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【徹底解説】代々木上原エリア初のサウナ施設「Sauna&Drink YOQ」完全ガイド|まちのサウナが創る新しい憩いの場

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代々木上原エリアではこれまでサウナ施設がなく、仕事帰りや休日に気軽に立ち寄れる「まちのサウナ」が待ち望まれていました。100軒以上のサウナを巡ってきた私が太鼓判を押すのは、2025年3月10日にオープンした「Sauna&Drink YOQ」です。

YOQは2フロア構成で、3階のHARVIA製サウナストーブや一人用水風呂だけでなく、4階ではクラフトビールやりんごサワーなど、色々な飲み物を楽しめるドリンクスタンドを完備。

本記事ではオープン初日の体験から、「自由なサウナスタイル」の魅力、高品質なMarks&Webのアメニティ、使い放題のサウナマットまで徹底レポートします。

目次
  1. サウナ好きの私がYOQを訪れるきっかけ
  2. 坂の多い街、代々木上原へ
  3. 4階のフロントでのチェックインと施設説明
  4. エレベーターで3階へ向かい脱衣所へ
  5. シャワールームの使い勝手を確かめる
  6. HARVIA製サウナストーブの魅力に触れる
  7. 2つのバスタブ型水風呂に身を浸す
  8. 七つの椅子が並ぶととのいスペース
  9. サウナ上がりのドリンクタイムを満喫
  10. YOQスタッフの語る「まちのサウナ」の理念
  11. 「ドリンク飲みながら」という新たなサウナ習慣
  12. アメニティとサービスの質に驚く
  13. 導線の工夫と課題を考察する
  14. オープン初日ならではのフレッシュな体験
  15. 代々木上原の街との相性を考える
  16. 最後に思う「YOQの魅力と可能性」
  17. 「サ活」愛好家から見たYOQの評価
  18. YOQが理想とする「銭湯文化の現代版」
  19. サウナ業界のトレンドとYOQの立ち位置
  20. 平日と休日で異なる使い分け方の提案
  21. YOQが目指す「ホームサウナのスタンダード」
  22. 次回訪問時に試したいYOQの楽しみ方
  23. YOQへの期待と今後の展望
  24. 一言でいえない「YOQ体験」の総括
  25. 施設情報
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サウナ好きの私がYOQを訪れるきっかけ

サウナ好きにとって、新しいサウナ施設のオープンは胸躍るニュースです。特に今回訪れたSauna&Drink YOQは「サウナ×ドリンク」という新しい体験を提案する注目の施設。オープン初日の朝、どうしても行きたくなった理由をご紹介します。

「サウナとドリンク」という新発想に惹かれて

サウナって、入った後って何する?って考えることありませんか?僕は基本的に「ととのった」後、なんとなく水分補給して終わりなんですよね。でも今回オープンしたSauna&Drink YOQの面白いところは、その名前の通り、サウナのあとに「ドリンク」を楽しむ時間を大切にしているところ。普通のサウナだと、サッと出て帰るか、せいぜいコンビニとかで飲み物買うくらいなんですけど、YOQはサウナ上がりのリラックスした状態でドリンクを楽しむっていう発想が新しくて。「あ、これいいな」って思ったんですよね。なんだか、サウナで体をリセットして、その後に美味しいものを飲むっていう、贅沢な時間の使い方ができそうだなって。

オープン初日だからこそ味わえる特別感

朝起きてカレンダーを見たら、今日3月10日はYOQのグランドオープン日だったことを思い出しました。実は元々1月下旬オープン予定だったんですけど、工事の関係で延期になっていたんですよね。私、延期のニュース見た時少し残念に思ったんですけど、今になって考えると、ちょうど僕の誕生日(3月7日)の直後にオープンするなんて、なんだか運命を感じるというか(笑)。初日に行くとか、店舗的にもきっと色々バタバタしてるだろうし迷惑かなぁとも思ったけど、でも初日だからこそ味わえる「まだ誰も知らない」っていう特別感を味わいたくて、ついつい足が向いちゃったんですよね。新しい施設の匂いとか、スタッフさんの初々しさとか、そういうの好きなんですよ。

インスタで見かけた施設情報に心躍る

実はYOQの情報をインスタで見かけたのが、最初のきっかけでした。「まちのサウナ」というコンセプトに興味をそそられて。銭湯のような気軽さで立ち寄れるサウナって、なんだかいいなぁって。それに、代々木上原って実はパン屋さん巡りで何度か行ったことがあるんですけど、素敵なお店が多い街なんですよね。そんな街にサウナ施設ができるなんて、街歩きとサウナの組み合わせが楽しめるし、なんだか「あ、これは行くしかないな」って思っちゃったんです。プレオープンの情報も見かけたんですけど、タイミングが合わなくて行けなかったので、オープン日に行けるなんて、ある意味ラッキーだったかも!

坂の多い街、代々木上原へ

代々木上原は東京メトロ千代田線と小田急線が乗り入れる便利な駅。しかし、知る人ぞ知る坂の多いエリアでもあります。YOQへのアクセスルートと、初めての方でも迷わないための情報をシェアします。

東京メトロと小田急線の便利なダブルアクセス

会社を昼休みに抜け出して、千代田線で代々木上原駅に向かいました。実は代々木上原って、東京メトロ千代田線と小田急線のダブル乗り入れなんですよね。だから都心からも、神奈川方面からもアクセスしやすい場所なんです。ちょうど大手町から乗ったら、20分くらいであっという間に着いちゃいました。初めて降りる駅って、なんだかワクワクしますよね。改札を出る時、どっち側から出ればいいのかちょっと迷っちゃったんですけど、YOQは南口から出るのが近いみたいです。でも北口からでも5分くらいしか変わらないかな。電車の時間を調べておいたおかげで、ちょうどお昼休みの時間内でサクッと行けそうです。

急な坂を登って見えてきたYOQの看板

南口から出たら、413号線沿いを歩いていきます。あれ?思ったよりも坂がけっこう急かったなぁ。普段運動してない僕にはちょっとキツかったかも…(笑)。でも歩いていると、この辺りにはおしゃれなカフェや個性的なお店がたくさんあって、見てるだけでも楽しい街並みです。上原三丁目の交差点付近に到着すると、イタリア料理店「Quindi(クインディ)代々木上原」の隣にYOQがありました!ちなみに上原仲通り商店街を通るルートもあるみたいなんですけど、初めてだったので大通り沿いの方が迷わなくていいかなと思って。看板は控えめながらも洗練された感じで、この街の雰囲気にぴったり合っていました。

代々木上原エリア初のサウナ施設の立地

やっと着いた!と思ったら、まだビルの入り口までちょっと急な坂を登るんですよね。ふぅ、これはサウナ前から汗かいちゃうな(笑)。でも考えてみると、サウナ後のドリンクタイムの時に、この坂を下るのは気持ちよさそう。建物自体は特別目立つ外観ではないんですけど、代々木上原って今までサウナ施設がなかったエリアなんですよね。そう考えると、この立地の良さは大きな魅力だと思います。駅から徒歩5分って、仕事帰りにフラッと立ち寄れる距離感で最高ですよね。「まちのサウナ」というコンセプトにもぴったり。ここに来る前は「ちょっと遠いかな」なんて思ってたけど、実際来てみると代々木上原の雰囲気とサウナの組み合わせが絶妙な感じがします。

4階のフロントでのチェックインと施設説明

YOQの面白い点は、通常のサウナ施設と異なる2フロア構成にあります。4階の受付でのチェックインから始まる、ユニークな施設の利用方法とその最初の印象をお伝えします。

2フロア構成の特徴的な施設案内

建物の奥に進むと下駄箱があって、そこに靴を入れてエレベーターで4Fに上がりました。YOQって珍しい2フロア構成なんですよね。4階が受付とドリンクスタンド、3階がサウナルームと水風呂があるエリアになっています。靴を脱いで、下駄箱の鍵を持って4階に行くと、大きな受付カウンターがお出迎え。スタッフさんの説明によると、3階と4階を行き来する感じで利用するスタイルみたい。「サウナ入って、着替えて、また4階に戻ってきてドリンク飲めますよ〜」って教えてもらって、なるほど!と納得。これって銭湯とカフェを足して2で割ったような新しい発想ですよね。最初は「ん?」って思ったけど、なんだか面白そう!

落ち着いたラウンジ空間の第一印象

4階に降り立った瞬間、「あれ?これってサウナ施設だっけ?」って思っちゃいました。だって、おしゃれなカフェみたいな雰囲気なんですよ!受付の左手にはハイテーブルが6席くらい。右手にはドリンクが販売されているカウンター。そこにはクラフトビールやりんごサワーなど、サウナ上がりに美味しそうなドリンクがズラリ。受付レジの脇にはTシャツやタオルなどのグッズも置いてありました。「あ、これ欲しいな〜」なんて思いながらも、まずはサウナ!と気持ちを引き締めます(笑)。照明も間接照明でほどよく落ち着いた雰囲気で、「ここでゆっくりドリンク飲むのいいなぁ」って早くもサウナ後のことを想像しちゃいました。なんだか銭湯とカフェが融合したような、不思議な空間です。

チェックイン時に選べる滞在時間プラン

受付では、利用時間を選ぶシステムでした。60分、75分、90分から選べて、平日だと60分1,600円、75分1,800円、90分2,000円。土日祝はちょっと高めの設定になってるみたい。僕はせっかくなので90分コースを選びました。時間を超過すると30分ごとに500円追加されるそうです。「あ、ちなみにタオルとかアメニティは全部料金に含まれてますよ」って言われて、手ぶらで来た僕にはありがたい情報!クレジットカードで支払いを済ませると、脱衣所ロッカーの鍵と薄手の小さなサウナマットをもらいました。あとはフェイスタオルは使い放題で、サウナ室の入口手前に置いてあるそうです。「お時間はこの時計までですね」と教えてもらって、いざ3階のサウナフロアへ!

