【徹底解説】所沢「温泉バルコニー キング&クイーン」で7段サウナと2m水風呂に挑戦してきた

最近、サウナ好きの間で話題になっている施設をご存知ですか?
SNSのタイムラインには、2mの深さがある水風呂にダイブする動画が頻繁に流れてきます。でも、都心から遠いし、混雑も気になって、なかなか足を運べずにいる方も多いのではないでしょうか。
実は、2024年9月末にオープンした「温泉バルコニー キング&クイーン」は、スパジャポと同じ運営会社が手掛ける本格的なサウナ施設。7段の本格サウナと2mの水風呂を中心に、最新の設備が揃っています。
今回は、実際に施設を訪れて、アクセスから混雑状況、施設の使い方まで、徹底的にレポートしてきました。
この記事を読めば、初めて訪れる方でも迷わず利用できるはず。特におすすめの利用時間帯や、より快適に過ごすためのコツもお伝えします。
- SNSで話題の新施設に行かない理由がない!
- 圏央道で埼玉へ、アクセスは意外と良好?
- 派手な外観とクラブミュージック
- 洗い場探しは慎重に、シャワーヘッドの種類に注目
- 圧巻の7段タワーサウナ
- 水深2mの衝撃!飛び込み水風呂に勇気を出して挑戦
- 外気浴エリアはリゾート気分
- ハーブサウナと塩サウナで心身をリフレッシュ
- -20℃のアイスルームは本当に寒いのか
- メインのお風呂も充実、種類豊富な温泉ゾーン
- 岩盤浴エリアは漫画天国!?
- スパジャポ系列の実力、料金以上の満足感
- 帰りの渋滞も気にならない充実感
- 万人受けするエンターテインメント施設の実力
- 岩盤浴エリアで極上のリラックスタイム
- SKY HIGHエリアで至福のサウナタイム
- 施設の細かな特徴をもっと詳しく
- 時間帯による施設の雰囲気の違い
- さらに気になった細かな特徴と注意点
- もっと細かな施設の使い勝手
SNSで話題の新施設に行かない理由がない!
インスタで見かけた衝撃のダイブ水風呂
ここ最近、インスタのサウナ好きが集まるアカウントで頻繁に目にするようになった施設があります。埼玉県所沢市にある「温泉バルコニー キング&クイーン」。2024年9月末にオープンしたばかりの新しいサウナ施設です。
なんといっても注目は「水深2メートルの飛び込める水風呂」!スパジャポと同じ系列の施設だと知って、これは行くしかないと思いました。でも、オープン直後は大混雑で、口コミを見ると「千と千尋の湯屋状態」とか書かれていて、様子見していたんです。
最近は落ち着いてきたという情報もチラホラ。それに、平日なら朝イチで行けば空いているはず。そう考えて、思い切って有給休暇を取ることにしました。

水風呂の深さは湯らっくす(熊本)の171cmを抜いて日本で1番深い…!
有給休暇を取って平日に突撃を決意
実は有給消化が進んでいなくて上司に怒られていたので、ちょうどいい口実になりました(笑)。朝イチで行けば、開店と同時に入れるはず。それに、最近の寒暖差で風邪気味だったので、ゆっくりサウナで温まるのにもぴったりです。
前日の夜は、サウナマットとサウナハットを用意して、いつもより早めに就寝。明日は思う存分サウナを楽しむぞ!と、わくわくしながら布団に入りました。
正直、都心から所沢って結構遠いイメージがあって、躊躇していた部分もあったんです。でも、サウナ好きの間で話題になっているし、この機会を逃したら次はいつになるかわからない。そんな思いで、ついに行くことを決意したのでした。
圏央道で埼玉へ、アクセスは意外と良好?
