京都府

【完全版】明司湯(京都)サウナ体験レポ|料金・アクセスから”銭湯2.0″の全貌を徹底解説

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東京でのデスクワーク、終わらない会議、鳴り止まない通知。気づけば心も体も凝り固まって、ため息ばかりが増えていく毎日でした。そんな日常から逃れるように、僕は週末の京都へ向かう新幹線に飛び乗ったんです。

きらびやかな観光名所を巡るのもいいんですが、今の僕が求めているのは、もっと心の本質に触れるような、深く、静かな癒やしの時間なんですよね。日々の喧騒で溜まった澱(おり)を、心地よい汗と一緒にすべて洗い流してしまいたい。そんな切実な願いを込めてスマホで叩いた検索ワードは「京都 サウナ おすすめ」でした。

スクロールする指が、ある一つの言葉に吸い寄せられました。「銭湯2.0」――。その響きに強く惹かれ、たどり着いたのが、今回ご紹介する「明司湯(めいじゆ)」です。この記事は、単なる施設紹介ではありません。僕が五感をフル活用して体験した、驚きと感動に満ちた一つの物語なんです。施設の詳細情報はもちろん、リアルな体験記を通して、あなたが次に行くべき最高のサウナがここにあると確信していただけるまでを、余すことなくお伝えします。この記事を読み終える頃、あなたの心はもう、京都・紫野の路地裏へと旅立っているはずですよ。

目次
  1. 【結論】明司湯はこんな人におすすめ|料金・アクセス・営業時間まとめ
  2. 「銭湯2.0」とは?明司湯に込められた想いと歴史
  3. 旅の始まりは路地裏から。明司湯への道のりと第一印象
  4. 五感で味わう”ととのい”の真髄。サウナ、水風呂、そして休憩へ
  5. サウナ後の至福。「サ飯」と「サ飲」を巡る冒険
  6. 【徹底比較】明司湯 vs. 周辺の人気サウナ。あなたに合うのはどれ?
  7. 明司湯を120%楽しむための攻略法と持ち物リスト
  8. 【総評】明司湯は”ハレの日”に通うべき、僕たちのもう一つの拠点だ
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【結論】明司湯はこんな人におすすめ|料金・アクセス・営業時間まとめ

まずは結論からお伝えしますね。京都の「明司湯」は、あなたが知っている「銭湯」の概念を根底から覆す場所でした。ここは、全長7mを誇る高湿度ボナサウナがもたらす滝のような汗と、科学的に「最も気持ちいい」を追求した奇跡の16℃水風呂が約束する極上の浮遊感を体験できる、特別な空間なんです。サウナ専門施設に匹敵する本格的な設備を誇りながらも、古き良き銭湯が持つ温かみを失っていません。もしあなたが日常を忘れさせるほどの深いリフレッシュを求めているサウナ好きなら、ここは間違いなくあなたのための聖地になりますよ。

施設評価とおすすめポイント

まずは、僕の独断と偏愛に満ちた5段階評価をご覧ください!この評価だけでも、明司湯がただならぬ場所であることがお分かりいただけるはずです。サウナ、水風呂、そしてコストパフォーマンスが満点評価。これはもう、事件ですよね。

評価項目評価誠也のひとことコメント
サウナ設備★★★★★3つのエリアを持つボナサウナは圧巻の一言。気分で選べる楽しさがあります!
水風呂★★★★★16℃はまさに黄金比。脳が痺れるような多幸感が味わえます。
休憩スペース★★★★☆2階の隠れ家スペースが秀逸。自分だけの”ととのい”が見つかります。
清潔感・雰囲気★★★★★リノベーションされた空間は美しく、非日常感にどっぷり浸れますよ。
ラウンジ・飲食★★★★☆番台酒場の存在が革命的。風呂上がりの生ビールは最高のご褒美です!
コスパ★★★★★この体験価値で880円は破格。東京なら倍以上の価値がありますね。
総合評価★★★★★再訪確定!サウナ好きなら一度は訪れるべき聖地です。

こんな人には絶対におすすめ!