エレベーターで3階へ向かい脱衣所へ

サウナエリアは3階にあり、エレベーターで移動します。脱衣所の様子やアメニティの質など、サウナ体験の第一歩となる環境について詳しくレポートします。

コンパクトだけど機能的な脱衣所の様子

4階から3階に向かうのにエレベーターしかないんですよね。階段がないのは少し残念かも。でもエレベーターを降りると、左手に脱衣所へ向かう暖簾、右手にトイレがあって、シンプルな作りです。暖簾をくぐると脱衣所があって、もらった鍵でロッカーを開けました。脱衣所は想像していたよりコンパクトな印象。でも清潔感があって、木の温もりを感じる内装でほっとします。ロッカーも新しくて使いやすそう。ちょうどオープン時間だからか、他のお客さんはまだ誰も来ていなくて、貸切状態!「ラッキー♪」と思いつつ、急いで着替えました。考えてみると、オープン初日の開店時間に来るなんて、やっぱり私くらいのサウナ好きしかいないのかも…(笑)

おしゃれなMarks&Webのアメニティに心躍る

脱衣所のロッカーに服を入れて、鍵をかけた後に気づいたのは、アメニティがすべてMarks&Webなんですよね!これはテンション上がる〜!普段なら持参するシャンプーとかボディソープも必要ないくらい充実してます。脱衣所には大きな鏡があって、ドライヤーもしっかり完備。タオルは先ほどもらったものに加えて、使い放題のフェイスタオルがサウナ入口に用意されているって聞いて、なんだか得した気分。よく行くサウナだとタオル追加するとお金取られちゃうところもあるから、これは嬉しいポイント!脱衣所は狭いながらも、無駄なく機能的にレイアウトされていて、ロッカーの数もそこそこあります。オープン時は人が少ないけど、混雑するとちょっと窮屈かもしれないなぁ…なんて考えながら、浴室エリアへ向かいました。

ガラス扉で仕切られた浴室エリアへの期待

脱衣所と浴室はガラス扉で仕切られていて、開けると一気にサウナの熱気が漂ってきました。入口手前には確かに、たくさんのフェイスタオルが積み上げられています。「使い放題って本当だ!」と子供みたいに喜んじゃいました(笑)。浴室エリアに入る前に、サウナの入口の手前にある荷物置きに目が止まりました。番号が振られていて、自分のロッカーと同じ番号の場所を利用するようになっているみたい。そこに水筒とかサンダルを置いておけるんですね。荷物置きの隣には紙コップとレモン水が設置されていて、これも無料で飲み放題だそう!細かいところまで気が利いていて感心します。ここまで来ると、いよいよサウナへの期待が高まって、ドキドキしてきました。

シャワールームの使い勝手を確かめる

サウナ前の大切な儀式、シャワーでの身体洗浄。YOQのシャワールームは数に限りがありますが、水圧や設備の質は高めです。初日ならではの清潔感も魅力の一つです。

3つしかないシャワーブースの混雑具合

さあ、まずはシャワーで体を洗いましょう。でも、待てよ、シャワーブースって全部で3つしかないじゃないですか!これは混雑時には待ちが発生しそうだなぁ…。幸い、オープン初日の開店直後ということもあって、僕以外にお客さんは数名しかいなかったので、好きなシャワーを選び放題。でも平日の夜とか休日なんかは、きっと順番待ちになりそう。「サウナ→水風呂→休憩」のサイクルをスムーズに回せるかちょっと心配になりました。でもよく考えたら、このYOQって60分、75分、90分という比較的短時間での利用を想定した施設だから、そんなに長居する人はいないのかも。サッと入ってサッと出る、そんな使い方を推奨しているのかもしれませんね。

使い勝手の良いシャワーヘッドと水圧

シャワーブースに入ってみると、意外と広くて使いやすい!シャワーヘッドは可動式で高さ調節もできて、水圧も申し分なし。温度調節も簡単で、すぐにちょうどいい温度になります。シャワーの下に立つと、「あぁ、これからサウナだ〜」って気分が高まります。ボディソープとシャンプーは先ほど見たMarks&Webのもので、香りがとっても良くて気分転換になりますね。シャワーを浴びながら、「新しい施設って気持ちいいなぁ」としみじみ。日の光が入るのか、浴室内は明るくて開放的な印象です。窓は曇りガラスになっていて、外からは見えないけど光は通すような工夫がされていて、これは気持ちいい!まだ誰も使っていないシャワーの清潔感も最高です。

洗い場のレイアウトと工夫された設備

シャワーブースから出ると、洗い場周辺も見渡してみました。シャワーブースの間には十分なスペースがあって、移動もスムーズ。浴室内の導線も考えられていて、サウナと水風呂の行き来もしやすそうです。洗い場の床は滑りにくい素材で、これは安全面への配慮を感じます。シャワーブースの近くには小さな棚があって、そこにシャンプーボトルやボディソープなどが置いてあります。使う時だけ手に取れるようになっていて、これは共有スペースとしては衛生的ですね。あとはサウナ室と水風呂の間に、水飲み場もあって、水分補給もしやすい配置になっています。全体的に狭いながらも、機能的にレイアウトされていて、「コンパクトだけど、必要なものはすべて揃っている」という印象を持ちました。

HARVIA製サウナストーブの魅力に触れる

YOQのサウナ室はフィンランドの有名メーカーHARVIA製のストーブを採用し、11人収容可能な広さです。温度と湿度のバランス、室内の雰囲気など、サウナの心臓部とも言える空間を体験します。

ドライサウナの温度と湿度は初心者に優しい

いよいよサウナ室に入ります!ドアを開けると、じんわりとした熱気が顔に当たって、「あぁ、サウナだ〜」という幸せな気持ちに。サウナ室内はHARVIA製のサウナストーブが設置されていて、フィンランド式のドライサウナです。温度計を見ると、90度前後。湿度は低めでカラカラとした印象です。でも、そこまで激熱!というわけではなくて、初心者の方でも入りやすい温度設定かなと思います。僕みたいなサウナ好きからすると、もう少し熱くてもいいかな〜なんて思いつつも、「まちのサウナ」というコンセプトを考えると、みんなが楽しめる温度設定なのかも。ストーブの上にはサウナストーンがきれいに並べられていて、フィンランドサウナの王道という感じです。

13名が入れる広さとサウナマットの使い心地

サウナ室の広さは、13人くらいが入れるスペースだそうです。開店直後なので僕一人だけでしたが、この広さなら他のお客さんが来てもゆったり座れそう。ベンチは2段になっていて、上段に上れば熱い空気を楽しめます。受付でもらった薄手のサウナマットをベンチに敷いて座りました。このマット、思ったより薄いかなーという印象。よくあるバンブーのサウナマットではなく、タオル地のようなマットなんですけど、座り心地はそれなりに良いです。ちなみに、僕みたいな体格の大きい人だと、もう少し大きいマットだとありがたいなって思っちゃいました(笑)。けど、なんだかマットが薄いことで、熱がダイレクトに伝わってくる感じもして、これはこれで良いのかも。

前室がないサウナルームの特徴と工夫

よく観察してみると、このサウナ室には前室がないんですよね。これがちょっと気になるポイント。通常、サウナ室には前室があって、開閉時の温度変化を最小限に抑える役割があるんですけど、YOQはそれがありません。そのため、誰かが出入りすると、特に出入り口付近の下段は温度変化を感じやすい気がします。オープン初日で静かでしたが、混雑時にドアの開閉が頻繁になると、温度維持が難しくなるかも。あと、新しい施設ならではか、内装の匂いがほんのり。化学的な匂いでちょっと気になりましたが、これは時間が経てば落ち着くでしょう。BGMはなく、静かな空間でした。オートロウリュはないようですが、スタッフが定期的にロウリュをしてくれるそうで、タイミングよくロウリュが行われたら最高だなぁ。

2つのバスタブ型水風呂に身を浸す

サウナの後の水風呂は、体を冷やすだけでなく、その温度差がもたらす爽快感が醍醐味。YOQは一人用の水風呂が2つあり、それぞれのデザインや水温など、水風呂体験をじっくり味わいます。

15度の水温が心地良い一人用水風呂

サウナで十分に温まったら、次は水風呂!YOQの水風呂は一人用のバスタブ型が2つ並んでいて、ちょっと珍しいスタイルです。水風呂に足を入れてみると、「うっ!冷たい!」という感覚。でも水温計を見ると、15度くらいみたい。サウナ好きからすると、もう少し冷たい方が好みなんですけど、でもこれくらいの温度だと初心者の方でも比較的入りやすいかも。それに、15度でもサウナで温まった体には十分冷たく感じます。一人用というのがまた良いですね。水風呂って、他の人と一緒だと何となく気を遣ったり、あまりゆっくりできなかったりするんですけど、一人だけの水風呂なら自分のペースで楽しめます。「あー、気持ちいい!」とつい声が出ちゃいました(笑)。

水深は浅めながらも全身が浸かる設計

バスタブ型の水風呂は、水深はそこまで深くないんですけど、体をかがめれば全身が十分に浸かるサイズです。むしろ深すぎないので、水圧で呼吸が苦しくなることもなく、快適に入れます。僕みたいに体格のいい人間でも、膝を少し曲げれば全身が収まるサイズ感で、これは嬉しい!水風呂に浸かりながら、サウナで温まった体から熱が抜けていく感覚が堪りません。水のきれいさも申し分なく、透明度が高くて気持ちいい。やっぱり新しい施設だけあって、水質も最高です。ただ、バスタブ型なので、複数人で使うときは順番待ちになりそうです。サウナ室から出てきた人が並んでいたら、少し気まずいかも…なんて考えながらも、今は貸切状態を満喫!