都心から1時間半、渋滞を避けて朝イチで出発
朝6時、目覚ましより早く目が覚めてしまいました。わくわくして眠れなかったんですよね(笑)。慌てて準備をして、6時半には自宅を出発。この時間なら圏央道も空いているはずです。
カーナビで調べると、都心から1時間30分くらいの予定。ただ、朝の通勤ラッシュに巻き込まれると、もっとかかるかもしれません。まあ、開店時間の9時に間に合えばいいや、という気持ちで出発しました。
予想通り、圏央道は空いていて快適なドライブ。ただ、カーナビの案内が「スーパーヤオフジの駐車場」と言っていて少し混乱。実は、キンクイの駐車場は奥にあるんですよね。知らないと間違えそうでした。
広大な駐車場に驚き
8時過ぎに到着すると、既に50人くらいが開店待ち。えっ、こんなに並んでるの!?と焦りましたが、駐車場の広さにもビックリ。何台停められるんだろう?と思うくらい広々としています。
実は、この辺りは自衛隊の基地が近いらしく、時々軍用機が頭上を飛んでいくんです。「ちょっとした映画のロケ地みたいだな」なんて思いながら、開店を待っていました。みなさん、朝からお目当ては同じなのかな?
サウナ好きの間で有名なスポットになっているのはわかっていましたが、平日の朝からこんなに人が集まるとは思いませんでした。でも、施設自体が広いので、この程度の人数なら快適に過ごせそう。そんな予感がしていました。
派手な外観とクラブミュージック
動物柄の館内着にツッコミたくなる
9時ちょうど、ついに入店!施設に近づくと、まず目に飛び込んでくるのがラブホテルかと見間違えそうな派手なネオンサイン。なんだか不思議な高揚感を覚えます。
入口を入ると、BGMが結構な音量で流れていて、これはもしや…と思ったら、なんとオリジナルのテーマソングが流れているではありませんか!思わず笑ってしまいました。
受付は全部タッチパネル式。950円を支払って、ICチップ付きの下足札をゲット。岩盤浴も気になりましたが、今日は基本コースだけにしておきます。すると、なんと朝風呂特典で野菜とジュースをプレゼントしてくれました。ラッキー!
次に目に入ったのが、館内着のラインナップ。シマウマ、キリン、ヒョウ柄など、まるでサファリパークのような柄物がずらり。これを着て歩く人を想像したら、また笑ってしまいます。でも、みんな平気で着ているんですよね。すごい。

館内着はサイズごとに陳列されていますが、柄は分類されているわけではなく完全ランダム。
私が取ったのはウシ柄(?)でした。
長い廊下を歩いて浴場エリアへ
浴場までの廊下が想像以上に長くて、「ここまで来て迷子になったらどうしよう」なんて考えながら歩いていました。でも、案内表示はしっかりしているので、迷う心配はなさそう。
途中、フードコートや休憩スペースが見えてきて、これは一日中いても飽きない施設だなと実感。特に2階の岩盤浴エリアは、マンガコーナーまであるみたいです。今度は岩盤浴も付けて来てみたいな。
洗い場探しは慎重に、シャワーヘッドの種類に注目
リファとミラブルの贅沢な洗い場
脱衣所に入ると、まずロッカーの種類が大中小と3サイズあることに気付きました。これは気が利いてますね。荷物の量に合わせて選べるなんて。
洗い場に向かうと、シャワーヘッドがリファとミラブルの2種類から選べるようになっています。ちょっと見たことない組み合わせですよね。せっかくなので、両方試してみることに。
リファは水圧が強めで気持ちいい!ミラブルの方は水圧が強すぎて、泡だらけの手では掴みにくくて大変でした(笑)。
炭酸泉で下茹での準備運動
体を洗い終わったら、まずは炭酸泉で温まることにします。この施設の炭酸泉は強めで、体に気泡がびっしりとくっついてきます。これはかなりの濃度かも。
おまけに、この炭酸泉にはヘッドスパ機能まで付いているんです。頭皮に心地よい刺激が伝わってきて、思わずウトウト。あっ、寝るところじゃないですよね(笑)。