熱さの質にこだわりを持つサウナ中〜上級者の方はもちろん、普通の銭湯サウナでは物足りなくなってしまった方には、まさにうってつけの場所なんです。静かな空間で自分自身とじっくり向き合いたい時や、「銭湯2.0」という新しいカルチャーを肌で感じたい知的好奇心旺盛な方にも心から推薦します。そして何より、風呂上がりの一杯を人生の喜びとしている僕の同志たちには、絶対に行ってもらいたいですね。

利用者の声(口コミハイライト)

僕だけでなく、多くの人が明司湯の魅力に虜になっているようです。
「温度計は70℃弱だけど、湿度が高くて体感はガツンと来る熱さ。3セットしたらあまみが出まくった」

「東京のparadiseさんや愛知の龍城サウナのように一般の銭湯の真ん中の壁を取っ払って男性専用施設にされてます」

「京都のリノベ系銭湯は、古き良き〜を生かしながらの作りが多いので、こういうサウナに特化したちょっと無機質で今風の感じの銭湯が珍しい。東京やん」

やはり、その「新しさ」と「本格的なサウナ体験」が高く評価されているんですね。

明司湯は高い?競合施設との料金比較

880円は、普通の銭湯に比べて少し高いのでは?」と感じるかもしれませんね。確かに、京都市内の一般的な銭湯料金に比べるとプレミアムな価格設定です。しかし、その価値は十分にあると僕は断言します。下の表で、他の施設タイプと比較してみてください。

施設タイプ料金目安特徴明司湯のポジション
京都市内の一般銭湯約550円地域密着型。サウナは無料の場合も多いです。+330円の価値は、専門施設レベルのサウナと空間体験にあります。
スーパー銭湯950円~1,500円多彩な風呂や食事処が魅力。ファミリー向けですね。よりサウナ体験に特化。一人で静かに過ごしたい人向けです。
高級・プライベートサウナ3,000円~個室で楽しめます。価格は高めですが。圧倒的なコストパフォーマンス。この質を880円で体験できるのは奇跡です。

結論として、明司湯は「銭湯」の価格帯で「専門サウナ施設以上」の体験価値を提供してくれる、非常にコストパフォーマンスの高い施設だと言えるでしょう。

施設の基本情報

訪問前に必ずチェックしておきたい基本情報をまとめました。特に、駐車場がない点と、支払い方法が現金とPayPayに限られる点は注意が必要ですね。

項目詳細
料金大人 880円、中人(6~12歳) 440円、小人(~5歳) 220円
レディースデイ毎月第2・第4水曜日 (女性料金 780円)
営業時間平日 14:00~26:00 (深夜2時まで) / 土日祝 8:00~26:00
アクセス京都市バス「天神公園前」停留所から徒歩約8分
所在地〒603-8224 京都府京都市北区紫野西藤ノ森町1-2
駐車場なし (近隣のコインパーキングを利用)
支払い方法現金、PayPay
公式サイトhttps://meijiyu.jp

「銭湯2.0」とは?明司湯に込められた想いと歴史

この素晴らしい空間がどのようにして生まれたのか。その背景を知ることで、明司湯での体験はさらに深いものになりますよ。ここは単なるリノベーション銭湯ではなく、熱い想いを持った人々によって再生された、物語のある場所なんです。

60年の歴史を持つ「明治湯」からの再生

明司湯の前身は、この地で60年以上にわたり地域の人々に愛されてきた「明治湯」でした。しかし、施設の老朽化など時代の流れには抗えず、2021年に惜しまれつつもその歴史に幕を下ろします。多くの人々の思い出が詰まったこの場所を絶やしてはならないと立ち上がったのが、「京都銭湯甦生プロジェクト委員会」でした。京都を拠点とする若き実業家やクリエイターたちが集い、伝統を尊重しつつも、全く新しい価値を持つ銭湯を創り出す挑戦が始まったんです。

発起人の想い:「地域と、育む、銭湯」

プロジェクトの発起人である坂口祐司氏は、「銭湯は地元のコミュニティ。もう一度、地域の中に取り戻したい」という強い想いを抱いていました。実は坂口氏のお父様は、元プロ野球選手の坂口和司氏なんです。そのお父様から受け継いだ「司」の字を施設名に冠し、「物事の中心にいて、全体を見渡し、未来を導いていく」という意味を込めたそうです。古き良き「明治」の記憶を継承し、新たな時代を「司る」場所へ。名前一つにも、この施設が目指す姿が表れているんですよね。

旅の始まりは路地裏から。明司湯への道のりと第一印象

京都の日常に迷い込む

京都駅から市バスに揺られること約20分。観光客でごった返す中心部の喧騒が嘘のように、穏やかな時間が流れる住宅街へと風景は変わっていきます。「天神公園前」でバスを降り、スマホの地図を片手に歩き始めると、そこはもう地元の人々の生活が息づく「日常」の空間でした。軒先の植木や、路地を駆け抜ける子供たちの声に、旅人である僕は少しだけお邪魔します、という気持ちになりました。