水風呂サイドのライティングが演出する空間美

水風呂の周りにはライトが設置されていて、夜になるとまた違った雰囲気になりそうです。昼間でも、水風呂とライトの組み合わせが独特の空間を作り出していて、なんだか特別な場所にいる感覚。水風呂の浴槽は白くてシンプルなデザインなんですけど、その周りの間接照明が雰囲気を高めていて、インスタ映えする空間になっています。水面に光が反射する様子も美しくて、ついつい眺めてしまいます。水風呂エリアの床は滑りにくい素材で、安全面への配慮も感じられます。水風呂とサウナ室の距離も近くて、行き来がしやすいのも良いポイント。「これは夜に来たら、また違った雰囲気を楽しめるだろうな〜」なんて想像しながら、次の外気浴に向かいました。

七つの椅子が並ぶととのいスペース

サウナのサイクルを完結させる大切な「ととのい」の時間。YOQの外気浴スペースは7脚の椅子が並び、曇りガラス越しの柔らかな陽射しが魅力です。ドライエリアならではの注意点も含めて体験します。

全面曇りガラス越しの柔らかな陽射しを浴びる

水風呂でしっかり冷やした後は、ととのいスペースへ。ここには7つのととのい椅子が設置されていました。このエリアの特徴は、全面が曇りガラスになっていることです。外の光が柔らかく差し込んでくるようになっていて、これが本当に気持ちいい!日中は柔らかい陽射しに照らされるんですけど、全然眩しくなくて、ちょうどいい明るさ。窓の外は何が見えるわけではないんですけど、明るさがあることで開放感があります。椅子に座って深呼吸すると、「あぁ、ととのってきた〜」という感覚。時間帯によって光の入り方も変わりそうで、また違う時間に来るのも楽しみになりました。窓際の席に座ると、まるで自然の中にいるような錯覚を覚えます。

ドライエリアでの水気対策と注意点

ととのいスペースに行く前に、ちょっと気になったのが壁に貼られていた注意書き。なんと、このととのいスペースはドライエリアなんだそうです。つまり、水気をしっかり拭き取ってから利用するよう促されていました。確かによく見ると、床面も排水設備もなくて水に弱そう。サウナや水風呂から上がった直後だと、つい水滴を垂らしながら移動しがちですが、ここでは気をつけないといけないんですね。水やシャワーで椅子を洗い流すこともできないようで、代わりにスタッフがこまめに清掃しているそうです。ちなみに、この「ドライエリア」の案内が控えめで、初めての人には分かりづらいかも。私も注意書きをじっくり読むまで気づかなかったので、もう少し分かりやすい表示があると良いかなと思いました。

ととのいイスの座り心地と設置場所の工夫

ととのい椅子は木製で、座り心地は意外と良かったです。背もたれの角度も程よく、リラックスできる姿勢になります。椅子と椅子の間隔も適度に空いていて、隣の人との距離感も丁度良い感じ。7脚あれば、平常時なら十分な数かなと思いますが、混雑時には少し待つ場面もありそうです。椅子の配置が窓に向いているのもポイント高い!陽の光を感じながらのんびりできるので、まさに「ととのい」にぴったりの環境です。「ととのいスペースの使い心地、なかなか良いな〜」と思いながら、ゆっくりと呼吸を整えました。

サウナ上がりのドリンクタイムを満喫

YOQの最大の特徴は、サウナ体験後に同じ施設内でドリンクを楽しめること。4階のラウンジで提供されるクラフトビールやりんごサワーなど、サウナ後の身体を労わる飲み物とその空間について紹介します。

4階ラウンジで提供されるドリンクメニュー

サウナと水風呂を3セット繰り返して、すっかり「ととのった」後は、着替えて4階のラウンジへ。ここからがYOQならではの楽しみです。4階のドリンクカウンターには、様々な飲み物が並んでいました。メニューボードにはクラフトビールからソフトドリンクまで、幅広いドリンクが書かれています。サウナ上がりの身体に嬉しい水分補給からアルコールまで、選択肢が豊富なのは嬉しいですね。特に目を引いたのは、地ビールのラインナップ。都内の小さなブルワリーのものから、海外の有名クラフトビールまで、けっこうこだわりを感じるセレクションでした。「サウナ上がりにビールって最高だよな〜」なんて思いながら、レジに向かいます。オープン初日だからか、スタッフさんも少し緊張した様子でしたが、丁寧に対応してくれました。

クラフトビールとりんごサワーの絶妙な組み合わせ

今回私が選んだのは、クラフトビールりんごのサワーです。「両方飲んじゃうの?」って聞かれそうですが、せっかくのオープン初日、いろいろ試したくて(笑)。まずは冷え冷えのクラフトビールから一口。「うま〜い!」と思わず声が出そうになります。サウナで温まった体に、冷たいビールが染み渡るこの感覚…サウナ好きにはたまらないですよね。ほどよい苦みと炭酸感が絶妙で、喉の渇きを癒してくれます。続いて、りんごサワーも一口。こちらはアルコール度数控えめで、りんごの爽やかな酸味と甘みが特徴的。これまたサウナ後の身体に優しい味わいで、大満足!価格もそれほど高くなく、サウナ料金とは別に考えても、十分リーズナブルな設定だと思います。「ドリンクスタンド」というネーミングの通り、立ち飲みもできますが、今回は席に座ってのんびり楽しむことに。

サウナ後の身体に優しい水分補給の重要性

ラウンジのテーブルに座って飲みながら、ふと考えました。サウナ後って、水分補給ってすごく大事ですよね。普段はペットボトルの水とかで済ませちゃうことが多いんですけど、こうして落ち着いた空間で、美味しいドリンクを楽しめるのは贅沢な時間です。サウナでたっぷり汗をかいた後だからこそ、水分と一緒にミネラルも補給できる飲み物は体に嬉しい。特にアルコールは程よく身体をリラックスさせてくれて、「ととのい」の延長線上にある体験として最高です。YOQではノンアルコールの選択肢も豊富なので、アルコールが苦手な方や運転される方にも安心。空調も心地よく、サウナとは違った意味での快適な空間になっています。しみじみと「サウナ×ドリンク」という組み合わせの妙を感じながら、ゆっくりとドリンクを味わいました。

YOQスタッフの語る「まちのサウナ」の理念

ドリンクを楽しみながら、スタッフに話を聞くと、YOQが目指す「まちのサウナ」の理念や、地域の声を取り入れた施設作りについて知ることができました。地元に根差した新しいサウナ文化の形を探ります。

地域住民のアンケートから生まれた施設コンセプト

ドリンクを飲みながらリラックスしていると、スタッフの方が話しかけてくれました。「ここの特徴は地域の声を反映して作られたんですよ」と教えてくれて、なるほど〜と思いました。なんでも、YOQは代々木上原エリアに住む・働く50人へのアンケート調査を実施して、その結果を設計に活かしているんだそうです。特に「ゆっくりできる待合いと飲めるスペースが欲しい」という声が多かったとか。それで4階にこのラウンジスペースが生まれたんですね!「地域に根ざしたサウナ施設を作りたかった」という思いが伝わってきて、なんだか応援したくなりました。地域のニーズを丁寧に汲み取った施設づくりって、素敵だなぁと思います。そういえば、代々木上原って今までサウナ施設がなかったそうで、この場所にYOQができた意味は大きいのかも。

プレオープン時の反応と改善された点

スタッフさんに聞いたところ、2025年1月下旬にプレオープンがあったそうです。その時は特別料金1,000円で利用できたそうで、「あ〜、行きたかったな〜」とちょっと後悔。プレオープン時には「シャワーブースが少ないから混雑時に待ちが発生する」という声があったそうですが、現時点では増設は難しいとのこと。でも、清掃をこまめに行って、回転率を上げる工夫をしているそうです。また、「ととのいスペースがドライエリアであることの案内が分かりにくい」という指摘も受けて、表示を改善したそうですが、私が見た感じだと、まだちょっと分かりづらいかな。あとは「サウナ室の匂い」についても、プレオープン後に換気を徹底したそうで、少しずつ良くなっているとか。こうやって利用者の声を聞いて改善していく姿勢、とても好感が持てますね。

スタッフが考える理想的なサウナの使い方

「YOQではどんな使い方がおすすめですか?」と聞いてみると、スタッフさんは「自分のペースで自由に楽しんでほしい」と話してくれました。「サウナの入り方に決まりはないんです」という言葉が印象的でした。サウナ→水風呂→外気浴を3回…みたいな決まりがあると、プレッシャーを感じる人もいるそうで、YOQでは自分に合ったスタイルで楽しむことを推奨しているんだとか。例えば、水風呂が苦手な人はシャワーでもOK、5分だけサウナに入るスタイルも全然アリとのこと。「YOQはかつての銭湯のような、気軽に立ち寄れる場所を目指しています」という言葉から、このサウナに懸ける思いを感じました。また、「仕事帰りに立ち寄ってサッとサウナを楽しんで、その後ドリンクでリラックス」という使い方を想定しているそうで、なるほど、そんな使い方もいいですね!

