崎蟹料理の専門店。じっくりと蟹を味わいたいならここ。個室もあり落ち着いた雰囲気。車で約5分
お食事処 海望コスパ最強の海鮮食堂。800円からの海鮮丼は、サウナ後の体に染み渡る美味しさです。車で約4分

B級グルメから本格派まで楽しめるラインナップ

僕だったら、サウナ後に「竹崎海産」で蟹ちゃんぽんをすすり、デザート代わりに「おみやげ村」でカキを少しだけ焼いてつまむ…なんてコースを考えちゃいますね。

車で少し足を延せば、魅力的なお店がたくさんあるので、サウナと合わせてグルメ旅の計画を立てるのもおすすめです。

家族連れにも優しい蟹御殿の魅力

今回の旅は僕一人でしたが、館内を散策していると、家族連れで楽しんでいる方々も多く見かけました。

調べてみると、蟹御殿は僕のようなソロのサウナ好きだけでなく、お子様連れのファミリーにも非常に優しい宿だということがわかりました。

小さなお子様も安心の設備とサービス

出典:https://goten-resort.jp/kanigoten/
  • キッズルーム完備:レストランの待合室横には、お子様が遊べるキッズルームが設置されています。これなら、食事の前後に子供が飽きてしまうこともありませんね。
  • 豊富な子供用メニュー:小学生向けの「お子様蟹会席」から、幼児向けの「お子様セット」まで、年齢に合わせた食事が用意されています。蟹が苦手な子でも安心です。
  • プライベートな客室露天風呂:大浴場だと周りに気を使ってしまうこともありますが、全室に露天風呂が付いているので、家族だけのプライベートな空間で温泉を楽しめます。

サウナや美食だけでなく、こうした細やかな配慮があるからこそ、幅広い層に愛される宿になるんだなと感心しました。

佐賀の強豪サウナホテルとの比較

佐賀県には、近年素晴らしいサウナ施設を持つホテルが次々と誕生しています。

蟹御殿がいかに素晴らしい場所かをお伝えするために、他の有名なサウナホテルと比較してみました。

どちらも最高ですが、魅力の方向性が違うんです。

蟹御殿の独自性:絶景と食の圧倒的マリアージュ

蟹御殿の最大の強みは、前述した通り「絶景・サウナ・食」の三位一体が生み出す、圧倒的な体験価値にあります。

有明海という唯一無二のロケーションを最大限に活かし、サウナも食事もすべてがそのテーマに沿って設計されています。

これは、他のホテルにはない強力な独自性と言えるでしょう。

御船山楽園ホテルとの違いは?価格帯と体験価値を分析

佐賀のサウナホテルとして真っ先に名前が挙がるのが、サウナシュランで殿堂入りを果たした武雄市の「御船山楽園ホテル らかんの湯」です。

どちらもハイクラスなホテルですが、その魅力の方向性は異なります。

  • 蟹御殿が「海と食」をテーマに、開放感と美食を追求した”陽”の体験だとすれば、
  • 御船山楽園ホテルは「森とアート」をテーマに、静寂と瞑想を追求した”陰”の体験と言えるかもしれません。

どちらが良いというわけではなく、その時の気分や誰と行くかによって選ぶのが正解でしょう。

記念日デートなら蟹御殿、一人でじっくり自分と向き合いたいなら御船山、といった感じでしょうか。

項目太良嶽温泉ホテル 蟹御殿御船山楽園ホテル らかんの湯
コンセプト海・蟹・天空サウナ森・アート・メディテーション
ロケーション有明海沿岸(オーシャンビュー)御船山の麓(フォレストビュー)
サウナの特徴絶景を望む2種の独創的サウナドライ・スチーム・アートサウナ
食事の強み竹崎蟹を中心とした海鮮会席地産地消の創作料理
価格帯約45,000円~約40,000円~
おすすめの滞在記念日、美食旅、絶景サウナひとり旅、アート好き、静かな滞在

よくある質問と回答(Q&A)

宿泊を検討している方が疑問に思うであろう点を、僕なりにまとめてみました。

Q1: 日帰りサウナは予約なしでも利用できますか?

A: いいえ、完全予約制です。公式サイトまたは電話での事前予約が必須です。各時間帯で定員(基本5名)が定められているため、早めの予約をおすすめします。

Q2: サウナ室は熱いですか?

A: 2階のグラヴィティサウナは**約90℃でパワフル、1階のグリッドサウナは約80℃**でマイルドな設定です。どちらもセルフロウリュが可能なので、好みの湿度・体感温度に調整できます。口コミでは「床や座面が熱い」との声もあるので、サウナマットを2枚使うなどの工夫もおすすめです。

Q3: 外気浴スペースは外から見えませんか?

A: 2階の外気浴スペースは、開放感を最優先した設計のため、隣接する駐車場などから見えてしまう可能性があります。そのため、女性用にはガウンが用意されていますし、男性の方でも気になる場合はバスタオルを巻くなどの対策が推奨されています。プライバシーよりも、海と一体になる究極の開放感を味わってほしい、というホテルの強いこだわりを感じます。

Q4: 竹崎蟹が食べられない時期はありますか?

A: 蟹御殿では通年で竹崎蟹を提供しています。ただし、夏(6月〜11月)はオス、冬(12月〜5月)は内子(卵)を持ったメスが旬となり、味わいが異なります。不漁の場合は代替メニューになる可能性もあるので、心配な方は予約時に確認すると安心です。

総合評価

あっという間に過ぎ去った、夢のような1泊2日。

東京へ戻る電車の中で、僕は旅の記憶を反芻していました。

日常に戻るのが少し名残惜しい、そんな気持ちにさせてくれる最高の旅でした。

最高の休日をありがとう。

サウナ室の扉を開けた瞬間の衝撃。

水風呂に包まれた時の安らぎ。

外気浴で海と一体化したかのような多幸感。

そして、竹崎蟹の濃厚な旨味。

蟹御殿での体験の一つひとつが、鮮明に脳裏に焼き付いています。

ここは、ただ設備が豪華なだけのホテルじゃありません。

有明海の自然という大きな舞台の上で、サウナ、食事、客室、サービスという役者たちが完璧なハーモニーを奏でる、一つの完成された作品のような場所でした。

僕は心から「ありがとう」と呟き、必ずまたここに戻ってくることを固く誓いました。

次は、内子たっぷりの冬のメス蟹と、澄み切った冬空の下でのサウナを体験しに。

次のサ旅へ。お得に予約できるおすすめサイト紹介

この記事を読んで、蟹御殿に行きたくなったあなたへ。

最高の体験を、ぜひご自身で味わってみてください。

人生で一度は訪れるべき場所だと、僕は断言します。

予約の際は、プランや時期によって料金が変動するので、複数のサイトを比較検討するのがおすすめです。

公式サイトはベストレート保証を謳っていますが、楽天トラベルやじゃらんでは、独自のセールやクーポン、ポイントアップキャンペーンでお得になる場合も少なくありません。

あなたにとって最適なプランを見つけて、最高のサ旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

その計画を立てる時間も、きっと素晴らしいものになるはずです。

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ABOUT ME
大塚誠也
大塚誠也
おおつか せいや

サウナ大好きサラリーマン。
外回り中、仕事帰りにサウナを巡っています。
サウナ上がりのオロポとおいしいご飯が大好物
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