【2025年最新】よみうりランド眺望温泉 花景の湯完全ガイド|東京一望の絶景サウナ&温泉を徹底解説

最近、サウナブームが続いていますが、本当に良い施設となると、都内でもそう多くはありません。特に、本格的なサウナと温泉、そして絶景を同時に楽しめる施設となると、選択肢は更に限られてきます。
そんな中、2024年3月にオープンした「よみうりランド眺望温泉 花景の湯」が、サウナー達の間で密かな注目を集めています。90度の本格サウナに2種類の水風呂、東京の街並みを一望できる露天風呂など、充実した設備を完備。さらに、併設の植物園「HANA BIYORI」も利用できる、新しいスタイルの温浴施設として評価を高めています。
本記事では、実際に施設を訪れた経験を基に、サウナ設備の詳細な使用感から、施設全体の過ごし方まで、詳しくレポートします。休日の過ごし方に迷っている方はもちろん、都内近郊で新しいサウナ施設を探している方にも、きっと参考になる情報をお届けします。
サウナ、温泉、そして都心の絶景。この3つを同時に楽しめる稀少な施設の魅力を、存分にご紹介していきましょう。
サウナ上級者が増えた昨今、僕もそろそろ新規開拓を
最近、SNSを見ていると、サウナ上級者を名乗る人が増えてきましたね。僕も週末はいつも決まったサウナに通っているので、そろそろ新しいところを開拓してみようかなと思っていました。
そんなときに、よみうりランドの近くに新しいサウナ施設ができたという噂を聞きつけたんです。花景の湯というその施設、開業からしばらく経っているのに、なぜか私のタイムラインにはあまり情報が流れてこない。むしろ、そこが気になりました。
みんなが知らない穴場なのかもしれない。そう思って調べてみると、なんだか魅力的な情報がちらほら。東京の街を一望できる露天風呂があるとか、シングル水風呂が潜水可能とか、サウナーとしては見逃せないキーワードが並んでいます。
実は、ここが建つ前は「丘の湯」という施設があったんです。子供の頃に家族で何度か行ったことがあって、懐かしい思い出があります。その場所が今どうなっているのか、それも確かめてみたいなと。
よみうりランドと言えば、土日は人が多そうだなぁ。でも、平日の昼間なら空いているかもしれない。そう考えて、有給休暇を取ることにしました。天気予報を見ると、明日は晴れ。これは行くしかないですよね。
というわけで、明日はゆっくり朝寝坊して、のんびりサウナを楽しもうと思います。前評判では料金が少し高めとのことですが、たまには贅沢も必要ですからね。新しい発見があるといいなぁ。さて、今夜は早めに寝て、明日に備えることにしましょう。
京王よみうりランド駅、そこからはバスで
朝ゆっくり目に起きて、のんびり支度を整えました。家を出たのは9時過ぎ。京王線に乗って、よみうりランド駅を目指します。電車の中でスマホをいじっていたら、ふと目についたお知らせ。どうやら、公式サイトで事前購入すると300円お得になるみたいです。慌てて購入手続きを済ませました。
駅に着いてみると、意外と人が多いんですよね。でも、みんなよみうりランドの方に向かっているみたい。花景の湯に向かう人はほとんど見当たりません。ちょっと不安になってきました。
案内表示を見ていると、無料シャトルバスがあるとのこと。10分おきに出ているみたいです。これは便利だなぁ。バス停で待っていると、すぐに白いシャトルバスがやってきました。座席の幅がとても広くて、快適そうです。
地理不案内な僕がたどり着くまでの道のり
最初、スマホの地図アプリを頼りに歩いて行こうとしたんです。でも、なぜか変な場所に案内されてしまって。住宅街の中をグルグル回っていたら、畑の中に出てしまいました。これは完全に道を間違えたようです。
慌てて引き返して、改めて調べてみると、「HANA BIYORI」という施設名で検索した方が正確にヒットするみたい。なるほど、これが正解でしたか。
シャトルバスは10分おきに、これは便利
シャトルバスの中から見える景色は、だんだん高台に向かっているのが分かります。歩いて来なくて本当に良かった。バスの中で、ふと外を見ると、ジャイアンツの球場が見えてきました。その奥に、モダンな建物が見えてきます。あれが花景の湯なんでしょうね。