「ドリンク飲みながら」という新たなサウナ習慣

サウナ体験の後にドリンクを楽しむスタイルは、昭和の銭湯文化の現代版とも言えます。体が温まった状態でのお酒や飲み物の美味しさ、そして自由なサウナスタイルがもたらす新しい時間の過ごし方について考えます。

サウナ後の開放感とドリンクの相性の良さ

ラウンジでドリンクを飲みながら、ふと気づきました。サウナ後のこの開放感とドリンクってめちゃくちゃ相性がいいんですよね。体の芯から温まって、水風呂でしっかり冷やして、このリラックスした状態で冷たいビールを飲む。なんて贅沢な時間なんだろう…。普段はサウナの後はそそくさと帰るか、せいぜいコンビニで飲み物を買うくらいなんですけど、こうして同じ施設内でゆっくりドリンクタイムを楽しめるのは新鮮な体験です。心身ともにリフレッシュした状態で飲むお酒はいつもよりも何倍も美味しく感じるし、サウナ上がりの「ととのい」状態が長続きする気がします。周りを見渡すと、オープン時間ということもあって、まだお客さんは少ないですが、それもまた良し。静かな空間で、サウナの余韻に浸りながらのドリンクタイム、最高すぎます。

昭和の銭湯文化を現代風にアレンジした空間

スタッフさんの話によると、YOQは昭和の銭湯文化をモダンにアレンジしたような場所を目指しているそうです。確かに、昔の銭湯って単なる入浴施設じゃなくて、地域のコミュニケーションの場でもあったんですよね。お風呂上がりにラムネを飲んだり、牛乳を飲んだり…。その文化を現代風に解釈して、クラフトビールやおしゃれなソフトドリンクを楽しむ空間にしたというのは、なんだか素敵です。このラウンジに座っていると、浴衣姿の人もいれば、普通の服装の人もいて、それぞれが思い思いに過ごしています。銭湯の脱衣所でおしゃべりするような、あの自然な交流が生まれる空間を目指しているのかなって思いました。ただ温まるだけでなく、その後に「人と繋がる場所」としての機能も持っているのは、現代の都市生活の中で大切な要素かもしれません。

自由なサウナスタイルを推奨する施設の哲学

YOQの興味深いところは、「サウナの入り方に決まりはない」という哲学です。よくサウナ施設って「サ道」的な、ある程度決まった楽しみ方がある印象がありますけど、YOQはそうじゃない。サウナが苦手な人でも、水風呂が苦手な人でも、自分に合った方法で楽しめるように配慮されています。例えば、5分だけサウナに入って、シャワーで体を冷やして、そのままドリンクを楽しむ。そんな使い方もアリなんだそうです。この「自由さ」は、「まちのサウナ」というコンセプトにもつながるんでしょうね。誰もが気軽に立ち寄れて、自分のペースで楽しめる。そんな懐の深さを感じました。特にサウナ初心者の方にとっては、この自由さは敷居を低くして、サウナ文化に親しむきっかけになるかもしれません。私自身も、いつもの決まったサイクルじゃなくて、もっと自由に楽しんでもいいんだなって、少し視野が広がった気がします。

アメニティとサービスの質に驚く

YOQは基本料金にさまざまなアメニティが含まれており、手ぶらでも快適にサウナを楽しめます。フェイスタオルの使い放題や無料のレモン水など、細部にまで行き届いたサービスの質が満足度を高めます。

無料で使い放題のフェイスタオルの便利さ

YOQで特に嬉しかったのが、フェイスタオルが使い放題だったこと!普段サウナに行くと、タオルは1枚もらえても追加は有料だったりするんですよね。でもYOQでは、サウナ室の入口手前にたくさんのフェイスタオルが積み上げられていて、自由に使えます。これが想像以上に便利で。サウナで汗をかいた後に新しいタオルで顔を拭いたり、サウナマットの代わりに敷いたり、水風呂のあとに体を軽く拭いたり…。気にせず使えるのがストレスフリーで最高でした。もちろんバスタオルも料金に含まれていて、大きさもちょうど良かったです。あと、脱衣所のロッカーも使いやすくて、鍵が大きめでわかりやすい。こういう細かいところが、実は大事だったりしますよね。手ぶらでも十分楽しめる環境が整っているのは、「まちのサウナ」としてのコンセプトにもぴったり合っていると思います。

レモン水の設置とYOQならではの気配り

サウナの入口の手前に荷物置きがあったんですけど、その隣には紙コップとレモン水が設置されていたんですよね。これがまた嬉しいサプライズでした!サウナと水風呂の間の水分補給タイムに、レモン水がさっぱりして最高に美味しい。普通の水よりも断然飲みやすくて、ついつい何杯も飲んじゃいました。それに、これも無料で飲み放題なのが太っ腹!こういう小さな気配りが、実は大きな満足感につながるんですよね。あと、ドライヤーやアメニティの質も良くて驚きました。シャンプーやボディソープはMarks&Webのものが使われていて、香りも良くてリラックスできます。普通のサウナだとアメニティの質はそこまで期待しないんですけど、YOQはそこにもこだわりを感じました。「お客さんに気持ちよく過ごしてほしい」という思いが伝わってくる、そんなサービスの質の高さに感動です。

細部まで行き届いた清掃と施設管理

オープン初日ということもあって、施設の清潔感は抜群でした。特に印象的だったのは、スタッフの方が本当にこまめに清掃していたこと。サウナを出る人がいたら、すぐに拭いたり、水風呂の周りの水滴を拭いたり。まだお客さんが少ない時間帯だったからかもしれませんが、この徹底ぶりは素晴らしいと思いました。ととのいスペースは前述の通りドライエリアで、水気を拭き取ってから利用するよう促されていましたが、それでもスタッフの方がこまめにチェックして、椅子を拭いたりしていたのが印象的でした。細部まで行き届いた管理体制に、「あ、この施設は長く愛される場所になるだろうな」と感じました。オープンしたばかりのピカピカ感はもちろんですが、それを維持する努力も見えて、とても好感が持てました。

導線の工夫と課題を考察する

YOQの2フロア構成は利点もあれば課題もあります。エレベーターによる移動や、3階と4階の空間の使い分け、サウナから水風呂への導線など、施設設計のさまざまな側面を利用者視点で分析します。

エレベーター移動の利点と混雑時の課題

YOQでは4階の受付・ラウンジと3階のサウナエリアの間をエレベーターで移動するスタイルなんですよね。今回はオープン初日の開店時間だったので空いていましたが、混雑時はエレベーター待ちが発生しそうだなぁと思いました。しかも、エレベーター自体も小さめなので、一度に乗れる人数も限られています。2フロア構成にした利点としては、サウナエリアと飲食エリアを明確に分けられることでしょうか。これによって、サウナで汗をかいている空間と、落ち着いてドリンクを楽しむ空間が分離されるので、それぞれ快適に過ごせますね。ただ、移動がエレベーターのみだと、例えば混雑時や緊急時に少し不安が残ります。サウナから上がってすぐドリンクを飲みたい!と思っても、着替えてエレベーターで移動する必要があるので、その点は少し手間に感じるかもしれません。

3階と4階の分離による空間の使い分け

3階と4階に分かれていることで生まれる良い点もあります。例えば、3階のサウナエリアはサウナに集中できる空間、4階はリラックスしてドリンクを楽しむ空間と、明確に使い分けられているのは素晴らしいと思います。特に4階のラウンジは、サウナ施設というよりも、おしゃれなカフェのような雰囲気で、サウナ後のリラックス空間として最適です。また、この分離によって、サウナエリアの蒸気や湿気がラウンジに影響することもなく、快適な環境が保たれています。ただ、3階と4階を行き来するには着替えが必要なので、サウナ→ドリンク→サウナ…という流れをスムーズに楽しむことは難しいですね。どちらかというと、サウナを楽しんだ後に、ゆっくりとドリンクタイムを過ごすという、ワンウェイの体験を想定した設計なのかなと感じました。それはそれで新しいサウナの楽しみ方として素敵だと思います。

サウナと水風呂の距離感と動線設計

3階のサウナエリア内の動線については、比較的コンパクトながらも使いやすく設計されていると感じました。サウナ室と水風呂の距離感がちょうど良くて、サウナから出てすぐに水風呂に入れる配置になっています。ただ、水風呂が2つしかないので、混雑時には少し待ち時間が発生しそうです。また、水風呂からととのいスペースへの移動も近いので、「サウナ→水風呂→ととのい」というサイクルをスムーズに回せる動線設計になっています。ただ、シャワーは3つしかないので、サウナのサイクルの途中でシャワーを浴びたい場合、混雑時には少し待ちが発生しそうです。全体的に見ると、限られたスペースを最大限有効活用した設計だと思いますが、ピーク時の混雑対策がどうなるかは、今後の課題かもしれません。それでも、60分、75分、90分という時間制限があるので、それによって回転率は確保されると思います。

