【2025年2月オープン】荒川区の老舗銭湯・藤の湯完全ガイド!新設サウナから炭酸泉まで進化を遂げた75年の歴史ある銭湯を徹底解説

2025年、東京都内で新しくリニューアルオープンした銭湯をご存知でしょうか?荒川区の老舗銭湯「藤の湯」が、8ヶ月にわたる改装を経て、2月に装いも新たに生まれ変わりました。
創業75年の歴史を誇るこの銭湯は、オートロウリュ完備の本格サウナや高濃度炭酸泉といった最新設備を導入しながらも、昔ながらの銭湯の温かみを大切に守り続けています。
「令和の銭湯の理想形」と銭湯評論家からも称賛を集める藤の湯の魅力とは?
本記事では、銭湯巡り歴10年の筆者が、新設された設備の詳細から利用方法、そして地域に愛され続ける理由まで、初めての方でも安心して楽しめる情報を余すことなくお伝えします。
待望の再始動!2025年2月、装いも新たに生まれ変わった藤の湯
皆さん、こんにちは。大塚誠也です。今回は2025年2月7日に待望のリニューアルオープンを果たした「藤の湯」をご紹介します。実は僕、オープン情報を聞いてからというもの、まるで初恋の人を待ち焦がれる学生のような気持ちでカレンダーの日付を眺める日々を過ごしていました。
というのも、藤の湯は2024年6月から約8ヶ月もの間休業していたんです。その間、近所を通るたびに工事の様子を気にかけていた僕としては、一体どんな銭湯に生まれ変わるのか、想像を膨らませるばかり。でも、ついに待ちに待ったオープンの日を迎えることができました!
8ヶ月の休業を経て、心機一転のリニューアルオープン
改装工事は当初2024年11月末までの予定でしたが、より充実した設備を整えるため、2025年2月までじっくりと時間をかけて行われました。新しい藤の湯のコンセプトは「伝統と革新の融合」。昔ながらの銭湯の良さを残しながら、現代のニーズに応える最新設備を導入しているんです。
アクセス抜群の好立地と周辺環境
JR常磐線「三河島駅」から徒歩7分という好立地にある藤の湯。駅からの道のりは、下町情緒あふれる商店街を抜けていく気持ちの良い散歩コースです。僕はいつも、この道すがら季節の移ろいを感じながら、これから始まる至福の時間に思いを馳せています。
新旧の魅力が調和した外観デザイン
外観は伝統的な銭湯建築の趣を残しながら、モダンな要素を取り入れた洗練されたデザインに生まれ変わりました。玄関には優美な藤の花をモチーフにした白い暖簾が掲げられ、季節感とおもてなしの心が表現されています。看板も新調され、LEDの明かりが夜の街に温かな明かりを灯しています。
周辺には活気のある商店街や、美味しい飲食店が点在しているので、銭湯上がりの食事にも困りません。ちなみに僕のお気に入りの立ち寄り処は…と書きたいところですが、それはまた別の機会にお話ししましょう。今回は藤の湯の魅力にとことん迫っていきたいと思います!
最新設備と伝統が融合した極上の湯浴み空間
さて、いよいよ内部の設備についてお話ししていきましょう。今回のリニューアルで最も注目すべきは、充実した浴室設備です。実は僕、工事中の間にいろいろな銭湯を巡ってみたんですが、藤の湯の新しい設備は間違いなくトップクラスの充実度だと感じています。
広々とした高濃度炭酸泉の導入
リニューアルの目玉となっているのが、高濃度浸透炭酸泉です。浴槽に入ると、全身を包み込むような細かな泡が心地よく、まるで高級スパにいるような気分を味わえます。実はこの炭酸泉、疲労回復や血行促進に効果があるそうなんです。僕みたいにデスクワークで凝り固まった体には、この炭酸の刺激がちょうどいい感じ。たまに「あ、このまま溶けてしまいそう…」なんて贅沢な悩みにも襲われます(笑)
男女共に完備された本格サウナ&水風呂
今回の改装で特筆すべきは、男女それぞれに新設されたサウナ室と水風呂です。サウナは男湯が最大6名、女湯が最大5名収容可能。決して大きくはありませんが、この程よい広さが、ゆったりとした空間を作り出しています。水風呂も新設され、サウナ後の「ととのい」を存分に楽しめる環境が整いました。
電気風呂やジェットバスなど充実の浴槽ラインナップ
その他にも、電気風呂やジェット、シルキーバスなど、多彩な浴槽が用意されています。実は僕、最初は「どの順番で入ろうかな」と少し迷ってしまうほど。でも、そんな贅沢な悩みも銭湯の楽しみのひとつかもしれませんね。各浴槽の配置も考え抜かれていて、自然な動線で湯めぐりを楽しめるんです。
清潔感あふれる洗い場と充実のアメニティ
洗い場は広々として開放的。カランの数も十分で、混雑時でもストレスなく利用できます。シャンプーとボディソープは備え付けなので、手ぶらでの来店も可能です。脱衣所に置かれた籐のかごが、どこか懐かしい雰囲気を演出していて、個人的にお気に入りのポイントです。こういった細部へのこだわりも、藤の湯の魅力のひとつかもしれませんね。
サウナーたちを虜にする最新鋭のサウナ設備
今回のリニューアルで最も期待していた設備、それがサウナです。というのも、藤の湯では初めてとなるサウナ室が男女それぞれに新設されたんです。以前は「サウナがあったらなぁ」と密かに思っていた一人として、この進化は本当に嬉しい限りです。
オートロウリュを採用した男湯サウナの魅力
男湯のサウナ室の目玉は、なんといっても最新のオートロウリュシステムです。一定間隔で自動的にロウリュが楽しめるんです。温度は約90度で、湿度も程よく保たれています。僕のような初心者サウナーでも、安心して利用できる絶妙な設定だと感じます。