バスは約5分で到着。下車すると、目の前には紅葉が美しい庭園が広がっていました。入り口までのアプローチも凝っていて、これは期待が高まります。朝早めに来て正解でした。まだ人もそれほど多くなさそうです。
館内着もセレクトできる、新しい試み
入館ゲートでQRコードを読み取ると、すんなり中に入れました。最近はこういうデジタル化が進んでいるんですね。受付を済ませると、まず目に入ったのが館内着のセレクトコーナー。
これが面白いんです。トップスとボトムスが4種類ずつあって、好きな組み合わせを選べるんです。どれにしようかな…と悩んでいると、後ろに人が並び始めてきました。あわてて適当に選んだら、上下色違いの派手な組み合わせになってしまいました。まあいいか。
タオルも館内着も無料で贅沢な気分
フロントではバスタオルとフェイスタオルをセットで渡してくれます。これが無料なんですよね。最近は有料のところも増えてきているので、これは嬉しいサービス。タオルの質も悪くないし、館内着も生地がしっかりしています。
それにしても、この建物の内装がとても綺麗。3月にオープンしたばかりとはいえ、かなり凝った造りになっています。フロント周りも高級ホテルのような雰囲気です。
脱衣所のロッカー事情
脱衣所に入ると、案内表示が目につきました。「ロッカーにタオルを掛けないでください」だって。確かに、みんなが掛けると見た目が悪くなりますよね。でも、ちらほら掛けている人もいるみたい。
ロッカーはICバンドで開け閉めするタイプ。最近はこれが主流になってきましたね。上の段のロッカーが空いていたのですが、背が低い僕には少し届きにくい。下の段を探していると、ちょうど良い位置のものが空いていました。
荷物を整理していると、館内放送が流れてきました。「本日はアウフグースイベントを開催しております」とのこと。そうだったんですね。これは予想外の出会いになりそうです。サウナの前に、まずは身体を洗いに行きましょう。
洗い場から始める、新施設の探検
洗い場に向かうと、最初に目に入ったのは**シャワーヘッド**。よく見ると全て**リファ製**じゃないですか。これは贅沢ですね。水圧も4段階で調整できて、ミストモードまであります。こういう細かいところへのこだわりを感じると、なんだかワクワクしてきます。
洗い場は仕切りがしっかりしていて、隣の人との距離感も程よい。カランから出るお湯の温度も安定していて、快適そのものです。ふと隣を見ると、みなさん手際よく体を洗っているのに、僕だけのんびりペースになってしまいました。
POLAのアメニティに、リファのシャワーヘッド
アメニティを確認すると、これがまた充実しているんです。**シャンプーとリンスはPOLA**、洗顔は**雪肌精**、さらにボディーソープも良い香り。普通のスーパー銭湯とは一線を画す品揃えですね。
洗面台の鏡を見ると、**「サ室では静かにお過ごしください」**という掲示が目に入ります。サウナーが増えた昨今、こういった注意書きも必要なんでしょうね。
金木犀の香りのボディソープ、秋の風情
そうそう、うれしい発見がありました。なんとビオレとのコラボで、金木犀の香りのボディソープが置いてあるんです。季節限定なのかな?思わず手に取って香りを確かめると、懐かしい秋の香りが広がりました。
体を洗いながら、ふと周りを見渡すと、みんなどこか落ち着いた雰囲気。休日の朝なのに、あまり混雑していないのも良いですね。シャワーで体を流しながら、これからのサウナタイムに思いを巡らせます。まずは露天風呂で軽く温まってから、サウナに入るのが良さそうです。
洗い場を出る前に、念のため体をしっかり拭いておきましょう。サウナマットが濡れていると、後から来る人に迷惑をかけてしまいますからね。さて、いよいよ本番のサウナタイムの始まりです。
サウナルームは広々と、90度の贅沢空間
サウナの扉を開けると、まず驚いたのは二重扉の構造。熱が逃げないような工夫がされているんですね。中に入ると、想像以上に広い空間が広がっていました。3段構えの座席が奥まで続いていて、30人は余裕で入れそうです。
壁には温度計が2つ。上段と下段それぞれに設置されているんです。上段は90度を超えていて、下段は80度くらい。なるほど、座る位置によって体感温度が変わるように設計されているわけですね。