でも、この炭酸泉で体がポカポカになってきたので、これならサウナもバッチリ楽しめそう。気を取り直して、いよいよメインイベントの7段サウナに向かうことにしました。実は、この高さのサウナは初めての経験。ちょっとドキドキします。
圧巻の7段タワーサウナ
最上段への階段はまるでエベレスト
サウナ室のドアを開けた瞬間、その光景に圧倒されました。なんという高さ!7段もの階段が天井まで続いている様子は、まるで小さなエベレストのよう。
最初は2段目あたりでいいかな…と思っていたのですが、せっかくだから最上段まで行ってみることに。一歩一歩、慎重に階段を上っていきます。途中、足裏が熱くて熱くて、これはマイサウナマットを持ってくるべきだったと後悔。
やっと最上段に到着すると、なんと温度計は90度を指しています。ここまで来たら、意地でも耐えてやるぞ!と意気込んでみたものの、5分経過したあたりで早くも限界が。
オートロウリュの威力に震える15分
そこへ、「15分毎のオートロウリュが始まります」というアナウンス。おっ、これは楽しみ!…と思った矢先、想像以上の熱波が襲ってきました。
霧状の水蒸気がストーンに落ちる音と共に、室温がみるみる上昇。そして驚いたことに、それが終わると今度は天井からの熱風!まるで炎の竜巻に巻き込まれたような感覚です。

オートロウリュは笑ってしまうほど強力。サウナハットを着用しないと耐えられないかも。
思わず4段目まで逃げ降りましたが、それでもかなりの熱さ。でも不思議と、この熱さが心地よくて。テレビで相撲中継を見ながら、じっくりと汗を流すことができました。
これはもう、スーパー銭湯のサウナとは一線を画す本格派。15分おきに訪れる熱波との戦いを、なんとか8分間耐え抜きました。さあ、この後は待望の水風呂です!
水深2mの衝撃!飛び込み水風呂に勇気を出して挑戦
階段から入水するか飛び込むか葛藤する瞬間
サウナを出てまず目に入ったのは、巨大なプールのような水風呂。水面がキラキラと輝いていて、まるでナイトプールのよう。思わず足を止めて見入ってしまいました。
掛け湯を済ませて、いざ水風呂の前へ。でも、どうしよう…。階段からゆっくり入るのが無難なんですが、せっかく来たんだから飛び込んでみたい。そんな気持ちと、「間違って底に頭をぶつけたらどうしよう」という不安が交錯します。
ちょうどその時、他のお客さんが颯爽と飛び込んでいくのを目撃。あ、そうか、こんな感じで飛び込むんだ!勇気を出して、私も挑戦することに決めました。
水面からの景色が忘れられない
深呼吸をして、いざジャンプ!水しぶきを上げながら、体が水の中へと沈んでいきます。おお、これは気持ちいい!水温17度というのが絶妙で、サウナで温まった体にちょうどいい刺激です。
面白いのは、足が全然底につかないこと。本当に2メートルあるんですね。泳げない人は要注意かも。私も慌てて手すりを探しましたが、浮力で体が自然と浮いてくるので大丈夫でした。

飛び込み場所は細めの棒状の階段で滑りやすので注意してください。
水面から見上げる天井の景色が、なんとも神秘的。つい、もう一回飛び込みたくなってしまいます。ただ、あまり長居すると次のお客さんに迷惑かも…と思い、早々に上がることにしました。
次からはダイブの要領もわかったし、もっと楽しめそう。これは確実にクセになりそうです。体が震えているのに、なぜか笑みがこぼれてきます。
外気浴エリアはリゾート気分
ゆったりデッキチェアでの休憩
水風呂から上がると、露天エリアに6台のリクライニングチェアが並んでいるのが見えました。ラッキーなことに、ちょうど1台空いています。
デッキチェアに横たわると、これがまた気持ちいい。チェアの横には汗を流すためのシャワーまで付いているんです。細かい気配りが嬉しいですね。
露天エリアは思ったより広々としていて、リクライニングチェア以外にも通常の椅子が19脚ほど設置されています。サウナのキャパシティを考えると、ちょうどいい数なのかも。平日の今なら、整い難民になる心配はなさそうです。
