【サウナ体験記】赤坂で見つけた生姜づくしの癒し空間「金の亀」完全レポート!プラネタリウム付き瞑想ルームから絶品サミソまで徹底解説

冬のサウナ、せっかく温まっても外に出た途端に寒くなってしまう…そんな経験はありませんか?実は、古くから温浴との相性の良さで知られる「生姜」の力を、サウナに取り入れた施設が話題を集めています。
赤坂にある「金の亀」は、生姜焼き専門店が手掛けるユニークなサウナ施設。高知県産の厳選された生姜を贅沢に使用し、サウナから水風呂、さらには休憩スペースまで、全てに生姜を取り入れた画期的な空間として、SNSで密かな人気を集めています。
今回は、生姜水風呂に生姜ロウリュ、さらにはサウナ専用の生姜味噌汁「サミソ」など、ここでしか体験できない特別なサウナ体験をレポート。プラネタリウムのような瞑想ルームや、森林浴が楽しめる休憩スペースなど、都会の喧騒を忘れられる癒しの空間の魅力をお伝えします。
SNSで話題の生姜サウナに惹かれて
生姜専門店が手掛けるサウナの噂
最近、SNSのタイムラインで妙に気になる投稿を見かけるようになりました。生姜にとことんこだわったサウナがあるらしいんです。赤坂にある「金の亀」という施設なんですが、なんでも1階は生姜焼き専門店で、2階と3階がサウナになっているとか。
実は僕、昔から生姜が好きなんです。風邪をひいたときはしょうが湯を飲むし、お寿司を食べるときは必ず生姜をたっぷりつけちゃう派。でも、サウナと生姜って合うんでしょうか?少し不安もありましたが、30分おきに生姜を使ったロウリュがあるって聞いて、これは行くしかないと思いました。
雨の赤坂見附で見つけた細い階段
仕事を早めに切り上げて、赤坂見附駅に降り立ちました。久しぶりの赤坂見附です。GoogleMapを頼りに歩いていると、細い路地に「生姜焼きBAKA」という看板が。あれ、ここかな?と思ったら、その横に小さな階段が。「生姜サウナ 金の亀」の文字を見つけて、ちょっとドキドキ。
入口は本当に小さくて、最初は居酒屋かと思っちゃいました。狭い階段を上がると、2階に受付があります。コンパクトな空間を活かした都会らしい造りだなぁと感心しながら、いよいよ受付へ向かいます。
狭い入口から始まる生姜との出会い
スタッフの丁寧な施設説明
受付では、スタッフの方が丁寧に施設の説明をしてくれました。バスタオル、フェイスタオル、巻きタオルがセットになっていて、館内着は無いようです。シンプルな設備なんですが、それだけに生姜へのこだわりが伝わってきます。
特に印象的だったのは、「サ黙」が徹底されているという説明です。サウナ室内はもちろん、館内では極力会話を控えめにしてほしいとのこと。なんだか神聖な場所に来たような気分になってきました。
生姜水とタブレットで準備運動
ロッカーで着替えを済ませると、まず目に入ったのが生姜水のサーバー。早速一杯いただきました。ほんのり甘くて、生姜の風味が効いていて、これがまた美味しい。さらに、生姜タブレットなるものも置いてあったので、それも一つ頂戴。
タブレットを口に含んだ瞬間、生姜の辛みが広がります。これは、サウナに入る前から体が温まってくる予感。さらに、生姜エキスを配合したスプレーまであって、なんだか生姜漬けにされそうな予感がしてきました。でも、なんだか楽しみになってきました。
洗い場で始まる生姜との戯れ
生姜成分配合のボディソープ
洗い場に向かってみると、これがまたちょっと狭めの通路です。でも、スタッフの方がこまめに床を拭いてくれているおかげで、滑る心配はありません。洗い場に置いてあるボディソープを見てみると、なんと生姜エキス配合とありました。もう笑っちゃいますね。ここまで徹底するんだ、と。
シャンプーやボディソープの質もなかなか良さそうです。丁寧に体を洗いながら、これから始まる生姜との出会いに期待が膨らみます。
生姜スプレーで全身をコーティング
体を洗い終わって、いよいよサウナに向かおうとしたところで、洗い場の棚に生姜の発汗スプレーを発見。これは面白そうだなと思って、全身にシュッシュッとスプレーしてみました。ほのかに生姜の香りがして、なんだか体が少しポカポカしてきた気がします。
実は、この生姜スプレー、後から分かったんですが、サウナの前に使うと発汗作用が高まるんだそうです。なるほど、だから置いてあったんですね。こういう細かい仕掛けが随所にあって、ついつい笑みがこぼれてしまいます。
暗闇の中で感じる生姜サウナの神髄
105度の熱気と生姜の香り