二重扉の向こうの静寂
サウナ室内は驚くほど静か。テレビもBGMもないんです。時折、誰かが入ってくる音だけが聞こえる程度。外の喧騒が嘘のように、静寂が支配する空間です。壁の一部がガラス張りになっていて、木々の緑が見えるのも心が落ち着きます。
10分おきのオートロウリュ、そして送風機の仕掛け
じっとしていると、突然「シュー」という音が。10分おきのオートロウリュが始まったんです。蒸気が立ち込める中、天井から送風機が動き出しました。これが面白いんです。風が直接当たるわけではなく、壁に反射して室内全体に熱が行き渡るような設計になっているんです。
3段構えの座席、どこに座るかが鍵
最初は下段に座ってみましたが、だんだん物足りなくなってきたので、中段に移動。ここがちょうど良い感じです。上段はさすがに熱すぎて、まだ僕には早いかも。
サウナマットは施設で用意されていて、ふかふかの座り心地。ストーンの前には小さな木の丸太が置いてあって、何かと思ったら陳皮ロウリュ用の容器でした。オレンジのような柑橘系の香りが、時々ふわっと漂ってきます。
8分経過したところで、汗が滝のように。体中から汗が噴き出してくるような感覚です。この辺りで一旦出て、水風呂に向かうことにしましょう。
2種類の水風呂、贅沢な選択
サウナから出て、まずは身体についた汗を軽く流します。水風呂は2種類あって、一つは15度前後の標準的な温度のもの、もう一つは8度前後のシングル水風呂。これは贅沢な選択肢ですね。
最初は15度の方に入ってみることにしました。水風呂の中には小さな椅子が沈められているのが目に留まります。これは面白い工夫ですね。水風呂が苦手な人でも、座って肩まで浸かれるように配慮されているんでしょう。
15度の標準派と8度のシングル勢
15度の水風呂はちょうど良い冷たさ。サウナで上がった体温をゆっくりと冷やしてくれます。深さも程よくて、立ったまま肩まで浸かれるようになっています。じんわりと心地よい冷たさが体に染み渡っていきます。
潜水可能という誘惑
ふと隣を見ると、8度のシングル水風呂で頭まで潜っている人がいます。なんでも、ここは潜水可能なんだとか。これは初めて見る光景です。普通の施設では安全面から潜水が禁止されていることが多いので、珍しいですよね。
思い切って、シングル水風呂も試してみることにしました。おっかなびっくり足を入れると…うわっ!想像以上の冷たさです。でも不思議と、15度の水風呂で体が慣れていたせいか、なんとか耐えられます。深呼吸をして、肩まで浸かってみました。全身に走る震えるような冷たさ。でも、これがクセになりそうな心地よさです。
さすがに頭まで潜る勇気はまだありませんが、今度は挑戦してみたいかも。体がしっかりと引き締まった感覚で水風呂から上がり、次は外気浴に向かいます。水滴を軽く拭き取って、バスタオルを肩に掛けて。さて、評判の外気浴エリアはどんな感じなんでしょうか。
外気浴エリアは眺望の絶景
外気浴スペースに出ると、まず目に飛び込んでくるのは東京の街並みの大パノラマ。遠くには東京タワーやスカイツリー、新宿の高層ビル群まで一望できます。これは予想以上の眺望です。しかも、朝の澄んだ空気のおかげで、景色がくっきりと見えます。
スペースの広さにも驚きます。デッキチェアやリクライニングチェアが、まるでリゾートホテルのプールサイドのように並んでいて、数えてみたら20脚以上はありそう。これなら「ととのい難民」の心配はなさそうです。
デッキチェアの数々、整い椅子の品揃え
椅子の種類も実に豊富。普通の椅子から、完全にフラットになるタイプまで。しかも、それぞれの椅子の間隔が広めに取ってあるので、周りを気にせずリラックスできます。頭の部分には枕まで用意されていて、細かい配慮を感じます。
面白いのは、エリアが2つに分かれていて、一方は会話OK、もう一方は完全な静寂エリアになっていること。利用者の好みに合わせて選べるようになっているんですね。
東京の街並みを一望できる贅沢
椅子に寝そべると、目の前に広がる景色に思わずため息が出ます。右手にはよみうりランドの遊園地があって、時々ジェットコースターの絶叫が聞こえてきます。不思議とこの音が心地よいBGMになっています。