BGMと自衛隊機の爆音が混ざり合う不思議な空間
外気浴中、施設から流れる洋楽のBGMが結構な音量で聴こえてきます。普通のサウナだと静かな空間が多いんですが、ここは違います。でも不思議と、この音楽のおかげで他のお客さんの会話が気にならないんです。
そうそう、面白いのが時々上空を自衛隊機が通過していくこと。BGMと爆音が混ざり合う不思議な空間なんですが、これがまた新鮮な体験。「ここは本当に温浴施設なのかな?」って思ってしまいます(笑)。
デッキチェアで15分ほど過ごしていると、全身にあまみが出てきました。これは完全にととのってます!サウナ→水風呂→外気浴のサイクルが、ここではばっちり決まる感じ。もう1セット、いや2セット…と欲が出てきてしまいます。
ハーブサウナと塩サウナで心身をリフレッシュ
香りと熱さのバランスが絶妙なハーブサウナ
次は露天エリアにあるハーブサウナに挑戦です。ガラス張りの開放的な造りで、水風呂に飛び込む人を眺めながらサウナを楽しめるという面白い設計になっています。
入室すると、ローズマリーやセージなどのアロマの香りが漂ってきました。温度計は92度。タワーサウナより低めですが、湿度が高めに設定されているみたいです。これが絶妙な心地よさを生み出しているんですね。
10分おきにアロマロウリュがあるのも特徴的。水蒸気と一緒にハーブの香りが広がって、まるでスパにいるような気分に。BGMも洋楽で、なんだかおしゃれな空間です。
ソルトサウナでツルツル美肌に
一息ついた後は、塩サウナへ。ここは80度と比較的マイルドな設定。中央に塩の入った器が置かれていて、好きなだけ使えるシステムです。
塩を手に取って、全身にやさしくなでるように塗布していきます。するとじわじわと汗が…。じんわりと温まりながら、老廃物が出ていく感じがたまりません。
ただ、注意が必要なのが出入り口の開閉。扉が開くたびに温度が下がってしまうんです。でも、それを考慮しても十分に温まれました。出る時は専用のシャワーで塩を流すんですが、その時の肌のつるつる感がたまりません。
あ、そうそう。塩サウナの近くにはストロング水シャワーという面白い設備があって、これがまた気持ちいいんです。水圧が強めで、疲れた体をほぐしてくれます。
-20℃のアイスルームは本当に寒いのか
凍てつく床に足が震える
サウナで十分に温まったところで、話題のアイスルームに向かいます。入り口には「-20℃」という表示が。本当にそんなに寒いの?という疑問を抱きながらドアを開けてみると…。
おおっ、これは確かに寒い!呼吸をした瞬間、鼻腔が凍るような感覚。でも、気になるのは床の状態。なんと床が凍っていて、つるつる滑ります。慎重に一歩一歩進まないと危険です。
部屋の中には椅子が置いてあって、そこで休憩することもできるんですが、手すりに触れようとしたら…あっ!金属が冷たすぎて手がくっつきそうになってしまいました。これは北欧のサウナを体験している気分ですね。
シングル水風呂との組み合わせで究極の冷え
このアイスルームの中に、なんとシングルの水風呂が設置されているんです。水温は8.9度。室温も相まって、まさに極寒の世界。
ためしに水風呂に入ってみると…うおおっ!体中の血管が一気に収縮するような感覚です。でも不思議と、室温が冷たいせいか、水風呂自体はそれほど冷たく感じません。
面白いのは、このシングル水風呂から上がった後、すぐ外にある23度の温泉水風呂に入れること。この温度差による刺激が、また格別なんです。頭がクリアになっていく感じ。
こんな贅沢な冷却方法は他では体験できないかも。ただし、床の凍結には本当に要注意。滑って転んだら大変なことになりそうです。安全第一で楽しみたいですね。
メインのお風呂も充実、種類豊富な温泉ゾーン
強炭酸泉とヘッドスパで極上のリラックス
サウナと水風呂を楽しんだ後は、お風呂巡りの時間です。まず目を引いたのは高濃度炭酸泉。入ってみると、体中に気泡がびっしりと付着していきます。これはかなりの濃度!