いよいよサウナ室へ。扉を開けると、薄暗い空間が広がっています。テレビもなく、静寂が支配する空間。3段構えの座席があり、最上段は105度という結構な熱さ。でも、不思議と息苦しさはあまり感じません。
壁際には岩塩のブロックが設置されていて、間接照明で優しく照らされています。この岩塩からもミネラルが出ているんだそうで、生姜との相乗効果を狙っているとか。なるほど、奥が深いですね。
30分おきの生姜ロウリュで激アツ体験
サウナに入って10分ほど経ったところで、スタッフさんが生姜ロウリュの時間を告げに来てくれました。毎時00分が焼き生姜、30分が生生姜のロウリュがあるそうです。今回は焼き生姜の回に当たりました。
ロウリュが始まると、サウナストーンから立ち上る蒸気に生姜の香りが乗って、じわじわと体に染み渡ってきます。これがまた心地よくて。あっという間に全身が汗まみれに。普段のサウナとはまた違った心地よさがあります。ふと気づくと、サウナ室内の誰もが静かに目を閉じて、この瞬間を楽しんでいるようでした。
サウナ室温度 | 90〜105℃ |
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サウナ室タイプ | 岩塩ブロックサウナ |
収容人数 | 約18人 |
ロウリュ種類 | ・焼き生姜ロウリュ(毎時00分) ・生生姜ロウリュ(毎時30分) ・オートロウリュ(毎時15分、45分) |
特殊設備 | 金亀玉座(サウナストーン前の特等席) |
使用素材 | ヒマラヤ岩塩ブロック |
特徴 | ・高知県日高村産の生姜を使用 ・岩塩によるミネラル成分の効果 ・テレビなどを置かず集中できる環境 |
生姜水風呂で引き締める
11kgの生姜が溶け込んだ水風呂
サウナを出て、生姜水の掛け湯を浴びてから、いよいよ水風呂へ。なんでも毎日11kgもの生姜を投入しているとか。水がほんのり白濁しているのは、そのせいなんですね。温度計は見当たりませんでしたが、体感では15度くらい。結構キンキンに冷えています。
最初は生姜が入っているせいで、肌がピリピリするんじゃないかと心配していたんですが、そんな心配は無用でした。むしろ、不思議とスーッとした気持ちよさがあります。サウナで温まった体に、生姜水風呂がジワッと効いてきます。
生姜の力で体が芯から温まる感覚
水風呂から上がってみると、これがまた不思議な感覚。普通の水風呂だと、上がった直後はちょっと寒気がするものですが、この生姜水風呂は違います。体の芯がポカポカしたままなんです。これには本当に驚きました。
どうやら、生姜には血行を促進する効果があるらしく、その効果で体がすぐに温まってくるんだとか。なるほど、だから生姜風呂って昔からあるんですね。新しいようで実は理にかなったサウナの進化を感じました。
種類 | 生姜もみ出し水風呂 |
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温度 | 約15-16℃ |
水深 | 90cm |
収容人数 | 8人 |
特徴 | – 高知県日高村産の生姜を使用 – 生姜のもみ出しと生の生姜を水中に投入 – スパイシーなジンジャーの香りあり |
効果 | – 発汗作用や血行促進を高める – 体の表面に生姜エキスが付着 – 消臭効果あり |
その他 | – 季節により温度が変動する可能性あり – 氷を入れることもある |
森林浴のような内気浴空間
鳥のさえずりと静寂に包まれて
水風呂を出たら、3階の休憩スペースへ向かいます。階段を上がると、そこにはまるで森の中にいるような空間が広がっていました。薄暗い照明と、小鳥のさえずりのBGM。壁には木々のモチーフ。なんだか森林浴をしているような気分になってきます。
特筆すべきは、この空間の空調の設定です。暑すぎず寒すぎず、湿度も程よく、まさに整うための最適な環境が整っています。風の通り道も計算されているようで、心地よい風が常に感じられます。
多彩な休憩スペースを巡る旅
休憩スペースには様々な種類の椅子が用意されています。インフィニティチェアはもちろん、木製のロッキングチェア、ハンモックまであるんです。さらに、寝転がれる広々としたベッドスペースもあって、選択肢の多さに驚きました。
つい色々試してみたくなって、この椅子からあの椅子へと休憩スポット巡りを楽しんでしまいました。それぞれに違った心地よさがあって、どれも捨てがたい。結局、この日は全部制覇してしまいました。贅沢な時間ですね。
金の亀のととのいスペースの情報を以下の表にまとめました:
場所 | 3階全フロア |
