東京都
PR

【徹底解説】サウナ族完全ガイド|ブロワー完備の個室サウナの実力は?料金・予約・口コミ

oufmoui
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2025年12月、赤坂に新しい個室サウナがオープンしたのをご存知でしょうか。

その名も「サウナ族」。赤坂といえばサウナ東京やKUDOCHIなど有名施設がひしめくサウナ激戦区ですが、この新顔はまだあまり話題になっていません。いわば知る人ぞ知る穴場的存在です。

僕はアラサーのサラリーマン。サウナと食べることが人生の二大柱という、なかなか業の深い男です。新しいサウナがオープンしたと聞けば、じっとしていられない性分でして……。プレオープン期間中に実際に足を運んできたので、忖度なしでレビューします。

結論から言うと、108℃の高温サウナと「族スイッチ」と呼ばれるブロワーの組み合わせが想像以上でした。しかも40分1,000円という革命的な価格設定。この記事では、サウナ族の料金・予約方法・アクセスから、実際の体験談、周辺のサウナ飯情報まで、余すところなくお伝えします。

目次
  1. サウナ族はこんな人におすすめ|料金・アクセス・営業時間まとめ
  2. サウナ族との出会い|赤坂6丁目への旅路
  3. 個室サウナの全貌|狭いからこそ熱い理由
  4. 108℃の灼熱体験|サウナ室の真髄に迫る
  5. 16℃の救済|水風呂とインフィニティチェアの浮遊感
  6. 赤坂の競合サウナとの比較|サウナ族のポジショニング
  7. サウナ族の知られざる歴史|同じ場所で3代続く系譜
  8. 赤坂サウナ飯ガイド|サウナ後の至福を求めて
  9. サウナ族の予約方法|Coubicで簡単予約
  10. サウナ族の持ち物リスト|手ぶらOKでも持参推奨アイテム
  11. サウナ族 よくある質問(FAQ)
  12. サウナ族をもっと楽しむコツ|上級者向けテクニック
  13. サウナ族が赤坂に誕生した理由|マーケットの空白地帯
  14. まとめ|サウナ族は「熱」を極めた都市型シェルター
  15. サウナ族 施設情報
スポンサーリンク

サウナ族はこんな人におすすめ|料金・アクセス・営業時間まとめ

まずは結論から。サウナ族がどんな施設なのか、サクッと把握していただきましょう。僕みたいにせっかちな人も、これを見れば一発で分かるはずです。

サウナ族の施設評価(5段階)

忖度なしの正直評価をテーブルにまとめました。

評価項目評価コメント
サウナ設備★★★★★108℃の高温設定+セルフロウリュで最高の熱さ
水風呂★★★★☆16℃のチラー完備。
休憩スペース★★★★☆インフィニティチェアで浮遊感抜群。
欲を言えばもう少し広ければ…
清潔感★★★★★新規開業だけあってピカピカ
コスパ★★★★★個室サウナでこの価格は革命的
アクセス★★★★☆赤坂駅から徒歩4分。迷わず到着
総合評価★★★★★短時間ガチ派に最適な新星サウナ

こんな人にサウナ族はおすすめです

  • 仕事の合間にサクッとリフレッシュしたいビジネスマン
  • 高温サウナでガッツリ汗をかきたいハードコアサウナー
  • 一人で静かにととのいたいソロ活派
  • 個室サウナに興味があるけど、高額で手が出なかった方
  • 赤坂・六本木エリアで働くIT系・クリエイター
  • 予約が取りやすい穴場サウナを探している方

実際の利用者レビュー(抜粋)