特筆すべきは炭酸ヘッドスパ機能。頭を湯船に浸けると、炭酸の刺激が頭皮全体に広がっていきます。これが気持ち良すぎて、ついウトウトしてしまいそうに。でも、寝落ちは危険なので程々にしておきましょう。
浴槽の種類も豊富で、内湯にはジェット風呂や電気風呂も。特に電気風呂はかなりの強さで、思わずビクッとしてしまうほど。これは心臓の弱い人は要注意かも。
露天風呂エリアでのんびり
露天風呂エリアに出てみると、こちらも見どころ満載。シルキー風呂という変わり種があって、これがまた面白い。微細な気泡が全身を包み込んでくれます。
一番のお気に入りは壺湯。一人用のお風呂なんですが、なんとパチパチと気泡が湧き出てくる仕掛けが。他の炭酸泉より気持ちいいかも!
また、露天風呂エリアは自衛隊機が頭上を通過する絶好のスポット。時々轟音と共に戦闘機が飛んでいくんですが、温泉に浸かりながらの航空ショー、なかなか贅沢な体験です。
全体的に湯温は少し高めですが、これはこれで心地よい。サウナと水風呂で疲れた体を、じっくりと温め直すことができました。
岩盤浴エリアは漫画天国!?
意外と充実の休憩スペース
お風呂を堪能した後は、2階の様子も見てみることに。今回は岩盤浴は利用していないんですが、休憩スペースだけでも見学可能とのこと。
2階に上がってビックリ。広々とした休憩スペースには、なんと漫画コーナーが!しかも蔵書の質が良さそうです。「15年間続きが気になっていた漫画がある」という口コミを見かけましたが、本当だったんですね。
休憩スペースの椅子もコンセント完備で、スマホの充電もできます。ただし、USB対応じゃないのが少し残念。あと、貴重品ロッカーがないので、スマホの管理には気を使いそうです。
屋上テラスからの眺望を楽しむ
さらに上の3階に行ってみると、そこはSKY HIGHと呼ばれる有料エリア。バレルサウナとテントサウナが設置されていて、セルフロウリュができるみたいです。
屋上からの眺めは開放感抜群。ハンモックに揺られながらのんびりできそう。今度は岩盤浴とこの屋上エリアのセットで来てみたいな。
ちなみに、岩盤浴エリアの館内着は例のアニマル柄。これを着て漫画を読んでいる人たちを見ていると、なんだか動物園の休憩所にいるような不思議な気分になります(笑)。もしかしたら、それも狙いなのかもしれませんね。
スパジャポ系列の実力、料金以上の満足感
フードコートのメニューも侮れない
お風呂上がりのお楽しみと言えば、やっぱり食事。フードコートは1階と2階に分かれていて、メニューの豊富さに驚きます。特に2階は有名店とのコラボメニューが充実。
気になっていた神保町ボンディのカレーを注文してみました。都内の人気店の味が所沢で楽しめるなんて。実際に食べてみると、予想以上の本格派。これは嬉しい誤算です。
値段は都内の価格帯とほぼ同じくらい。郊外にしては高めかもしれませんが、味を考えれば納得できる水準。つけ麺とみ田や飯田商店のラーメンも気になりますが、今日は我慢。次回のお楽しみにとっておきましょう。
平日限定の朝風呂サービスがお得
実は朝風呂タイムには野菜やフルーツのプレゼントがあるんです。今日はタマネギとオレンジをもらいました。しかも、平日は通常料金より100円お得。これは嬉しいサービスですね。
アメニティも充実していて、シャンプーは2種類から選べるし、化粧水まで用意されています。ドライヤーはリファを採用。最近のスーパー銭湯にしては、かなりハイグレードな印象です。
施設全体としては、基本料金950円でこのクオリティ。岩盤浴1,000円、SKY HIGHエリアが700円の追加で、好みに応じて選べるのも良いですね。スパジャポの運営ノウハウが活きているなと感じました。
帰りの渋滞も気にならない充実感
角上魚類で夕飯の買い物
5時間ほど過ごして、そろそろ帰り支度。実は施設の近くに角上魚類があると聞いていたので、寄り道することに。せっかく埼玉まで来たんだから、美味しい海鮮も買って帰りたいですよね。
角上魚類は初めての訪問でしたが、鮮魚の品揃えが素晴らしい。特に刺身の盛り合わせが安くて新鮮。ついでに、焼き魚用の干物もゲット。
次は早朝から一日潰すぞ!