オープン初日ならではのフレッシュな体験

新しい施設で味わう新鮮な雰囲気や、先客が少ない状況での贅沢な利用体験など、オープン初日だからこその特別な感覚を記録します。また、まだ調整が進む温度や設備の様子も観察します。

まだ新しい内装の香りが漂うサウナ室

オープン初日ならではの体験として、サウナ室に入った時の新しい内装の香りが印象的でした。木の新しい匂いと、少し化学的な匂いが混ざったような、独特の香りがしました。これは新しい施設あるあるですよね。ちょっと気になる匂いではありましたが、時間が経てばきっと落ち着くはず。それに、これからサウナを何度も使っていくうちに、良い意味での「使い込まれた風合い」が出てくるんだろうなって想像すると、楽しみになります。サウナのベンチや壁も、ピカピカの新品で、木の温かみを感じつつもまだ硬さが残っている感じ。でも、これも使っていくうちに馴染んでいくんでしょうね。「この新しさを味わえるのは今だけなんだな」と思うと、なんだか特別な気分になりました。施設全体に漂う「新築感」も、オープン初日ならではの体験として、いい思い出になりそうです。

先客が少なく贅沢に使える施設の魅力

オープン初日の開店時間に訪れたおかげで、私が施設を利用している間は利用者も少なく快適でした!これは本当にラッキーでしたね。サウナ室も水風呂も、自分のペースでゆっくり使えて贅沢な時間。普段行くサウナだと、混雑していて順番待ちしたり、水風呂が埋まっていたりすることも多いんですけど、今日は文字通り「我が家のサウナ」のような感覚で利用できました。「その時々でベストな温度」に調整しやすいのも、貸切ならではの醍醐味かも。熱すぎると感じたら少しドアを開けて調整したり、水風呂もジャストな時間浸かれたり。他のお客さんを気にせずに自分のペースで「ととのえる」ことができるのは本当に贅沢です。もちろん、これはオープン初日だからこその特別な体験で、今後は混雑していくでしょうけど、こんな贅沢な時間を過ごせたのは忘れられない思い出になりそうです。

温度や設備の調整が進む様子を観察

オープン初日ということもあって、まだ細かい調整が進行中という印象も受けました。例えば、サウナの温度は90度前後でしたが、これからベストな温度に落ち着いていくんでしょうね。ロウリュも「定期的に行う予定」とのことでしたが、タイミングや頻度はまだ明確に決まっていないようでした。また、空調も微調整しているようで、脱衣所とサウナエリアの温度差などが少し気になりました。これらはもちろん、今後の運営の中で改善されていくことでしょう。でも、オープン初日にこれだけしっかり機能しているのは素晴らしいことだと思います。スタッフさんも「お客様の声を聞きながら、より良い施設にしていきたい」と話していて、その姿勢に好感が持てました。新しい施設が少しずつ育っていく様子を見られるのも、オープン初日に来た特権かもしれませんね。

代々木上原の街との相性を考える

代々木上原は洗練されたカフェやショップが立ち並ぶおしゃれな街。YOQとこの地域性との相性や、サウナ後に立ち寄りたい周辺スポット、そして地域コミュニティの中での役割について考察します。

おしゃれなカフェやショップが立ち並ぶ街の魅力

代々木上原って、本当に素敵な街ですよね。「気取った感じはないんだけどさりげなくしゃれていて気が利いている感じ」という表現がピッタリ合う場所。YOQのある通りを歩くだけでも、おしゃれなカフェや個性的なセレクトショップなどが点在していて、見ているだけで楽しい。以前はパン屋さん巡りで来たことがありましたが、その時も「この街に住みたいな〜」なんて思ったものです。そんな代々木上原に、「まちのサウナ」というコンセプトのYOQができたのは、なんだかとても納得感があります。この街の雰囲気とYOQのデザインや考え方が、見事にマッチしているように感じました。街並みを眺めながら「この辺りって、本当に良い街だなぁ」としみじみ思います。都会すぎず、かといって地味すぎず、独自の文化が息づいているような。そんな場所にあるYOQは、この街の新たな魅力になりそうです。

サウナ後に立ち寄りたい周辺のおすすめスポット

サウナでリフレッシュした後は、周辺の素敵なお店に立ち寄るのも楽しそうですね。代々木上原駅周辺には、美味しいレストランやカフェがたくさんあります。特に最近は「サ飯」という言葉も生まれるほど、サウナ後の食事を楽しむ文化も広がっているようで。せっかくサウナでととのった体で美味しいものを食べるなんて、最高の贅沢だと思います。あとは、アンティークの雑貨店や古本屋さんも点在しているので、サウナ後の散策にもぴったり。特に頭がスッキリしている状態で本を選ぶのは、なんだか特別な体験になりそう。私の場合は、サウナの後に少し散策してから、お気に入りのパン屋さんに寄って帰るプランを立てています。「あれ?どこだったっけ」と思いながら街を歩くのも、それはそれで楽しい時間です。サウナの前後に散策するだけでも、代々木上原の魅力をたっぷり感じられそうです。

地域の憩いの場としての可能性を感じる

YOQが目指す「まちのサウナ」というコンセプトは、地域の憩いの場としての可能性を秘めていると感じました。スタッフさんの話によると、「近所の人が気兼ねなく通える銭湯のような存在」を目指しているそうで、その思いは伝わってきます。代々木上原エリアには働く人も住む人も多いけれど、仕事帰りに気軽に立ち寄れる場所が意外と少ないんだとか。その点、YOQは平日は12時から深夜まで営業していて、土日祝は朝8時からなので、使い勝手がいいですよね。「思い立った時にフラッと立ち寄れるサウナ」として、地域の人々の生活に寄り添った場所になりそうな予感がします。昭和の時代、銭湯が地域のコミュニケーションの場だったように、YOQもこの街の新たな交流の場になるかもしれません。地域に根差したサウナ施設には、単なる入浴施設以上の価値があると感じました。

最後に思う「YOQの魅力と可能性」

YOQが提案する「サウナ×ドリンク」という新しい形や、地域に根差した「まちのサウナ」としての価値、そして今後の発展に期待する点を総括します。初日訪問を終えて感じた魅力と可能性をまとめます。

サウナ×ドリンクという新提案の革新性

YOQの最大の魅力は、やはり「サウナ×ドリンク」という新しい提案だと思います。これまでのサウナ施設では、サウナと水風呂のサイクルを終えると施設を出るというのが一般的でしたが、YOQでは同じ施設内でドリンクを楽しむという新しいスタイルを提案しています。サウナ体験の余韻を楽しみながらくつろぐ時間や場所を提供することで、サウナをより包括的なウェルネス体験へと昇華させています。サウナによる身体的なリフレッシュと、ドリンクによる味覚の楽しみ、そしてラウンジでのリラックスした時間が組み合わさることで、より完全な「リセット体験」が得られる気がしました。特に現代の忙しい都市生活の中で、自分自身と向き合う時間や心身をケアする時間は貴重なものですよね。YOQは、そうした時間の質を高め、日常生活に小さな贅沢と喜びをもたらす場として機能していると感じました。

地域に根差した「まちのサウナ」の価値

YOQが掲げる「まちのサウナ」というコンセプトには、大きな価値があると思います。地域住民へのアンケート調査を基に設計されたというこの施設は、本当にこのエリアに必要とされる場所として生まれたんですよね。「近所の人が気兼ねなく通える銭湯のような存在」を目指すというビジョンは、現代社会において失われつつある地域コミュニティの再構築にも一役買うかもしれません。特に代々木上原という多様な人々が行き交うエリアにおいて、こうした場所が生まれることは地域文化の発展にも寄与するでしょう。オープン初日に訪れてみて、YOQが単なるサウナ施設ではなく、コミュニティの場としての機能も持ち合わせていることを実感しました。サウナでリフレッシュし、ドリンクを片手に会話を楽しむという新しいライフスタイルを提案することで、都市生活の中の貴重な「憩いの場」となる可能性を秘めていると思います。

今後のリピート利用に期待する改善点

初日の体験は本当に素晴らしかったのですが、リピーターとして今後も利用するにあたって、いくつか改善してほしいポイントもあります。まず、シャワーブースが3つしかない点は、混雑時には課題になりそうです。あとは、サウナの室温は個人的にはもう少し高くても嬉しいかな。でも、これは「まちのサウナ」として幅広い層に利用してもらうためには、現状のマイルドな温度設定がベストなのかもしれませんね。ロウリュの頻度についても、もう少し増やすか、セルフロウリュを導入してくれると嬉しいです。あとは、スタッフさんも話していましたが、「サブスクで使い放題のプランがあったら嬉しい」というのは私も同感。平日の朝からの営業があれば、出勤前に寄れて最高なんですけどね…。でも、これだけ細かい部分まで配慮された施設なので、きっと今後もどんどん進化していくんだろうなと期待しています。「次はどんな変化があるかな?」と思うと、また来るのが楽しみになりますね。

「サ活」愛好家から見たYOQの評価

サウナを愛する者として、YOQの設備やサービスを厳しい目で評価します。本格サウナーにとっての満足度、初心者にも優しい「自由なサウナスタイル」の魅力、そしてドリンクスタンドとの融合がもたらす新たな体験について分析します。