細い路地をいくつか曲がった先に、明司湯はひっそりと、しかし確かな存在感を放って佇んでいました。瓦屋根に「ゆ」の文字。その外観は、僕が子供の頃に祖父に連れられて行った、古き良き銭湯の記憶を呼び覚ましますね。しかし、リノベーションされたであろうエントランスのモダンな意匠が、「ここはただの古い銭湯じゃないぞ」と静かに主張しているようでした。この新旧が混在する不思議な佇まいに、期待で胸が高鳴るのを感じずにはいられませんでした。

過去と未来が交差する空間へ

カラカラと音を立てる引き戸を開けると、外観から抱いたイメージは良い意味で完全に裏切られました。そこは、まるでデザインホテルのロビーのような、洗練された空間だったんです。コンクリート打ちっぱなしの壁に、温かみのある木材がアクセントとして使われています。

「いらっしゃいませ」
柔らかな物腰の番頭さんに迎えられ、僕は少し緊張しながら券売機へ。入浴料は880円。この空間を体験できるならむしろ安い、と直感的に思いました。支払いは現金とPayPayに対応。こういう現代的な対応も「銭湯2.0」たる所以なんでしょうね。

暖簾をくぐり脱衣所へ足を踏み入れると、再び驚きが待っていました。かつて男湯と女湯を隔てていた壁が取り払われ、圧倒的な開放感を持つ一つの大空間が広がっています。赤と黒のレトロなロッカーや、80kgまでしか測れない年季の入った大きな体重計、瓶牛乳が似合いそうな冷蔵庫が昭和の記憶を留めている一方で、床や壁は美しく改装され、清潔感に溢れています。そして、僕が何よりも感動したのは、パウダースペースです。備え付けの化粧水や乳液は、なんと無印良品の大容量ボトル。そして、ドライヤーは…目を疑いました。高級ドライヤーとして名高い**「KINUJO」が3台も**並んでいるじゃないですか!これには思わず「まじか…」と声が漏れてしまいました。サウナ後の濡れた髪を乾かす時間まで、最高の体験を提供しようという施設の強い意志を感じましたね。

五感で味わう”ととのい”の真髄。サウナ、水風呂、そして休憩へ

いよいよ、この旅のハイライトである浴室へ。脱衣所と同様に、ここも中央の壁がないため、とにかく広いんです。間接照明が湯船やタイルを柔らかく照らし出し、静かで神秘的な雰囲気を醸し出しています。まるで水と光の神殿に迷い込んだかのよう。体を清める時間でさえ、特別な儀式のように感じられました。

【サウナ】ここは熱の実験室だ!全長7mのボナサウナ

体を清め、**42℃**の湯船で軽く下茹でを済ませた後、僕は黒いサウナマットを手に、聖地へと向かいました。浴室の最も奥に鎮座するサウナ室。左右二つの扉、どちらからでも入れるシンメトリーな構造です。

扉を開けた瞬間、新しい木の香りと濃密な熱気に包まれました。室内は薄暗く、静かなヒーリングミュージックが流れています。全長7メートル、定員20名という広々とした空間。そして、ストーブが見当たりません。そう、ここは熱された空気を座面の下から送り出す**「ボナサウナ」**なんです。

サウナスペック詳細
タイプ格納式ボナサウナ(ドライサウナ)
温度70℃
収容人数20名
特徴TV無し、12分計あり、ヒーリングBGM
スチーム10分間隔で蒸気噴出(オート)
エリア高さの異なる3段階の座面

温度計は**70℃**前後を指していますが、騙されてはいけません。湿度が非常に高いため、体感温度はそれ以上なんです。肌を刺すようなドライな熱さではなく、全身を優しく、しかし確実に蒸し上げていくような心地よい熱さでした。そして、このサウナの最大の特徴は、高さの異なる3つのエリアに分かれていることです。

ぶらんエリア(高温):足を浮かせる新感覚

まず僕が腰掛けたのは、最も座面が高い**「ぶらんエリア」。高さが1メートル**もあり、足を床につけずにぶらぶらさせながら蒸されるという、なんともユニークなスタイルです。足を浮かせることで下半身の血流が促進されるのか、普段よりも早く、体の芯から温まっていくのを感じます。僕みたいな大きな体でも、あぐらをかいてゆったり座れる奥行きも嬉しいポイントでした。