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名称 | ととのい森林浴スペース |
特徴 | – 空間デザイナーが設計 – 視覚、聴覚、嗅覚、触覚にアプローチ – 森林をイメージした環境音楽 |
設備 | – インフィニティチェア – ハンモック – 鳥かご椅子 – 寝転びマット – 外気浴スペース |
収容人数 | 40人以上 |
外気浴 | – 外気浴チェア(2台) – 半外気浴チェア(2台) |
その他 | – 自家製生姜水の提供 – ウォーターサーバー – クーラーボックス |
サミソとの運命の出会い
生姜味噌汁の魅力に取り付かれて
休憩スペースの入り口近くに、なにやら温かそうな飲み物のサーバーを発見。「サミソ」という謎の文字。聞いてみると、なんとサウナ用に開発された生姜入りの味噌汁なんだそうです。これは気になりますね。早速、紙コップに注いでみました。
一口飲んでビックリ。これが予想以上においしい!生姜の風味と味噌の旨味が絶妙なバランスで、サウナで失われた塩分を補給するのにぴったり。温かさも程よくて、体の芯までじんわりと温まってきます。
セット終わりの一杯が至福の時
セットを重ねるごとに、このサミソが待ち遠しくなってきました。サウナ上がりの一杯が、もはや儀式のようになっています。実は、最終セットの前に飲むのがおすすめだと、後からスタッフさんに教えてもらいました。なるほど、そうすることで体が温まったままフィニッシュできるんですね。
このサミソ、本当においしくて。家でも作れないかなと思って、スタッフさんに聞いてみたんですが、高知県産の特製生姜を使っているらしく、簡単には再現できないそう。これは、また来るしかないですね。
瞑想ルームで見つけた新たな整い方
プラネタリウムと生姜の香りに癒される
休憩スペースを探索していると、一人用の瞑想ルームを発見。運良く空いていたので、早速入ってみることに。真っ暗な室内に入ると、天井には星空が広がっています。これ、まるでプラネタリウムじゃないですか!
さらに驚いたのは、部屋に漂う生姜のお香の香り。星空を眺めながら、生姜の香りに包まれる。なんとも贅沢な時間です。ふと気づくと、虫の音も聞こえてきて、まるで夏の夜に星空を見上げているような気分に。
畳の上で過ごす贅沢な時間
瞑想ルームは畳敷きになっていて、大の字になって寝転がれます。体を伸ばすと、サウナで温まった筋肉がじんわりとほぐれていくのを感じます。10分という制限時間があるのですが、あっという間。もう少しいたいなぁと思いつつ、次の人のために部屋を出ました。
この瞑想ルーム、本当に都会の喧騒を忘れられる空間です。サウナと水風呂で体をリセットした後に、こんな贅沢な時間が過ごせるなんて。金の亀さん、やるなぁと感心してしまいました。
ハンモックで揺られる幸せ
揺れる椅子の心地よさ
瞑想ルームを出た後、休憩スペースにあるハンモックが気になって仕方ありません。実は、ハンモックって初めて体験するんです。少し緊張しながら座ってみると…これが予想以上に心地いい!ゆらゆらと揺れる感覚に身を任せていると、まるで宇宙遊泳しているような不思議な浮遊感。
他にも、木製のゆりかご型の椅子があって、これまた独特の揺れ方が気持ちいいんです。前後にゆっくりと揺れる感覚が、なんとも言えない安らぎを与えてくれます。ついウトウトしてしまいそうになるくらい、心地よい空間です。
様々な整い方を探求する楽しみ
休憩スペースには他にも、インフィニティチェアやストレッチポールまで置いてあって、色々な整い方を試せるようになっています。特にストレッチポールは意外な発見でした。サウナ上がりの体をゆっくりほぐすのに、これが意外と効果的なんです。
また、外気浴スペースもあって、そこにはアディロンダックチェアが2脚。都会の喧騒を感じながら、生姜の効果で温まった体で外の空気を楽しむ。これまた贅沢な時間です。赤坂の街中での外気浴は、都会ならではの楽しみ方かもしれません。
生姜焼き専門店でサ飯タイム
待望の生姜焼き定食との対面
サウナでしっかり整った後は、1階の生姜焼き専門店「生姜焼きBAKA」へ。実はずっと気になっていた生姜焼き定食を注文します。なんと、2種盛りというのがあるんです。普通の生姜焼きと、角煮風の生姜焼きが一度に楽しめるという欲張りセット。
注文してから10分ほどで運ばれてきた定食を見て、思わず目を疑いました。生姜がこれでもかというくらいたっぷり。それに、お肉が想像以上にボリューミー。これは期待以上です!