空を見上げると、雲ひとつない青空。時折吹く風が心地よくて、サウナで上がった体温をちょうど良い具合に冷ましてくれます。体から湯気が立ち上る様子を眺めていると、なんだか幻想的な気分になってきます。
椅子の横には水を入れた手桶が置いてあって、暑くなってきたら体に水をかけられるようになっています。こういった細かい心遣いの一つ一つが、サウナーの心をくすぐりますね。
人工的な音もほとんどなく、自然の風と遠くの街の音だけが聞こえてくる。こんな贅沢な時間を過ごせるなんて、今日ここに来て良かったと心から思います。さて、そろそろ体が冷えてきたので、次は露天風呂で温まることにしましょうか。
露天風呂からの絶景、インフィニティの世界
外気浴で冷えた体を温めようと、評判の露天風呂へ向かいます。そこで目にしたのは、まるでインフィニティプールのような不思議な光景。湯船の縁がなだらかに空へと溶け込んでいくような設計になっているんです。
しかも嬉しいことに、2種類の温度が選べます。43度のあつ湯と40度のぬる湯。外気浴で冷えた体には、まずはぬる湯からがちょうど良さそう。ゆっくりと湯船に浸かると、目の前に広がる景色に思わず息を呑みます。
あつ湯とぬる湯、2つの選択肢
ぬる湯は立ったまま入れる深さで、肩まで浸かっても体への負担が少ない。これは長湯できそうです。湯質は茶褐色の天然温泉で、とろみのある感触。温泉の香りも心地よくて、思わずウトウトしてしまいそうになります。
でも、寝落ちは危険ですよね。目を開けていると、遠くのビル群が霞んで見えます。空気が澄んでいるせいか、スカイツリーまでくっきりと見えるのが不思議です。
よみうりランドの絶叫マシンの声をBGMに
右手を見ると、よみうりランドのジェットコースターが見えます。乗客の悲鳴が時々聞こえてきて、なんだか微笑ましい。夕方になるとイルミネーションも見えるそうです。これは夜も訪れてみたくなりますね。
ぬる湯で体が温まってきたところで、あつ湯の方へ移動。一気に体が熱くなりますが、この温度差がたまりません。外の涼しい空気と温かい湯の対比が心地よくて、まさに究極の贅沢を味わっているような気分です。
露天風呂の湯船の中にも椅子が設置されていて、座って景色を眺めることもできます。立ったり座ったり、温度の違う湯船を行き来したり。時間を忘れて過ごしていると、そろそろお腹が空いてきました。でも、その前にもう一箇所だけ寄り道することにします。
高濃度炭酸泉と電気風呂で締める
露天風呂から戻ってきて、内湯エリアを探検することにしました。まず目についたのが高濃度炭酸泉。水中から盛んに泡が湧き上がっていて、まるでサイダーのよう。恐る恐る足を入れてみると、泡がビリビリと肌に付着する感覚が面白いです。
全身浸かってみると、これがすごい。今まで体験したことがないくらいの強い炭酸です。体中がシュワシュワして、ちょっとくすぐったいような、気持ちいような。温度も36度くらいのぬるめで、長く入っていられそうです。
強めの炭酸に身を委ねて
しばらく浸かっているうちに、体がポカポカしてきました。炭酸の刺激で血行が良くなるんでしょうね。疲れた筋肉がほぐれていくような感覚です。ふと見ると、みなさん気持ち良さそうに目を閉じています。うっかり寝落ちしそうになるのを必死で我慢。
シルク風呂の不思議な感触
次に入ったのはシルク風呂。白く濁った湯船で、中には電気風呂の機能も付いているそうです。恐る恐るスイッチを入れてみると、じわじわとビリビリ感が。最初はくすぐったくて落ち着かないのですが、慣れてくると不思議と心地よい。
お湯自体も独特の感触で、名前の通り絹のようになめらか。炭酸泉とはまた違った種類のリラックス効果がありますね。電気の強さも3段階で調整できて、自分好みの刺激を見つけられます。
ジェットバスや他の内湯も試してみましたが、個人的には炭酸泉とシルク風呂の組み合わせが一番のお気に入り。体の芯からポカポカして、サウナの後の締めにぴったりです。さて、そろそろ上がって岩盤浴エリアも見てみましょうか。館内着に着替えて、別の楽しみを探してみることにします。
岩盤浴エリアは別世界
浴室エリアから上がって、専用の館内着に着替えて1階の岩盤浴エリアへ。追加料金で900円かかりますが、これが思いがけない掘り出し物だったんです。