帰り道、圏央道は予想通りの渋滞。でも、今日は充実したサウナ体験ができたので、全然イライラしません。むしろ、「次は何を試そうかな」と考えているうちに渋滞も解消。
次回は朝イチで来店して、岩盤浴とバレルサウナも試してみたい。一日中いても飽きない施設だと確信できました。サウナも水風呂も一級品だし、お風呂の種類も豊富。
ただ、都心から片道1時間半かかるのが難点。でも、この充実度を考えると、十分通う価値はありそう。休日は混雑必至なので、またの機会も平日の朝イチがベストかな。
結局、家に着いたのは夜の8時過ぎ。でも、疲れた感じは全然なくて、むしろ身体が軽い!これぞサウナの力ですね。明日からの仕事も頑張れそうです。
万人受けするエンターテインメント施設の実力
サウナー視点での良い点・悪い点
まずは良い点から。なんといってもサウナと水風呂のクオリティが高いこと。7段サウナの熱波体験は本格的だし、2メートルの水風呂は他では味わえない体験です。
アメニティも充実していて、リファのドライヤーや2種類のシャワーヘッドなど、細かいところまで配慮が行き届いています。基本料金950円でこの内容は、かなりコスパが良いと思います。
気になる点としては、BGMの音量が大きめなこと。でも、これは逆に他のお客さんの会話が気にならない効果もあるので、一概に悪いとは言えないかも。
もう一つ気になったのは、水風呂エリアでの子供の遊び場化。2メートルもある水深は危険も伴うので、もう少し管理体制を強化してもいいかもしれません。
誰と行くかで変わる楽しみ方
この施設、面白いのは様々な楽しみ方ができるところ。サウナー向けの本格的な設備がある一方で、友達同士でワイワイ楽しめる要素も満載です。
例えば、アニマル柄の館内着を着て漫画を読んだり、水風呂にダイブしたり。エンターテインメント性が高いので、サウナ初心者でも楽しめそう。
ただし、静かにサウナを楽しみたい人には、平日の朝イチがおすすめ。休日や夕方以降は賑やかになるので、その点は考慮が必要です。
個人的には、これだけの施設が埼玉にできたのは嬉しい限り。都心からは少し遠いですが、日帰り温泉旅行的な感覚で楽しむのがいいかもしれません。また、次は岩盤浴コースで挑戦してみようと思います。
岩盤浴エリアで極上のリラックスタイム
2種類の岩盤浴で汗を流す
前回は基本コースだけでしたが、今回は思い切って岩盤浴を追加してみました。追加料金1,000円。まずは館内着に着替えて2階へ。
岩盤浴は**「薬」と「炎」**の2種類。最初に入った「薬」は湿度が高めで、横になった瞬間から汗が噴き出してきます。体の芯まで温まる感じがたまりません。
「炎」の方は、なんとセルフロウリュができるという驚きの仕様!部屋の中央に囲炉裏のような設備があって、そこにアロマ水をかけることができるんです。ただし、ロウリュのタイミングは他のお客さんとの兼ね合いもあるので、空気を読みながら(笑)
漫画コーナーで時間を忘れる
岩盤浴エリアの休憩スペースが予想以上に充実しているんです。特に漫画コーナーの品揃えが素晴らしくて、ついつい読み耽ってしまいました。
面白いのが、みんなアニマル柄の館内着を着て漫画を読んでいる光景。まるで動物園の休憩所にいるような不思議な雰囲気です。でも、そのおかげでか、妙に落ち着ける空間なんですよね。
あと、雪(クールダウン)ルームというのもあって、そこでは本当に雪が降ってくるんです!岩盤浴で温まった体を冷やすのに最適。ただし、床が凍ることもあるので、足元には要注意です。