ベンチは2段構えで、最大6名までゆったりと収容可能。高温で汗を流したい方は上段、やや控えめに楽しみたい方は下段と、自分のペースでサウナを楽しめるのが特徴です。正直なところ、僕はまだ上段に座る勇気が出ないんですが(笑)
適度な広さと温度設定にこだわった女湯サウナ
女湯のサウナも負けていません。最大5名収容で、温度は男湯よりもやや控えめの約80度に設定されているそうです。女性の方に話を聞くと、「ちょうど良い温度で長く入っていられる」という声が多いんだとか。
整いを促す快適な水風呂
サウナの後には、もちろん水風呂です。水温は約15度に維持されており、サウナ後の「ととのい」には最適な温度。以前は立シャワーで水浴びをしていた藤の湯ですが、このたび本格的な水風呂が設置されたことで、サウナ体験の質が格段に向上しました。
サウナ初心者でも安心の利用環境
実は嬉しいことに、サウナの利用方法や注意事項が分かりやすく表示されているんです。初めてサウナを利用する方でも安心して楽しめる工夫が随所に見られます。あ、でも僕の場合は最初、サウナマットの使い方が分からなくて逆さまに敷いてしまい、常連さんに優しく教えていただいたんですけどね(照)。
入浴料とは別にサウナ料金600円が必要ですが、この設備の充実度を考えると、十分にお値打ちだと思います。それに、サウナ上がりの爽快感は、この料金以上の価値がありますよ。
アフターサウナを楽しむための充実の設備
サウナで「ととのった」後は、やっぱりゆっくりと休憩したいですよね。藤の湯では、アフターサウナの時間も贅沢に過ごせる設備が整っています。僕なんて、ついつい長居してしまって、気づいたら閉店間際…なんてことも(笑)
休憩スペースで過ごす至福の時間
フロント横には、ゆったりとしたソファーが配置された休憩スペースが用意されています。木目調の落ち着いた内装で、まるでカフェにいるような心地よい空間です。サウナ上がりの体を冷ましながら、ぼーっと過ごすのが至福の時間。たまに居眠りしてしまいそうになるのを必死でこらえているのは、きっと僕だけじゃないはず…。
ドリンクメニューの紹介
休憩スペースでは、冷たいドリンク類が2種類用意されています。なんと、お風呂上がりの一杯はアルコールも楽しめるんです!ビールで喉を潤すも良し、サウナ後の体に優しい炭酸水で整うも良し。これって、なんだかちょっと贅沢な気分になりませんか?
でも僕の場合、どちらを飲もうか迷っているうちに、結局両方注文してしまうことが多いんです。「一期一会」を言い訳にしていますが、実はただの優柔不断かもしれません(汗)。
併設されたコインランドリーの利便性
リニューアルに合わせて、コインランドリーも一新されました。最新の洗濯機と乾燥機が設置され、なんとスニーカー専用の洗濯乾燥機まで完備。これは便利ですよね。僕も早速、長年手洗いで苦労していたスニーカーを持ち込んでみました。
実は最初、スニーカー洗濯機の使い方が分からず、普通の洗濯機に入れようとして店主さんに慌てて止められたんです。でも、そんな初歩的なミスも優しく受け止めてくれる雰囲気が、この藤の湯の良いところだと思います。
洗濯している間にお風呂やサウナを楽しめるので、時間の使い方も効率的。これは共働きの方や、休日にまとめて洗濯をしたい方には特におすすめのシステムかもしれません。
藤の湯を120%楽しむための完全ガイド
せっかく新しくなった藤の湯、より快適に楽しむためのポイントをまとめてみました。実は僕、リニューアルオープン後、通い詰めて研究(?)してきたんです。その成果を皆さんと共有できたらと思います。
おすすめの利用時間帯と混雑状況
営業時間は14時から24時までです。平日は夕方から夜にかけて会社帰りの方が多く、特に19時から21時頃がピークになります。休日は比較的、時間帯による混雑の差が少ないんですが、お昼過ぎから夕方にかけては家族連れが多い印象。
個人的におすすめなのは、平日の15時台。この時間帯は空いていることが多く、ゆったりとサウナや浴室を楽しめます。あとは、22時以降も穏やかな雰囲気で、じっくりと「ととのう」には最適かもしれません。
周辺の食事処とお土産スポット
銭湯上がりの食事って、特別美味しく感じませんか?藤の湯周辺には実は隠れた名店が点在しているんです。徒歩5分圏内に昔ながらの食堂が3軒、居酒屋が2軒あります。
特に僕のイチオシは…と言いたいところですが、それはまた別の機会に詳しくご紹介させてください。実は食べ歩きレポートの企画も温めているんです(まだ内緒ですよ)。
季節ごとのイベントや変わり湯情報
藤の湯では季節に合わせた変わり湯やイベントを定期的に開催しています。例えば冬至には柚子湯、正月には朝風呂、節分には福茶サービスなど。こういった季節のイベントは、銭湯ならではの風情があって素敵ですよね。
サウナーに優しい料金システム
基本料金は大人550円、これにサウナ利用料600円が加算されます。ロッカーと下駄箱に100円玉が必要なので、合計で2枚準備しておくと安心です。実は僕、オープン初日に100円玉を持っていなくて慌てて両替させていただいたんです(笑)。
また、回数券もあり、11枚つづりを購入すると10回分の料金で利用できます。サウナ料金の回数券も同様のお得システムがあるので、通い詰める予定の方にはおすすめです。ちなみに僕はもう回数券を3セット購入済み。これって、ちょっと急ぎ過ぎでしたかね…?