プレオープン期間中のレビューから、印象的なものをピックアップしました。

「部屋がとにかく狭い…でも、それが最高なんです。ロウリュ一杯掛けるだけでサウナ室内がめちゃくちゃ熱くなって最高でした」

「水風呂も完備されており、インフィニティチェアでの休憩も最高。108℃の世界、一度体験してみてください」

狭さを逆手に取った熱効率の良さが、サウナ好きの心を掴んでいるようです。僕も実際に体験して、この評判に偽りなしと確信しました。

サウナ族の基本情報まとめ

項目内容
施設名サウナ族(Sauna Zoku)
業態男性専用 個室サウナ
開業日2025年12月1日(プレオープン)
所在地東京都港区赤坂6-3-15 J-AKASAKAビル 6F
最寄り駅東京メトロ千代田線「赤坂駅」6番・7番出口
徒歩時間約3〜4分
営業時間予約枠に準ずる(プレオープン中)
予約方法Web予約のみ(Coubicシステム)
支払い方法事前決済(クレジットカード)

料金プラン(プレオープン価格)

プラン料金(税込)備考
40分コース1,000円プレオープン特別価格
正規料金(予想)3,000〜4,000円程度60〜90分枠で設定される見込み

プレオープン期間中の40分1,000円は、正直言って破格です。 赤坂エリアの個室サウナ相場(1回10,000円〜)を考えると、約1/10の価格。この機会を逃す手はありません。

サウナ族との出会い|赤坂6丁目への旅路

それでは、僕がサウナ族を訪れた日の体験を、時系列でお伝えしていきます。

赤坂の喧騒を抜けて

12月の赤坂は、ビルの谷間を冷たい風が吹き抜ける季節です。

午後3時過ぎ。僕はオフィスのPCから顔を上げ、大きく伸びをしました。どうにも頭がぼんやりする。昼食後の眠気というよりは、脳みそがオーバーヒートしている感覚でしょうか。クリエイティブな発想が枯渇しかけているサインです。

こういう時の処方箋は、僕の場合、決まっています。

サウナ。

スマートフォンを取り出し、ブックマークしていたページを開きました。「サウナ族」——数日前にSNSで見かけて気になっていた、プレオープン中の個室サウナです。赤坂6丁目にあるらしい。予約状況を確認すると、16時の枠が空いていました。

迷う理由がありません。ポチッと予約完了。

赤坂駅から徒歩4分のアクセス

赤坂駅の6番出口を出ると、目の前にTBSの巨大な社屋がそびえ立っています。赤坂サカスの華やかな雰囲気を背に、僕は赤坂通りを乃木坂方面へと歩き始めました。

徒歩4分。 迷いようがないくらい分かりやすい道のりです。

6丁目エリアに入ると、街の空気が少し変わります。高級マンションと、古くからある飲食店が混在する、生活の匂いがするエリア。政治家や芸能人が密談を交わしたという、かつての赤坂の面影を残す一角です。

「J-AKASAKAビル」

目指す雑居ビルは、そんな街並みに溶け込むように佇んでいました。一見、何の変哲もないオフィスビル。でも6階には、熱い世界が待っているはずです。

受付でスタッフに迎えられる

エレベーターで6階へ。扉が開くと——

そこはもう「族」の領域でした。

無駄な装飾を削ぎ落とした、ミニマルなエントランス。壁は落ち着いたダークトーンで統一され、余計な情報が視界に入ってきません。これが「機能特化型」を謳うサウナ族のコンセプトなのでしょう。

入り口付近にある下駄箱で靴を脱ぎ、鍵をスタッフに渡して受付を済ませます。料金は予約時に支払い済みなので、ここでの手続きはスムーズ。ただし、飲料やアメニティを追加購入したい場合は、ここで支払いができます。

僕は水分補給用にイオンウォーターを購入。さらに「後の予約が空いているので、もう1枠いかがですか?」とスタッフさんに声をかけていただいたので、迷わず追加で1枠延長をお願いしました。40分じゃ物足りないかも……という予感が的中した形です。結果的に80分、たっぷり堪能できることになりました。