岩盤浴エリアは想像以上にのんびりできて、気づいたら2時間以上経っていました。次回は朝イチで来て、岩盤浴でじっくり汗を流してから、サウナで締めくくる、なんていうコースも良さそうですね。
SKY HIGHエリアで至福のサウナタイム
バレルサウナとテントサウナで贅沢な時間
岩盤浴エリアをさらに上がった3階、追加料金700円のSKY HIGHエリアにやってきました。ここにはバレルサウナとテントサウナが設置されていて、どちらもセルフロウリュが可能なんです。
まずバレルサウナへ。小さな樽のような形をしていて、なんとも趣のある佇まい。中に入ると、アロマ水を自分で好きなだけかけられる仕様になっています。ロウリュの量を自分で調整できるって、なんて贅沢!
テントサウナの方は、まるでグランピング気分。中は意外と広くて、室温85-90度をキープ。ここでもセルフロウリュができて、外の景色を眺めながらじっくり汗を流せます。
20℃のICE BOXで極限の冷え体験
サウナの後は、屋上にあるICE BOXへ。これがまた素晴らしい設備で、まさに極寒の世界。ブランケットも用意されているので、寒さ対策もばっちりです。
面白いのが、この寒さと所沢の景色のギャップ。自衛隊機が頭上を飛んでいく様子を、極寒の部屋から眺めるという、なんとも不思議な体験。
ハンモックに揺られながらの休憩も気持ちいいですね。人が少ないので、静かにととのうにはピッタリ。ただ、冬場は寒すぎるかもしれません。その分、夏は最高の避暑スポットになりそうです。
岩盤浴とSKY HIGHを組み合わせると、まるでプチリゾート気分。贅沢な時間を過ごせました。ちょっと料金は上がりますが、たまの贅沢として十分アリだと思います。
施設の細かな特徴をもっと詳しく
サービスとアメニティの充実度
実は細かい部分でも、かなり使い勝手の良い工夫が施されているんです。例えば、洗い場は仕切りで区切られていて、プライバシーが確保されています。シャンプーとリンスも2種類から選べるのが嬉しいポイント。
化粧コーナーには雪肌精の化粧水や乳液が置いてあって、これは女性に人気みたい。綿棒なども完備されているので、スキンケアもばっちりできます。
平日限定の朝風呂タイム(6:00-8:00)は、野菜やフルーツのプレゼントがあるんです。私が行った日は、なんとラフランスをもらいました。これは嬉しい誤算。
意外と知られていない設備の特徴
サウナ室の面白い点は、メインサウナに3つの出入り口があること。内湯側と露天側、両方にアクセスできるんです。これって、水風呂への動線を考えると結構画期的。
あと、浴場内にある強力な電気風呂は要注意。普通の電気風呂と侮ると、思わぬ強さに驚きます。私も入った瞬間、思わずビクッとしてしまいました。
露天風呂エリアには個室の泡風呂があって、これがスパジャポにあるものと同じタイプ。パチパチと気泡が湧き出てくる感じが気持ちいいんです。
運営面での特徴と注意点
気になる点としては、洗い場の数が少なめなこと。混雑時は少し待つかもしれません。ただ、近々増設工事の予定があるみたいです。
支払いシステムは全てタッチパネルで、入館時のICチップ付きキーで管理。館内の飲食も全てこのキーで決済できて便利です。
これは個人的な発見なんですが、露天風呂エリアは自衛隊機の離着陸が見えるスポット。時間帯によっては、まるで航空ショーを見ているような気分になれます。
時間帯による施設の雰囲気の違い
朝は比較的静かで、本格的なサウナー達が多い印象。夕方以降は若者グループや家族連れが増えて、賑やかな雰囲気に。どちらが好みかは、人それぞれかもしれません。
ただ、休日は開店前から行列ができることも。朝風呂の時間帯(土日祝6:00-8:00)がおすすめです。混雑を避けられるだけでなく、料金も100円お得になりますよ。