ねっぱエリア(中温):スチーム直撃の特等席

次に移動したのは、中段の**「ねっぱエリア」。座面の高さは70cm**。しばらく座っていると、突如「ゴォォ…」という地鳴りのような音と共に、熱い蒸気が壁の隙間から吹き出してきました!これが噂の10分に1度のオートスチーム。熱波師がタオルを振るうアウフグースとはまた違う、機械的で容赦のない熱の暴力。これが最高に気持ちいいんです。一気に心拍数が跳ね上がり、玉のような汗が噴き出してきます。

あぐらエリア(低温):瞑想するための聖域

最後は、最も低い**「あぐらエリア」へ。洞窟の中にいるような、少し囲われた空間で、他のエリアより10℃**ほど体感が低く感じられます。ここは熱さから少し逃れて、じっくりと自分と向き合うのに最適ですね。座面が広く設計されているので、安定してあぐらをかけます。目を閉じ、呼吸に集中する。サウナと一体になるような、深い瞑想の時間を過ごすことができました。

【水風呂】科学が導き出した奇跡の16℃

3つのエリアを巡り、全身あまみだらけになった僕は、もはやゾンビのような足取りで水風呂へと向かいました。サウナ室を出てすぐ、という動線も完璧です。

掛け湯で汗を流し、いざ入水。その瞬間、僕は思わず「はぁ…」と至福のため息を漏らしました。水温は16℃。これこそ、サウナーが追い求める黄金の水温です。施設の方によると、**15℃以下の「痛み」と19℃**以上の「ぬるさ」の間にある、「純粋な気持ちよさ」を科学的に追求した結果だそうです。チラー(冷却装置)で常にこの温度が保たれているため、季節を問わず最高の体験が約束されています。

水質も肌への刺激が少ない軟水を使用しているためか、肌触りが非常にまろやかなんです。体をトゲトゲしく刺激するのではなく、優しく、しかし確実にクールダウンさせてくれます。水深も80〜110cmとしっかりあり、僕の大きな体でも肩までどっぷり浸かることができました。手足をだらんと伸ばし、水に身を委ねる。頭が真っ白になり、宇宙と一体になるような感覚。これぞ、サウナの醍醐味ですよね。

【休憩】”ととのい椅子”がない?だからこそ見つかる自分だけの場所

最高のサウナと水風呂を堪能した僕を待ち受けていたのは、ささやかな試練でした。そう、この施設には、いわゆる**「ととのい椅子」や外気浴スペースがない**んです。一瞬、「え、どこで休憩すれば…」と戸惑いましたが、すぐに「ないなら、見つければいいじゃないか」というポジティブな気持ちに切り替わりました。

僕が最初に見つけたのは、浴槽の縁。ここに腰掛けて、ぼーっと浴室全体を眺めます。口コミでも絶賛されていた、高い天井の湯気抜きから差し込む光が、水面に反射してキラキラと揺れている。その幻想的な光景を見ているだけで、心がどんどん穏やかになっていくのを感じました。

脱衣所に出て、丸椅子に座って休憩するのもまた一興です。ひんやりとした床に足をつけ、クーラーの優しい風を感じながら火照った体を冷まします。心臓の鼓動がゆっくりと正常に戻っていくのを感じながら、僕は深い”ととのい”の境地へと誘われていきました。

サウナ後の至福。「サ飯」と「サ飲」を巡る冒険

サウナで完全に”ととのい”きった後には、最大のお楽しみが待っています。そう、「サ飯」と「サ飲」です!カラカラに乾いた体に、美味しい食事と飲み物を流し込む。この瞬間のために、僕たちはサウナに入っていると言っても過言ではありませんよね。

番台酒場:脱衣所で飲む生ビールという名の革命

明司湯が「銭湯2.0」と呼ばれる最大の理由の一つが、この**「番台酒場」の存在です。なんと、脱衣所から番台に声をかければ、キンキンに冷えた生ビール(480円)**やハイボール(380円)を注文できるんです!サウナーの定番ドリンク「オロポ」や、懐かしの瓶牛乳ももちろんありますよ。

僕は迷わず生ビールを注文。番台さんから手渡されたジョッキを受け取り、歩を進めました。火照った体のまま、最高の状態で最高の一杯を味わえる。これはもはや革命ですよね。