本格サウナー視点での設備の充実度

サウナ愛好家としての視点から見ると、YOQの設備は75点くらいでしょうか。HARVIA製のサウナストーブは信頼のブランドで、温度も90度前後とまずまず。ただ、前室がないサウナ室の作りは、ドアの開閉で温度変化が起きやすく、少し残念なポイントです。

水風呂も15度とそこそこの冷たさですが、もう少し冷たければ本格派サウナーには嬉しいかも。サウナマットが薄手のタオル地なのも、バンブーマットに慣れている方には物足りないかもしれません。ロウリュについては、オートロウリュはなく、スタッフが定期的に行うとのことですが、頻度が30分に1回程度では少ないかも。

しかし、これらは「誰もが気軽に楽しめる」というコンセプトを考えると、ある程度納得できる設計の選択です。タオルが使い放題だったり、アメニティの質が高かったりと、トータルでの満足度は高いです。あとは、今後の運営の中で、サウナファンの声を取り入れながら微調整されていくと良いですね。

初心者にもやさしい「自由なサウナスタイル」の魅力

一方で、YOQの最大の魅力は「自由なサウナスタイル」を推奨している点だと思います。サウナ初心者や、水風呂が苦手な人でも気軽に利用できるよう配慮されています。「サウナの入り方に決まりはない」という明確なメッセージは、初めてサウナを訪れる人にとって、大きな安心感になるでしょう。5分だけサウナに入るスタイルや、水風呂の代わりにシャワーで体を冷やすといった、個人の好みに合わせた柔軟な利用が可能な点は、サウナ文化のすそ野を広げる取り組みとして評価できます。私自身、サウナの楽しみ方については経験者ですが、初めてサウナに行く友人を連れていくなら、YOQは最適な場所かもしれません。プレッシャーなく、「自分にとっての心地よさ」を探せる環境は、すべてのサウナビギナーにとって理想的です。また、「浴場ではない空間のため会話も自由」というラウンジの存在も、初心者がリラックスして過ごせる要素になると思います。

ドリンクスタンドとの融合がもたらす新体験

YOQが従来のサウナ施設と一線を画す最大の特徴は、やはりドリンクスタンドとの融合でしょう。サウナで心身をリフレッシュした後、同じ施設内でドリンクを楽しめるという新しいスタイルを提案しています。この体験は想像以上に素晴らしかったです。サウナで発汗した後の水分補給を兼ねて、美味しいクラフトビールやりんごのサワーを楽しむ時間は贅沢そのもの。サウナ後の「ととのい」状態で飲むドリンクは、通常の何倍も美味しく感じました。また、ラウンジでは他のサウナ利用者と自然に会話が生まれる場面もあり、新たなコミュニティ形成の場としても機能していると感じました。これは、サウナ体験を単なる入浴行為から、より包括的なウェルネス体験へと昇華させる試みだと思います。サウナ後の特別な身体状態と精神状態を味わいながら飲み物を楽しむという体験は、サウナのリラクゼーション効果をさらに高める効果があると確信しました。まさに、YOQが目指す「サウナ×ドリンク」の魅力を体感できた瞬間でした。

YOQが理想とする「銭湯文化の現代版」

YOQはかつての銭湯が持っていた地域コミュニティとしての機能を現代的に再解釈し、都市生活の中の第三の居場所(サードプレイス)を創出しようとしています。働く人々の疲れを癒す憩いの場としての意義を考察します。

かつての銭湯が持っていたコミュニティ機能

かつての銭湯は、単なる入浴施設ではなく、地域のコミュニケーションの場でもありましたよね。お風呂に入った後に近所の人と世間話をしたり、子どもたちが集まって遊んだり。そんな銭湯の持っていた社会的な機能を、YOQは現代版として再現しようとしているように感じました。スタッフさんの話によると、「散歩やちょっとした買い物に行くような感覚でサウナを楽しみ、ドリンクで喉を潤し、知り合いに笑顔で会釈する」といった、昭和の銭湯のような親しみやすい空間を現代に再現することを目指しているそうです。確かに、4階のラウンジにいると、様々な年代やバックグラウンドの人が集まって、サウナ体験を共有している様子が見られました。初対面の人同士でも、「さっきのサウナ、良かったですね」というような会話が自然と生まれるんですよね。この自然な交流が生まれる場としての機能は、YOQの大きな魅力の一つだと思います。

現代のサードプレイスとしての可能性

YOQは、まさに現代における「サードプレイス」(自宅でも職場でもない、大切な第三の居場所)になる可能性を秘めていると感じました。特に代々木上原という立地は、住宅地でありながらオフィスも多く、様々な人が行き交うエリア。そんな場所にある「まちのサウナ」は、地域の人々にとっての新しい集いの場になりそうです。ラウンジでは、一人でゆっくり過ごす人もいれば、友人同士で会話を楽しむ人もいて、それぞれの過ごし方ができる柔軟さがあります。また、サウナというフィルターを通じて集まる人たちの間には、なんとなく共通の価値観や興味関心が感じられるんですよね。それが自然と会話を生み、新たな出会いや発見につながる可能性があります。現代社会では希薄になりがちな「ゆるいつながり」を育む場として、YOQは大きな可能性を秘めていると思います。

働く人々の疲れを癒す都市生活の中の憩い

特に印象的だったのは、YOQが働く人々の疲れを癒す「オアシス」としての役割を意識していることです。平日は12時から深夜まで営業しているので、仕事帰りに立ち寄るのにぴったり。サウナでじっくり汗を流し、体の疲れを取った後に、ドリンクを飲みながらゆっくりと一日を振り返る。そんな時間の使い方は、現代の忙しい都市生活の中で、とても価値のあるものだと思います。スタッフさんの話によると、「忙しいビジネスパーソンが日常的に通える場所」としてのニーズを想定しているそうで、例えば難しい会議の後に立ち寄って頭を整理したり、締め切り前の緊張をほぐしたりといった使い方もできそうです。私自身も、仕事の合間に立ち寄って、心身をリセットして帰るという使い方は魅力的だなと感じました。都市生活の中で少しだけ時間を切り取って、自分と向き合う。そんな大切な時間を提供してくれる場所として、YOQの存在は大きいと思います。

サウナ業界のトレンドとYOQの立ち位置

サウナブームが続く中、多様化するニーズに応える施設が増えています。YOQの差別化戦略や、地域密着型施設としての意義、そしてサウナ文化のすそ野を広げる取り組みについて分析します。

多様化するサウナニーズと差別化戦略

近年のサウナブームで、サウナ施設は増えていますが、同時にニーズも多様化していると感じます。高温サウナで限界に挑戦したい人もいれば、リラックスを重視する人、入りやすさを求める人など、様々です。そんな中でYOQは、「まちのサウナ」という独自のポジションを確立しようとしていると感じました。特に「サウナ×ドリンク」という組み合わせや、「自由なサウナスタイル」を推奨する姿勢は、他のサウナ施設との差別化ポイントになっています。YOQが目指しているのは、”サウナーのためのサウナ”というよりも、より幅広い層が気軽に楽しめるサウナという印象です。特別なスペックや特徴を前面に押し出すのではなく、水準が高くストレスの少ないスタンダードなサウナ体験を提供することで、日常生活に溶け込むような存在になることを目指しているようです。私自身、いろいろなサウナに行きますが、YOQのようなコンセプトの施設は珍しく、その独自性に惹かれました。

「マイクロツーリズム」時代の地域密着型施設

コロナ禍以降、自宅近くの観光資源を楽しむ「マイクロツーリズム」が注目されていますが、YOQはまさにそうした時代のニーズに合った施設だと思います。代々木上原という特定のエリアに根差し、地域の人々の声を反映させた施設づくりは、これからの時代のモデルケースになるかもしれません。特に印象的だったのは、「3年前にこの地で創業し、サウナと生活圏の距離が非常に重要だと考え、このエリアでのサウナ施設開業を長年構想していた」というYOQを運営する会社LIQUEのビジョンです。「サウナは生活圏内にあるべき」という発想は、日常の中で気軽に健康管理や心のケアができるライフスタイルを提案しています。これは、わざわざ遠出をして特別な体験をするのではなく、身近な場所で質の高い体験を日常的に享受するという、新しい価値観の表れだと思います。

サウナ文化のすそ野を広げる取り組み

YOQの「自由なサウナ」という考え方は、サウナ文化のすそ野を広げる重要な取り組みだと感じました。サウナの熱さが苦手な人や、水風呂が冷たすぎて入れない人など、初心者やサウナが苦手な人でも気軽に利用できるよう配慮されています。「サウナの入り方に決まりはない」というメッセージは、サウナに対するハードルを下げ、より多くの人々がサウナ文化に触れるきっかけを作っています。また、「まちのサウナ」というコンセプトも、サウナを特別なものではなく日常的なものとして位置づけることで、サウナ文化の普及に貢献しています。私が特に良いと思ったのは、YOQがサウナ体験と組み合わせたドリンク文化を提案することで、サウナのイメージを広げている点。これまでサウナに興味がなかった人も、「ドリンクを楽しめる場所」という切り口から施設を訪れるかもしれません。そうした多面的なアプローチが、サウナ文化の裾野を広げていくのだと思います。

平日と休日で異なる使い分け方の提案

YOQは時間帯や曜日によって異なる利用スタイルが考えられます。仕事帰りの「リセットタイム」としての使い方や、休日にゆっくり楽しむ「贅沢タイム」の提案、そして混雑を避けて快適に利用するコツについて考えます。