75年の歴史を紡ぐ老舗銭湯の新たな挑戦
藤の湯の魅力は、最新設備だけではありません。1948年(昭和23年)の創業以来、75年もの歴史を重ねてきた老舗銭湯なんです。実は僕、銭湯に入りながら、この75年の間にどれだけ多くの人々がこの湯船に浸かってきたのかを想像するのが密かな楽しみだったりします。
創業からリニューアルまでの歩み
開業当初は番台形式の典型的な銭湯でしたが、その後2度の改装を経て、今回の大規模リニューアルを迎えました。特に印象的なのは、三世代にわたって女性経営者が支えてきたという点。女性ならではの細やかな気配りが、館内の随所に感じられます。
かつては富士山のペンキ絵が描かれていたそうですが、今では海の生き物が描かれたタイル絵に。時代とともに姿を変えながらも、地域の人々の憩いの場として愛され続けてきたんですね。
地域に愛され続ける理由
藤の湯が長年愛され続けている理由の一つは、地域コミュニティの核としての役割を果たしてきたから。銭湯は単なる入浴施設ではなく、近所の方々が自然と交流できる場所でもあるんです。
実際、僕も利用していると、常連さん同士の何気ない会話や、お年寄りと子供たちの微笑ましいやり取りを目にすることが多いんです。そういえば先日は、風呂上がりに突然、常連のおばあちゃんから羊羹をいただいてしまって…。温かい人情に触れる度に、都会の真ん中にこんな素敵な場所があることを実感します。
若い世代の取り込みへの意欲
今回のリニューアルには、従来の客層を大切にしながら、新しい客層も取り込んでいきたいという意欲が感じられます。例えば、SNSでの情報発信にも力を入れており、Xやインスタグラムで最新情報や日々の出来事を発信しています。
サウナの導入も、若い世代への大きなアピールポイント。でも、決して既存のお客様をないがしろにすることなく、昔ながらの良さと新しい要素をうまく調和させているんです。これって、なかなか難しい技だと思うんですが、藤の湯はそのバランスを見事に実現していると感じます。
おわりに – 進化を遂げた藤の湯が目指す未来像
最後に、これからの藤の湯について少しお話ししたいと思います。今回のリニューアルを通じて、藤の湯は単なる改装を超えた新しい銭湯の在り方を示してくれたように感じます。毎週通っている僕でさえ、訪れる度に新しい魅力を発見できるんです。
伝統と革新のバランスを保つ運営方針
リニューアルオープン後、店主さんとお話する機会があったんです。「伝統は守りつつ、新しい価値も提供していきたい」という言葉が印象的でした。確かに、昔ながらの銭湯の良さを残しながら、現代のニーズに応える。これって、すごく難しいバランスだと思うんです。でも、藤の湯はそれを自然な形で実現しているように感じます。
コミュニティの核となる銭湯としての展望
最近では、銭湯をきっかけにした地域イベントも企画されているそうです。例えば、近所の商店街と連携した「銭湯スタンプラリー」や、地域の子供たちを対象にした「お風呂の入り方教室」など。銭湯を通じて、地域のつながりを深めていこうという試みですね。
これからの銭湯文化を担う存在として
藤の湯の新しい挑戦は、銭湯文化の未来に一つの可能性を示してくれているように思います。伝統的な銭湯の良さを守りながら、現代のライフスタイルに寄り添う。そんな進化を遂げた藤の湯は、まさに「令和の銭湯」のロールモデルと言えるかもしれません。
個人的には、これからも週一ペースで通い続けようと思います。あ、でも回数券買いすぎちゃったから、もしかしたらもう少し頻度を増やすかも…。皆さんも、新しく生まれ変わった藤の湯で、素敵な湯時間を過ごしてみませんか?