さらに気になった細かな特徴と注意点
駐車場と送迎バスについて
アクセス面で重要な情報をもう少し。シャトルバスは小手指駅と新所沢駅から出ていて、平均40分間隔で運行しています。ただし、定員は25名なので、満員で乗れないことも。
駐車場は実は2か所あって、本館の奥と、スーパーヤオフジの横。ナビだと後者に案内されがちなので要注意。奥の駐車場は最初C字型でしたが、今はO字型になったみたいです。
新しく追加された設備
最近になって洗い場が増設されたそうです。以前は混雑時に待ち列ができていたそうですが、今は8人分増えて改善されているとか。
また、サウナ室にはサウナハット掛けが至る所に増設されました。これは地味に嬉しい改善点。特にタワーサウナの横と2m水風呂への動線上に設置されているのが便利です。
施設内の料金システム
支払い関連で補足すると、電子マネーやクレジットカードも使えます。館内のレストランや自販機も、全て入館時にもらえるICチップ付きの鍵で決済可能。
チェックイン時はタッチパネルで、グループでの支払いもまとめてできます。ただし、岩盤浴とSKY HIGHエリアは別途精算が必要なので注意が必要です。
営業時間と混雑状況
営業は25時まで(金土は26時)。平日の午前中は空いていますが、16時以降は学生や会社帰りの人で混み始めます。
土日は開店前から行列ができることも。特に岩盤浴エリアは休日になると席取り合戦になるそう。場所取りは禁止されていますが、なかなか徹底できていない様子です。
また、日によって水風呂の温度が結構変動するみたい。特に冷凍ルームは、表示の-20℃まで下がらないことも。でも、寒いことは間違いないので、その点は安心(?)です。
もっと細かな施設の使い勝手
館内での移動と各エリアの配置
実は面白い発見がたくさんあるんです。例えば、メインサウナから露天の水風呂までの動線がすごく考えられていて、サウナ室を通り抜けて直接アクセスできます。
浴室エリアは入口と出口が分かれているんですよ。これって地味に便利。人の流れがスムーズになるんです。あと、フードコートも1階と2階に分かれていて、混雑を分散させる工夫がされているみたい。
サウナのこだわりポイント
ハーブサウナには4種類のハーブ(ローズマリー、セージ、フェンネル、メイチャン)が使われているそうです。富士山溶岩サウナの方は、なんと本物の富士山の溶岩を使用しているとか。
面白いのが、オートロウリュのタイミング。メインサウナは15分おき、ハーブサウナは10分おきというように、ずらして設定されているんです。これなら、どちらかのロウリュを必ず体験できますよね。
意外と知られていない機能
最近追加された設備で面白いのが、激噴射シャワー用の飲料水ボタン。水風呂の近くで水分補給ができるんです。給水器が遠いという不満に応えた形みたい。
あと、休憩エリアの椅子にはシャワーヘッドが2脚おきに設置されていて、汗を流しながら外気浴ができます。ただし、隣の人に水がかからないように要注意です(笑)。
改善を重ねる運営姿勢
オープン当初は混雑対策が課題だったようですが、洗い場の増設やサウナハット掛けの追加など、着々と改善が進められています。
最近はソルトサウナの設定温度が少し下がったという声も。これは利用者の意見を反映させた結果なのかもしれません。運営側の改善への姿勢は評価できますね。
ただ、まだ改善の余地はありそう。例えば、岩盤浴エリアでの場所取り問題や、水風呂エリアでの子供の遊び場化など。これらは今後の課題として残されているようです。