仕事帰りに立ち寄る「リセットタイム」としての利用法

YOQは平日は12時から深夜まで営業しているので、仕事帰りに立ち寄るのが特におすすめだと思います。今回は昼休みに訪れましたが、オフィスワーカーなら、夕方以降に立ち寄るのが理想的かもしれません。例えば、難しい会議の後に立ち寄って、頭を整理する。締め切り前の緊張をほぐす。そんな使い方ができそうです。また、営業時間が24時までなので、飲み会の後でもサッと立ち寄ることができます。その際は、60分コースがちょうど良いかも。サクッとサウナに入って、水風呂で冷やして、ととのった後にドリンクを一杯。そんな流れで一日の疲れをリセットして帰れば、翌日の活力につながりそうです。特に19時以降は、サラリーマンの帰宅ラッシュと重なるので、少し時間をずらして20時以降に行くのがいいかもしれません。ちなみに、YOQは毎週水曜の仕事帰りなど、定期的に通う習慣にするのもおすすめです。規則正しくサウナに通うことで、心身のメンテナンスにもなりますよね。

休日にゆっくり楽しむ「贅沢タイム」の過ごし方

一方、休日は朝8時からオープンしているので、朝からサウナでスッキリと一日をスタートさせるのも良いですね。モーニングサウナは、体が目覚めて一日のパフォーマンスが上がる感覚があって大好きです。休日の朝、代々木上原のYOQでサウナを楽しんだ後は、周辺の素敵なカフェでモーニングを食べる…なんて過ごし方は最高ですよね。休日は時間に余裕があるので、90分コースを選んでゆっくり過ごすのがおすすめ。サウナと水風呂のサイクルをじっくり3〜4回繰り返して、深いととのいを体験してから、ラウンジでドリンクをのんびり楽しむ。そんな贅沢な時間の使い方ができそうです。また、休日なら周辺の代々木上原の街を散策するのも良いでしょう。サウナで心身がリフレッシュされた状態で街歩きをすると、いつもと違った発見があるかもしれません。美味しいパン屋さんを巡ったり、おしゃれな雑貨屋さんを見て回ったり。サウナと街歩きの組み合わせは、休日の過ごし方として理想的です。

時間帯による混雑予測と快適に利用するコツ

YOQを快適に利用するには、混雑を避ける工夫が必要かもしれません。まだオープンしたばかりで詳しい混雑状況は分かりませんが、一般的なサウナ施設の混雑パターンから予測すると、平日なら昼間は比較的空いていて、夜の19時〜22時頃が混み合う可能性が高いでしょう。休日は、朝の開店直後と、夕方以降が比較的空いている可能性があります。特に注意したいのは、YOQはシャワーが3つ、水風呂が2つしかないので、混雑時はそこがボトルネックになりそうです。快適に利用するコツとしては、平日なら昼休みの時間帯や、夜の22時以降が狙い目かもしれません。また、休日なら開店直後の朝8時台がオススメです。混雑しそうな時間帯に行く場合は、75分コースを選ぶと、サウナ→水風呂→ととのいのサイクルを複数回楽しめつつ、ドリンクタイムもある程度確保できるバランスが良いのではないでしょうか。もし混雑していて水風呂が埋まっている場合は、シャワーで代用するという柔軟さも大切かもしれませんね。

YOQが目指す「ホームサウナのスタンダード」

YOQが掲げる「The Neighbor’s Sauna ホームサウナのスタンダード」というコンセプトには深い意味があります。近所の銭湯のような親しみやすさと現代的なサウナ体験を融合させた新しい居場所のあり方について考察します。

「The Neighbor’s Sauna」というコンセプトの意味

YOQの名前には「浴することで、体と心を良くする」という深い意味が込められているんですね。熱気浴→冷浴→外気浴のサイクルと、運営会社LIQUEの「Q」を掛け合わせた名前なんだそう。「The Neighbor’s Sauna」というコンセプトは、直訳すると「隣人のサウナ」。これって、ご近所さんが気軽に集まる場所という意味が込められているんじゃないかなと思います。スタッフさんの説明によると、YOQは近所の人が気兼ねなく通える銭湯のような存在を目指しているそうです。特別なものではなく、気負わずに立ち寄れる、そんな日常の一部としてのサウナ。なんだか昔ながらの銭湯文化を現代に復活させようとしているような、そんな印象を受けました。「ホームサウナのスタンダード」という言葉には、いつか「サウナに行くのが当たり前」になる生活を作りたいという思いが込められているように感じます。

日常生活に溶け込む新たなサウナ習慣の提案

YOQが提案しているのは、サウナを「特別なもの」ではなく「日常の一部」として捉える新しいライフスタイルです。例えば仕事の合間に立ち寄ったり、買い物のついでに寄ったり。まるで近所のコンビニに行くような感覚で、気軽にサウナを楽しむ習慣を提案しています。営業時間も平日は12時〜24時、土日祝は朝8時〜24時(日曜・祝日は23時まで)と、仕事帰りや休日の朝など、様々なライフスタイルに対応できるように設定されています。これって、サウナを「特別な日にわざわざ行くもの」から、「日常的に立ち寄るもの」へと変える、パラダイムシフトとも言えますよね。私自身、サウナって少し構えて行くものだと思っていたけど、YOQのような存在があれば、もっと気軽にサウナライフを楽しめそうです。まさに「まちのサウナ」というコンセプトにぴったりな提案だと思いました。

銭湯にもカフェにもない第三の居場所の創出

YOQは、銭湯でもなくカフェでもない、**新しいタイプの「第三の居場所」**を創り出していると感じました。サウナで体を温め、水風呂で冷やし、そしてドリンクを楽しみながらくつろぐ。この体験は、従来の銭湯にもカフェにもない、独自の価値を持っています。スタッフさんの話では、YOQはかつての銭湯や喫茶店、散髪屋が担っていたような、日常の中で気軽に通える場所を目指しているとのこと。確かに、昔の銭湯は単なる入浴施設ではなく、地域の交流の場でもありましたよね。YOQは、その文化を現代風にアレンジした場所と言えるかもしれません。銭湯の清々しさとカフェのくつろぎ、両方を兼ね備えた空間は、現代の都市生活に新しい潤いをもたらしてくれそうです。「ここに来れば、体も心もリフレッシュできる」そんな特別な場所が、日常の中にあることの価値を感じました。

次回訪問時に試したいYOQの楽しみ方

初回の訪問で大満足のYOQですが、次回はさらに深く施設を楽しむための計画を練ってみました。ロウリュのタイミングや異なる時間帯での雰囲気、ドリンクメニューの探索など、次回の訪問に向けた期待が膨らみます。

ロウリュタイミングを計算した訪問計画

次回YOQに行く時は、ロウリュのタイミングを狙って訪問したいなと思っています。スタッフさんの話によると、オートロウリュはないものの、スタッフが定期的にロウリュをしてくれるそうなんです。頻度はまだはっきりしていないけど、30分に1回程度とのこと。今回はオープン初日の開店直後だったので、ロウリュタイムには出会えなかったんですよね。ロウリュって、サウナストーンに水をかけて一気に湿度と熱を上げる技法ですけど、これがあると一気にサウナの質が上がるんですよ。YOQのロウリュは「熱すぎず良い汗をかけた」という情報もあるので、次回はぜひ体験したいな〜。スタッフさんに「ロウリュのだいたいの時間教えてもらえますか?」って聞いてみようかな。それに合わせて訪問すれば、YOQのサウナ体験がもっと充実したものになりそうです。きっと良い汗かけるだろうなぁ。

異なる時間帯での施設の雰囲気の違い

今回はオープン初日の昼間に訪れましたが、次回は違う時間帯で行ってみたいですね。特に気になるのは、夜の時間帯。水風呂の浴槽の隣にランプが設置されているという情報があったので、夜は良いムードになりそうだな〜と想像してます。昼間は全面曇りガラス越しの柔らかい陽射しが気持ちよかったけど、夜はまた違った雰囲気が楽しめそう。あと、土日祝は朝8時からオープンしてるので、朝イチのサウナも体験してみたいですね。朝から体がポカポカして、頭もスッキリする感覚が好きなんですよね。その後に代々木上原の美味しいパン屋さんでモーニングなんて最高じゃないですか?それぞれの時間帯でYOQの雰囲気も変わりそうだし、サウナ後の街の景色も違って見えるかも。時間帯による施設の表情の違いを発見するのも、リピートの楽しみの一つですよね。

ドリンクメニューをコンプリートする楽しみ

今回はクラフトビールとりんごサワーを楽しみましたが、次回は他のドリンクメニューにもチャレンジしたいです。カウンターにはまだまだ試していないドリンクがたくさんありました。特に気になっていたのが、ノンアルコールのドリンク。サウナ後の体に優しい、何か特別なドリンクがあるんじゃないかなぁ。あとは季節限定のドリンクなんかもあるかもしれませんね。オープン初日だったので、これからメニューも進化していくんだろうな〜なんて思います。実はこっそり「いつか全メニュー制覇してやる!」という野望を抱いています(笑)。サウナの後の「ととのい」状態で飲むドリンクの美味しさは格別なので、色々な組み合わせを試してみたいですね。「今日はこのサウナ具合には、このドリンクが合うな〜」なんて、マイベストの組み合わせを見つけるのも楽しそう。YOQでの体験を、毎回少しずつ変えて楽しむのが私流かもしれません。