まず驚いたのは、ここにもサウナがあること。しかも複数種類。個室のプライベートサウナが4室、大きな共有サウナが1室。着衣のまま入れるサウナって、正直あまり期待していなかったんですが、これが意外と良いんです。
ミスト岩盤浴
まず入ったのは、ミスト岩盤浴のエリア。30分に1回、15分間のプログラムが行われるんです。頭の上の高い位置から、優しくミストが降り注いできます。これが面白いんですよ。普通の岩盤浴だと床からの熱だけですが、ここは全身を包み込むような温かさ。45度という控えめな温度ですが、ミストのおかげでじんわりと汗が出てきます。
白樺の間
次に向かったのは、白樺の間。ここがまた素敵なんです。80度の本格的なサウナ室なのですが、なんと窓から東京の街並みが一望できる。白樺の香りが漂う中、景色を眺めながらのサウナタイム。これは贅沢すぎます。5分に1回、セルフロウリュもできるので、自分のペースで楽しめます。
個室サウナ
驚きだったのは4つの個室サウナの存在。60度と70度のタイプが2室ずつあって、完全プライベート空間です。アロマウォーターを購入すると、自分だけのロウリュタイムを楽しめます。静かに集中したい時には、こちらがおすすめですね。
クールルーム
サウナの後はクールルームへ。なんとここは5度という低温。ハーブの香りが漂う中、サウナで上がった体温をゆっくりと冷やしていきます。水風呂こそありませんが、この温度差がなかなか心地よいんです。
外気浴
岩盤浴エリアの外気浴スペースも充実していて、テラスからは東京の街並みが一望できます。ハンモックやデッキチェアが置いてあって、のんびりと景色を楽しめます。建物が高台にあるので、風通しも抜群です。
その他のエリア
休憩スペースには漫画コーナーが充実していて、何百冊もの本が並んでいます。コワーキングスペースもあって、パソコン作業もできるんです。館内着のまま過ごせる空間なので、長時間滞在しても快適。岩盤浴エリアだけでも、半日は優に過ごせそうな充実度でした。追加料金900円は、この内容を考えると納得の価値がありますね。
食事処でゆっくりと
お昼時になってきたので、レストランに向かいます。メニューを見ると、なかなかの充実ぶり。迷った末に、評判の四川麻婆豆腐定食を注文してみました。スパイシーな料理で、サウナ後の体が欲している感じがします。
窓際の席に座ると、庭園の紅葉が目に入ってきます。食事をしながらの景色も楽しめるなんて、贅沢ですね。お茶を飲みながら注文を待っていると、隣のテーブルから「マグロ丼が美味しい」という声が。次は是非それを試してみたいです。
麻婆豆腐定食に舌鼓
運ばれてきた麻婆豆腐は、見た目からして本格的。一口食べてみると、これが予想以上に美味しい。辛さと痺れのバランスが絶妙で、汗が出てきます。サウナで温まった後の辛い物って、不思議と美味しく感じますね。
値段は少し高めですが、品質を考えれば納得できます。スーパー銭湯の食事処のイメージを覆すような、しっかりとした味付け。ご飯のおかわりも出来るみたいです。
休憩室の漫画コーナー
食事の後は、広々とした休憩室へ。壁一面に並ぶ漫画の棚に目を奪われます。新しめのタイトルから懐かしい作品まで、かなりの冊数が揃っています。
リクライニングチェアも数が多くて、ほとんど満席なのに静かな雰囲気が保たれています。みなさん、それぞれ読書や昼寝を楽しんでいる様子。僕も漫画を一冊手に取って、ゆっくりと時間を過ごすことにしました。
お腹も満たされて、体も温まって、なんとも心地よい午後のひととき。でも、まだ見ていない場所がありましたね。確か、入り口で見かけたHANA BIYORIという施設も、入館料に含まれているとか。そちらも覗いてみることにしましょう。
HANA BIYORIの庭園散策
温泉施設を出て、隣接するHANA BIYORIへ。入り口を入ると、まるで植物園のような空間が広がっています。色とりどりの花々が咲き乱れ、空間全体が色鮮やかです。
面白いのは、所々にプロジェクションマッピングが施されていること。花々と光の演出が織りなす幻想的な空間に、思わずため息が出ます。平日の午後というせいか、ここも人が少なくてゆっくり見て回れます。