天空のオアシス:2階休憩スペースという名の隠れ家

生ビールのジョッキを片手に僕が向かったのは、脱衣所の隅にある階段。ここを上ると、明司湯のもう一つの顔である**「2階休憩スペース」**が広がっています。ここは、サウナ後のクールダウンを完璧なものにするための、まさに天空のオアシス。昭和レトロな雰囲気とモダンなデザインが融合した落ち着いた空間には、柔らかな間接照明が灯り、ゆったりとした時間が流れています。

ベンチに腰を下ろし、窓の外を眺めながらビールを一口。…最高です。ここは飲食の持ち込みが自由なので、番台で買ったドリンクはもちろん、自分で持ってきた飲み物で喉を潤すことも可能なんです。実際に、他の利用者さんたちは思い思いのドリンク片手に談笑したり、静かに本を読んだりしていました。この自由でオープンな雰囲気が、自然なコミュニケーションを生むのかもしれませんね。「あそこのサウナ、最高でしたね」なんて、知らない人同士で会話が始まることも。サウナでととのった後のこの時間が、サウナ体験をさらに特別なものにしてくれるんです。

周辺グルメ:サウナ後に巡りたい、絶品サ飯スポット

明司湯には食事の提供はありませんが、一歩外に出れば魅力的な飲食店があなたを待っています。サウナ後の空腹具合や気分に合わせて選べるよう、いくつかのお店を表にまとめてみました。

店名ジャンル明司湯からの距離おすすめポイント
イタリア食堂 galoppareイタリアン徒歩約1分最も近い本格レストラン。ランチに最適です。
ステーキ食堂 正義ステーキ徒歩約5分がっつり肉でエネルギーチャージ!
シュリクリシュナインド料理徒歩約4分スパイスが体に染み渡る感覚がたまりません。
中華のサカイ本店中華料理徒歩約15分名物「冷めん」で火照った体をクールダウン。

サウナで心身をととのえ、京都の街で美味しい食事に舌鼓を打つ。これぞ、大人の最高の休日の過ごし方ではないでしょうか。

【徹底比較】明司湯 vs. 周辺の人気サウナ。あなたに合うのはどれ?

せっかく京都に来たのなら、他のサウナも気になりますよね。特に明司湯周辺は、歴史ある名銭湯がひしめく激戦区です。それぞれの施設に独自の個性と魅力があるため、「今日はどんな気分か」で訪れる場所を選ぶのも、京都サウナの楽しみ方の一つです。そこで、僕が独断で選んだ近隣の代表的な施設と比較してみました。

施設名コンセプト料金サウナタイプ水風呂こんな人におすすめ
明司湯革新・モダン
(“銭湯2.0”)
880円高湿度ボナサウナ
(3エリア)
16℃
(軟水)
新しい体験を求める人、静かに集中したい人
船岡温泉伝統・文化財
(“銭湯の王様”)
550円高温ドライサウナ
(約100℃)
18℃前後歴史や風情を楽しみたい人、レトロ好き
sayokaプライベート
(京町家)
要確認フィンランド式
(セルフロウリュ可)
個室カップルやグループ、完全に一人になりたい人

それぞれに全く異なる魅力がありますよね。ガツンとした熱さを求めるなら船岡温泉、誰にも邪魔されずに過ごしたいならsayoka、そして、計算され尽くした空間で新しい”ととのい”を発見したいなら明司湯。その日の気分で使い分けるのが、京都サウナを極める道かもしれません。

明司湯を120%楽しむための攻略法と持ち物リスト

最後に、僕の体験から学んだ、明司湯を最大限に楽しむためのちょっとしたコツと、持っていくと幸せになれるアイテムをご紹介しますね。

混雑状況とおすすめの時間帯

口コミを見ると、週末や平日の夜はやはり混雑することがあるようです。僕が訪れたのは平日の昼下がりでしたが、数名のお客さんしかおらず、非常に快適に過ごせました。もし、静かにサウナと向き合いたいのであれば、**平日のオープン直後(14:00〜)**や、**土日祝の朝風呂(8:00〜)**を狙うのがおすすめです。深夜帯も比較的空いているかもしれませんね。

知っておくべき注意点と利用マナー

最高の体験をするために、いくつか知っておきたいポイントがあります。ここは新しいスタイルの施設だからこそ、従来の銭湯とは少し違う「暗黙のルール」が存在するようです。お互いが気持ちよく過ごせるよう、少しだけ心に留めておきましょう。