個室サウナの全貌|狭いからこそ熱い理由

指定された個室の扉を開けた瞬間、僕は思わず苦笑しました。

「確かに、狭い」

コンパクトな空間設計の真意

レビューで「狭い」という声があったのは知っていました。でも実際に目にすると、なるほど、これは確かに狭い。

しかし——

その狭さは、不快な閉塞感とは違いました。脱衣所、サウナ室の扉、シャワー、水風呂。すべてが手の届く範囲に配置されています。まるで宇宙船のコックピット。あるいは修行僧の独房。機能美に満ちた空間という表現がしっくりきます。

サウナから水風呂まで、わずか2〜3歩。心拍数が落ち着く前の「ゴールデンタイム」を逃さない設計です。これ、分かる人には分かる重要ポイントじゃないでしょうか。

設備の詳細スペック

個室内の設備を詳しく見ていきましょう。

設備スペック
サウナ室約108℃(高温設定)
収容人数1〜2名(推奨1名)
ロウリュセルフロウリュ可(アロマ水使用)
水風呂約16℃(チラー循環式)
休憩椅子インフィニティチェア完備
シャワー個室内に完備
空調休憩エリアに完備

アメニティも充実しています。

  • シャンプー
  • ボディソープ
  • タオル(バスタオル・フェイスタオル)
  • サウナマット

完全手ぶらでOKというのは、仕事帰りに立ち寄りたい僕のようなビジネスマンにはありがたいポイントです。

108℃の灼熱体験|サウナ室の真髄に迫る

服を脱ぎ捨て、シャワーで身を清めてから、いよいよサウナ室へ。

扉を開けた瞬間の衝撃

分厚い断熱ドアを開けると、熱の塊が顔面を殴りつけてきました。

温度計は108℃を指しています。

一般的なドライサウナが80〜90℃であることを考えれば、これはかなりの高温設定。思わず身構えましたが、乾いた熱気は意外と身体に馴染みます。

サウナ室内は、大人の男性が足を組んで座れる程度の広さ。上段に腰を下ろすと、熱源であるストーブとの距離の近さを実感しました。輻射熱がダイレクトに肌を焼く感覚。これが「狭いサウナ」の真価です。

セルフロウリュの醍醐味

手元にはラドル(柄杓)とアロマ水が用意されています。

心を決めて、ストーンに水を注ぎます。

ジュッ、ジュワーッ……

乾いた石が水を飲み込み、瞬時に蒸気へと変わりました。そして——

狭い空間だからこそ、蒸気の対流が一瞬で天井から降りてきます。

「ぐっ……!」

思わず声が漏れました。熱い。痛いほどに熱い。

でも、この熱さが身体の芯にある冷えと澱みを強制的に排出していく感覚。毛穴という毛穴から汗が噴き出し、滴り落ちます。

これがサウナ族の真骨頂。

一般的な広いサウナでロウリュをしても、蒸気が拡散してしまい、体感温度の上昇は緩やかです。しかしサウナ族のコンパクトな空間では、一杯のロウリュで室内全体が一気に灼熱地獄と化す。熱効率の最大化とは、まさにこのことでしょう。