生姜づくしの一日を締めくくる
生姜焼きを一口。…うん、これは間違いない!生姜の風味が肉の旨味を引き立てていて、ご飯が止まりません。特に角煮風の方は、トロトロに煮込まれた豚肉に生姜の風味が染み込んでいて、これがまた絶品。思わずご飯のおかわりを頼んでしまいました。
タルタルソースをつけて食べるのもアリだそうで、これがまた新しい発見。生姜焼きにタルタルソース?と最初は疑問に思いましたが、試してみると意外とイケる。さすが専門店、色々と考えられているんですね。
雨上がりの赤坂の街を歩きながら
体の芯まで温まった充実感
店を出ると、さっきまでの雨が上がっていました。赤坂見附駅に向かって歩きながら、ふと自分の体の状態に気づきます。今までにない心地よい温かさが体の芯に残っているんです。これが生姜の力なんでしょうか。
普段のサウナだと、外に出た途端に少し寒さを感じることもあるんですが、今日は違います。生姜の効果が持続しているのか、むしろポカポカと心地よい。これなら寒い季節でも安心して通えそうです。
都会のオアシスを見つけた喜び
赤坂の街を歩きながら、今日の体験を振り返ってみます。最初は「生姜尽くし」というコンセプトに半信半疑だったんですが、実際に体験してみると想像以上の満足感がありました。
特に印象的だったのは、都会の喧騒の中にある静寂。サウナから瞑想ルームまで、全てが静かで落ち着いた雰囲気。赤坂という都心にありながら、まるで隠れ家のような安らぎを感じられる空間でした。
金の亀、ここが凄い!
徹底的な生姜へのこだわり
金の亀の魅力は、なんといっても生姜への徹底的なこだわりです。サウナ、水風呂、ドリンク、アメニティ、さらには休憩スペースのお香まで、全てに生姜が使われています。しかも、ただ生姜を使っているだけでなく、高知県産の厳選された生姜を使うなど、品質にもこだわりが。
特筆すべきはサミソの存在。これは本当に感動的な発見でした。サウナ上がりの一杯の味噌汁が、ここまで心と体に染み渡るとは。是非とも商品化してほしいくらいです。
改善の余地はまだまだある
もちろん、気になる点もありました。狭い通路や混雑時の着替えスペースの問題は、都心のコンパクトな施設ならではの課題かもしれません。また、水風呂までの動線も少し複雑で、慣れるまでは戸惑うかもしれません。
でも、これらの小さな不便さは、施設の魅力を損なうほどのものではありません。むしろ、限られたスペースを最大限に活かして、ここまでの施設を作り上げた工夫に感心してしまいます。スタッフの方々の丁寧な対応も、施設の価値をさらに高めていると感じました。また来たい、そう思える施設に出会えて本当に良かったです。次は生姜キューゲルの日を狙って来てみようかな。
施設情報
基本情報
施設名 | 生姜サウナ 金の亀 |
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所在地 | 東京都港区赤坂4-2-4 赤坂LeeBLD 2F&3F |
アクセス | 赤坂見附駅から徒歩3分、赤坂駅から徒歩5分 |
営業時間 | 9:00〜23:30(最終入館22:30) |
定休日 | なし |
利用形態 | 男性専用:水曜日以外、女性専用:毎週水曜日 |
サウナ室 | 温度:90〜105℃、岩塩ブロックサウナ、収容人数:約18人 |
水風呂 | 温度:約15℃、生姜もみ出し水風呂 |
ロウリュ | 焼き生姜ロウリュ、生生姜ロウリュ、オートロウリュ |
休憩スペース | 3階「ととのい森林浴スペース」 |
料金 | 60分1,800円、90分2,500円、120分3,000円 |
特徴 | 高知県日高村産の生姜を使用、生姜焼き定食専門店併設 |
アメニティ | フェイスタオル、バスタオル、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、化粧水、乳液など完備 |
利用料金
コース | 時間 | 料金(税込) |
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サウナコース | 60分 | 1,800円 |
サウナコース | 90分 | 2,500円 |
サウナコース | 120分 | 3,000円 |
サウナ+サ飯コース | 60分+生姜焼き定食 | 2,600円 |
サウナ+サ飯コース | 90分+生姜焼き定食 | 3,300円 |
サウナ+サ飯コース | 120分+生姜焼き定食 | 3,800円 |
延長料金 | 10分毎 | 300円 |
注意事項:
- 延長は最大60分まで可能です。
- 平日限定で「金亀ランチセット フリータイムコース」(3,000円)があります。10時〜15時入館の方限定で、17時以降は延長料金が発生します。
- 料金や営業時間は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認することをおすすめします。
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