不思議なことに、庭園の中にカワウソがいるんです。水槽の中を元気よく泳ぎ回る姿に、思わず見とれてしまいました。都会のど真ん中とは思えない、癒しの空間ですね。
スターバックスでひと休み
庭園内にはスターバックスがあって、これがまた素敵な空間。大きな窓から差し込む陽光と、緑に囲まれた店内。普通の店舗とは一味違う雰囲気です。
疲れた足を休めながら、抹茶ラテを注文。窓の外では、蝶々が花から花へと舞っています。温泉上がりのカフェタイムって、贅沢な時間ですね。
イルミネーションの輝き
夕方になってくると、園内のイルミネーションが徐々に灯り始めます。昼間とは全く違う雰囲気に様変わり。花々がライトアップされて、まるでファンタジーの世界のよう。
よみうりランドのジュエルミネーションも、ここからよく見えます。遊園地の華やかな光と、庭園の優しい光が織りなす風景。これは夜に来ても楽しめる場所だと実感しました。
そろそろ帰る時間。でも最後にもう一度、この景色を目に焼き付けておきたいと思います。次は夜景を見に来てみたいな。シャトルバスの時間を確認して、名残惜しいけれど出発することにしましょう。
帰りも楽々、シャトルバス
施設を後にする時間。ロッカーの荷物を取り出して、フロントで精算を済ませます。ICバンドのおかげで、使った金額がすぐに分かるのは便利ですね。予想以上に長居してしまいましたが、時間を気にしなくていい施設って、やっぱり素晴らしい。
シャトルバスの時刻表を確認すると、ちょうど良いタイミングで出発する便が。10分おきという頻度の良さも、この施設の魅力の一つですね。バス停で待っていると、同じように帰路につく人たちの表情が、みんなリラックスしているように見えます。
満足度の高い施設体験
バスの中から見える夕暮れの景色を眺めながら、今日一日を振り返ります。朝早めに来て良かった。人が少ない時間帯に、施設の良さを存分に味わえました。
特に印象に残っているのは、露天風呂からの眺望。東京の街並みを一望できる贅沢な時間は、なかなか体験できないものでしたね。それに、2種類の水風呂があったり、オートロウリュが充実していたり、サウナ好きにはたまらない仕掛けが随所に。
また来たくなる魅力
駅に着くと、ちょうど電車が来るところでした。帰りの車内で、スマホに残した写真を見返します。HANA BIYORIの花々やイルミネーション、どれも素敵な思い出。
値段は確かに少し高めですが、一日中楽しめる総合施設として見れば、むしろコスパが良いかもしれません。次は夜景を見に来たいな。友達も誘って、また訪れる日を楽しみにしながら、帰路につくのでした。
サウナー視点での評価
今回の花景の湯体験を、サウナー目線でまとめてみましょう。まず、良かった点から。
良かった点を振り返る
何と言ってもサウナ設備の充実度が素晴らしい。二重扉による温度管理、10分おきという高頻度のオートロウリュ、そして送風機による熱の循環。これらが見事に調和して、理想的なサウナ空間を作り出しています。
水風呂も2種類あるのが嬉しいポイント。特にシングル水風呂で潜水可能というのは、かなり珍しい試み。サウナーの心をくすぐる仕様です。
外気浴スペースの充実ぶりも特筆もの。デッキチェアの数が豊富で、しかも会話可能エリアと静寂エリアに分かれているのは、素晴らしいアイデアですね。
改善を期待したい点
欲を言えば、館内着のポケットがあると便利かなと。スマホを持ち歩くのに少し不便を感じました。あと、ロッカーにタオルを掛けている人が多いのが気になりました。もう少し注意喚起があってもいいかもしれません。
総合評価と再訪の意欲
料金は平日2,000円(オンライン予約)と、少し高めに感じるかもしれません。でも、HANA BIYORIの入場料も込みで、充実した施設を時間無制限で使えるとなると、十分納得できる価格設定だと思います。
個人的には、都内近郊の温浴施設の中でもトップクラスの満足度。平日の朝一番がおすすめです。次回は夜景を見に来たいですね。この施設、きっとリピーターが増えていくんじゃないでしょうか。
ちなみに、すでに次の訪問予定を考えています。今度は岩盤浴でのアウフグースイベントにも参加してみたいし、まだ試せていないプライベートサウナも気になります。やっぱり、一日じゃ足りないくらいの魅力がある施設でした。