  • サウナハット掛け: 施設内に専用のフックなどはないため、置き場所に少し工夫が必要です。僕はサウナマットと一緒にサウナ室の前に置かせてもらいました。
  • 電子タバコ: なんと、脱衣所での電子タバコの喫煙が許可されています。これは非常に珍しいルールですね。匂いが苦手な方は、休憩場所を工夫するなど対策が必要かもしれません。
  • タトゥー: 明司湯はタトゥーフレンドリーな施設です。多様性を受け入れる素晴らしい姿勢だと思いますが、見慣れていない方は少し驚くかもしれません。これもこの施設の個性として楽しむのが良いでしょう。
  • 会話について: 浴室やサウナ室での会話に関する明確な「黙浴」の掲示はありません。そのため、時間帯や客層によっては、会話を楽しむグループがいることも。もし静寂を求めるなら、やはり空いている時間を狙うのが得策と言えそうです。

これだけは持って行きたい!おすすめサウナグッズ

明司湯には基本的なアメニティは揃っていますが、これから紹介するアイテムを持っていくことで、あなたの”ととのい”レベルは格段にアップします。いわば、サウナ体験をブーストさせるための三種の神器ですね。

サウナハット

これはもう、現代サウナーの必須アイテムですよね!特に、明司湯の湿度が高いボナサウナでは、熱から頭部や髪をしっかり守ることで、のぼせを防ぎ、より長く快適にサウナを楽しむことができます。まさにサウナに没入するための大切な相棒です。

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MOKUタオルなどの速乾タオル

レンタルタオル(200円)もありますが、吸水性と速乾性に優れたマイタオルが1枚あると何かと便利です。特に、明司湯には外気浴スペースがないため、水風呂から上がって休憩する際に、体の水分をサッと拭き取れるタオルは快適な内気浴の質を大きく左右します。

マイボトル

2階の休憩スペースでゆっくり過ごすなら、お気に入りのドリンクを入れたマイボトルがあると非常に便利です。脱衣所の冷蔵庫で冷やしておくこともできるので、”ととのった”後に、キンキンに冷えた自分だけのスペシャルドリンクで喉を潤す…なんて最高の贅沢も可能です。

これらのアイテムは、あなたのサウナライフを格上げしてくれる素晴らしい投資ですよ。ぜひ、お気に入りのグッズを見つけて、次回のサウナ旅に備えてみてはいかがでしょうか。

女性必見!狙い目は「レディースデイ」

明司湯は基本的に男性専用ですが、毎月第2・第4水曜日の16:00〜22:00は、女性だけがこの素晴らしい空間を体験できる「レディースデイ」となっています。しかも、料金は100円引きの780円。この日を狙って、最高の”ととのい”を体験しに行くのはいかがでしょうか。最新の情報は公式サイトやSNSで確認してくださいね。

【総評】明司湯は”ハレの日”に通うべき、僕たちのもう一つの拠点だ

東京へ戻る新幹線の車窓を眺めながら、僕は明司湯での体験を反芻していました。

そこは、単に汗を流す場所ではありませんでした。古き良き銭湯の魂を受け継ぎながら、現代人の疲れた心を癒やすために再構築された、一つの「作品」のような場所でした。計算され尽くしたサウナと水風呂のコンビネーションは、僕の体に眠っていた感覚を呼び覚まし、思考をクリアにしてくれました。

明司湯が掲げる「毎日通う銭湯ではなく、”今日はちょっと特別な日にしたい”と思う利用者のための、もうひとつの拠点」。まさにその言葉通りの場所でした。日常と非日常があるとするならば、ここは間違いなく後者です。心身をリセットし、明日への活力を充電するための特別な聖域なんです。

そして、この物語はまだ終わりません。発起人の坂口氏は、将来的には隣接する物件も活用し、マッサージサービスや食事処の展開も視野に入れているとのこと。明司湯はこれからも進化を続け、僕たちを驚かせ、そして癒やし続けてくれるはずです。

もし、あなたが日々の生活に少しでも疲れを感じているのなら。もし、あなたが最高の”ととのい”を求めて彷徨えるサウナーであるのなら。ぜひ、京都の明司湯を訪れてみてください。

路地裏の暖簾をくぐった先には、あなたのための非日常が待っているはずですよ。

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大塚誠也
大塚誠也
おおつか せいや

サウナ大好きサラリーマン。
外回り中、仕事帰りにサウナを巡っています。
サウナ上がりのオロポとおいしいご飯が大好物
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