YOQへの期待と今後の展望

YOQがさらに成長していくための可能性や、利用者として期待する改善点について考えてみました。サブスクリプションの導入や朝営業の拡大、ロウリュの充実など、これからの進化に期待が高まります。

サブスクリプションの可能性と朝営業への期待

YOQの今後に最も期待しているのは、サブスクリプションの導入かもしれません。「サブスクで使い放題のプランとかがあったら嬉しい」というのは、きっと多くのサウナ愛好家の共通の願い。定額で月に何度でも利用できるプランがあれば、気軽に通えて嬉しいですよね。毎日の習慣にするには、都度払いだとちょっと考えてしまうので…。それから、平日も朝に利用できたら嬉しいなぁと思います。現在は平日12時からの営業ですが、朝8時からオープンしていれば、出勤前に立ち寄ることもできて最高なんですよね。サウナで体を温めてスッキリしてから出勤すると、一日の生産性が全然違う気がします。「まちのサウナ」というコンセプトを考えると、地域の様々なライフスタイルに対応する営業時間の拡大は、より多くの人々にサウナ体験を届けるためにも重要かもしれませんね。もちろん、運営側の事情もあるでしょうけど、今後の発展に期待したいポイントです。

ロウリュの頻度やセルフロウリュ導入の可能性

もう一つ期待したいのは、ロウリュの充実です。現在はスタッフさんが30分に1回程度の頻度でロウリュをしてくれるようですが、もっと頻度を増やしてくれると嬉しいですね。あるいは、セルフロウリュを導入してくれるとさらに良いかも!自分のタイミングでロウリュを体験できると、サウナの楽しみ方がもっと広がりますよね。ロウリュの際に使用するアロマオイルの種類を増やしたり、時間帯によって香りを変えたりするのも面白いかも。実は以前行ったサウナ施設では、セルフロウリュが導入されていて、それが本当に楽しかったんです。「ちょうど今、ロウリュしたいな〜」というタイミングで自分で水をかけられるのは、サウナを10倍楽しくする魔法みたいなもの。YOQも将来的にはそんな方向に進化していくと素敵だなと思います。ロウリュがあると、サウナの熱さと良い香りで、より深い「ととのい」が体験できますからね!

リピーターを増やす施策とコミュニティ形成

YOQが長く愛される施設になるためには、リピーターを増やす工夫コミュニティ形成も大切だと思います。例えば、ポイントカードのような仕組みや、利用回数に応じた特典があると、また行きたくなりますよね。あとは、サウナ好きが集まるイベントの開催なんかも面白そう。「サウナについて語る会」みたいなものがあれば、新しい仲間との出会いにもつながるかも。YOQは「まちのサウナ」を掲げているので、地域に根差したコミュニティの形成は特に重要だと思います。サウナを通じて、代々木上原という街の新たな交流が生まれたら素敵ですよね。私自身、サウナで知り合った友達が何人かいますが、共通の趣味を持つことで話が弾みますし、その後も続く関係になったりします。YOQがそんな出会いの場になれば、単なるサウナ施設以上の価値を持つ場所になるはず。その発展の様子を見守りたいですね。

一言でいえない「YOQ体験」の総括

初めてのYOQ体験を振り返り、その魅力と可能性をまとめます。日常に溶け込む贅沢な時間の過ごし方、自分のペースで楽しめる自由さ、そして代々木上原という街に新たな文化を根付かせる可能性など、多角的な視点からYOQの価値を考えます。

日常的な贅沢としてのYOQの魅力

YOQの一番の魅力は、「特別すぎず、でも心地よい時間」を過ごせることかなと思います。高級すぎるわけでもなく、かといって質を妥協しているわけでもなく、日常の中で無理なく楽しめる”ちょうどいい”贅沢感。サウナと水風呂のサイクルで体をしっかりリフレッシュして、ドリンクを飲みながらゆったり過ごす。こんな時間の使い方って、実は結構贅沢だと思うんですよね。今回90分コースを選びましたが、あっという間でした。「もっといたい〜」って思っちゃうくらい心地よかったです。日常の中に、こういう自分をリセットする時間を作ることって、実は健康にも良いし、心の余裕も生まれる気がします。YOQは「まちのサウナ」という言葉の通り、特別な日のための場所ではなく、日々の生活に溶け込むサウナ。そこが最大の魅力なんじゃないかなぁ。これからもたまに立ち寄って、ほどよくリセットする習慣を作りたいと思います。

自由なスタイルで楽しむサウナの新しい形

YOQで特に印象的だったのは、「サウナの入り方に決まりはない」という自由な発想です。サウナ→水風呂→外気浴を3回…なんていう決まりがなく、自分のペースで楽しめるのは、本当に気持ちいい。私はサウナ好きですが、初めてサウナに行く友達を連れていくなら、きっとYOQを選ぶと思います。だって、水風呂が苦手でも、シャワーで代用してOK。5分だけサウナに入るのもOK。そんなマイペースに楽しめる空間って、なかなかないですよね。「ととのい」を目指すあまり、カチカチのルールでサウナを楽しむ方法を押し付けるのではなく、一人ひとりのサウナとの付き合い方を尊重してくれる。そんなYOQの姿勢に、サウナの新しい形を見た気がします。私自身、いつもの決まったサイクルじゃなくて、もっと自由に楽しんでもいいんだな〜って、少し視野が広がった気分。サウナの楽しみ方って、本当は十人十色なんですよね。

代々木上原の街に根付く未来を想像して

最後に、YOQが代々木上原という街にこれからどう根付いていくのか、想像すると楽しいですね。「気取った感じはないんだけどさりげなくしゃれていて気が利いている」という代々木上原の街の雰囲気と、YOQのコンセプトは見事にマッチしていると思います。これから先、YOQが地域の人々の憩いの場となり、新しい交流が生まれる場所になったら素敵ですよね。散歩の途中で立ち寄ったり、仕事帰りに寄ったり、朝活のスタート地点になったり。様々な形で人々の日常に溶け込んでいくんだろうなぁ。個人的には、代々木上原のパン屋さん巡りの合間に立ち寄るスポットとして、定期的に通いたいと思っています。先ほど「サブスクで使い放題」と書きましたが、そんなプランがあれば迷わず契約しちゃうかも(笑)。まだオープン初日ですが、これからYOQとともに代々木上原の街も、新しいサウナ文化を育んでいくんだろうな〜と思うと、なんだか温かい気持ちになります。また来ようっと!

施設情報

基本情報

項目詳細
施設名称Sauna&Drink YOQ(ヨク)
所在地東京都渋谷区上原2-48-11 3階・4階
最寄り駅代々木上原駅(東京メトロ千代田線、小田急線)
アクセス代々木上原駅南口から徒歩5分(約227m)
運営会社株式会社LIQUE(代表取締役社長:林暢之)
グランドオープン日2025年3月10日
公式HP
X(旧Twitter)
Instagram

営業時間・定休日

項目詳細
平日営業時間12:00〜24:00
土曜営業時間8:00〜24:00
日曜・祝日営業時間8:00〜23:00
定休日第4月曜日
特別営業日第4水曜日(レディースデー)
最終受付閉店時間の1時間前まで

料金体系

利用時間平日料金土日祝料金
60分コース1,600円2,100円
75分コース1,800円2,300円
90分コース2,000円2,500円
延長料金30分ごとに500円30分ごとに500円

支払い方法

項目対応状況
現金
クレジットカード
電子マネー○(交通系ICカードを含む)

フロア構成

フロア内容
4階受付、ドリンクスタンド、ラウンジスペース
3階サウナルーム、水風呂、シャワー、スペース(ととのいスペース)、脱衣所

サウナ設備詳細

項目詳細
サウナ室フィンランドのHARVIA製、約13人収容
水風呂バスタブ形式×2基
シャワー3基
外気浴スペース7脚の椅子を設置
ドリンクスタンドクラフトビール、りんごのサワーなど各種ドリンク提供

アメニティ(基本料金に含まれるもの)

項目詳細
タオル類フェイスタオル(無料・使い放題)、サウナマット
洗浄用品シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、フェイスソープ
サウナ用品サウナマット(タオル地・1枚)
ケア用品化粧水、乳液、綿棒
電化製品ドライヤー
その他脱衣所ロッカー(鍵付き)、給水器(無料)

施設のコンセプトと特徴

項目詳細
メインコンセプト「The Neighbor’s Sauna ホームサウナのスタンダード」
サブコンセプト「まちのサウナ」「自由なサウナ」
名称の由来「浴することで、体と心を良くする」「YOQ(ヨク)」
特徴的な運営方針サウナ後にドリンクを楽しめるラウンジスペースの提供
利用スタイル固定的なルールを設けない「自由なサウナ」スタイル

その他の特記事項

項目詳細
駐車場なし(公共交通機関の利用を推奨)
ターゲット層地域住民を中心に、サウナ初心者から愛好家まで幅広く対応
プレオープン情報2025年1月下旬に特別料金1,000円で実施
グランドオープン日2025年3月10日(当初は1月下旬開業予定が延期)

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ABOUT ME
大塚誠也
大塚誠也
おおつか せいや

サウナ大好きサラリーマン。
外回り中、仕事帰りにサウナを巡っています。
サウナ上がりのオロポとおいしいご飯が大好物
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