「族スイッチ」の正体

レビューで見かけた「族スイッチ」という言葉。これがサウナ族の秘密兵器です。

室内に設置されたブロワー(送風機)のスイッチを押すと——

斜め上から爆風が襲いかかってきます。

ロウリュ後の蒸気を強制的に身体に叩きつける、まさに「アウフグース」の自動化。しかも個室だから、その熱波を独り占めできる贅沢。

正直、最初は「痛い」と思いました。肌がピリピリする。でも30秒も経つと、その刺激が快感に変わってくるから不思議です。

「もっと……もっと熱くなれ……」

脳内麻薬が分泌されているのか、理性が溶けていく感覚。これがサウナトランス、いわゆる「ととのい」への序章です。

16℃の救済|水風呂とインフィニティチェアの浮遊感

限界を感じてサウナ室を飛び出しました。目の前には、満々と水を湛えた浴槽があります。

チラー完備の本格水風呂

汗を流してから、一気に身を沈めます。

水温16℃。

冷たすぎず、ぬるくもない。サウナーが最も愛する水温帯です。

「ふぅぅぅぅ……」

チラーで管理された冷水が、火照った血管をキュッと引き締める。心臓の鼓動がドクン、ドクンと耳の奥で響きます。

個室サウナの水風呂というと、正直なところ期待していませんでした。シャワーで代用したり、あっても小さな桶程度だったりするケースが多いからです。

しかしサウナ族は違いました。しっかり肩まで浸かれる浴槽サイズ。これは嬉しい誤算です。

インフィニティチェアで味わう無重力

さて、休憩タイムです。インフィニティチェアを……と思ったのですが、ここで一つ問題が。

チェアは折り畳まれた状態で壁に立てかけてありました。

自分で展開する必要があるんですね。これがまた、狭いスペースでは一苦労でした。どう広げればいいのか、どの位置に配置するのが正解なのか……。試行錯誤しながらなんとかセッティング。正直、最初は「これで合ってるのかな?」と不安でした。

でも、いざ身を預けてレバーを倒し、足の位置を頭より高くすると——

重力から解放されました。

天井のダウンライトがぼやけ、空調の微かな音が遠のいていく。「狭い」部屋であるはずなのに、目を閉じると意識は無限の広がりを見せます。

これが「ととのう」という状態。

思考のノイズが消え去り、ただ「心地よい」という感覚だけが残る。脳みそがリセットされていく実感。普段は絶え間なく流れている内なる声が、完全に静寂に包まれる瞬間。チェアの配置に悩んだことなんて、もうどうでもよくなっていました。

40分という限られた時間の中で、この境地に達せるのはサウナ族ならではでしょう。長時間かけてゆっくりととのうのも良いですが、忙しいビジネスマンには「短時間で結果を出す」サウナが求められています。

赤坂の競合サウナとの比較|サウナ族のポジショニング

赤坂エリアは、日本屈指の「サウナ激戦区」です。サウナ族がどのような立ち位置にいるのか、主要な競合施設と比較してみましょう。

赤坂エリア個室サウナ比較表

施設名コンセプト料金目安サウナ温度水風呂特徴
サウナ族機能特化型ミニマル1,000円〜(プレオープン)108℃16℃狭いが熱い。族スイッチで爆風体験
KUDOCHI赤坂ラグジュアリー個室15,000円〜調整可能あり豪華内装、カップル・接待向け
アカサカサウナ完全予約制プライベート8,000円〜施設設定あり静かな空間でリラックス重視
SPABLIC赤坂湯屋和風旅館・宿泊融合2,200円〜施設設定あり大浴場併設、宿泊も可能
サウナタイガー会員制ハイエンド月額29万円〜高温設定あり経営者層向け、ラウンジ付き

サウナ族のポジショニング

この比較から見えてくるサウナ族の立ち位置は明確です。

「高温×短時間×低価格」という、既存施設が手を出していなかったニッチを突いている。

KUDOCHIやサウナタイガーが「空間の豪華さ」「ステータス」を売りにしているのに対し、サウナ族は**「純粋な熱体験と効率」**を武器にしています。

僕のような「サウナの本質だけを追求したい」タイプにとって、これは理想的な選択肢じゃないでしょうか。

どんなシーンで使い分ける?

シーンおすすめ施設理由
仕事の合間に30〜60分サウナ族短時間でガッツリととのえる
デートや接待KUDOCHI豪華な空間で特別感を演出
休日にのんびりSPABLIC大浴場でゆったり過ごせる
毎日のルーティンサウナ族コスパが良く通いやすい
富裕層のコミュニティサウナタイガー会員同士の交流が可能

サウナ族の知られざる歴史|同じ場所で3代続く系譜

実は、サウナ族には知る人ぞ知る「前世」があります。

僕がこの施設を調べていく中で驚いたのが、J-AKASAKAビル6階という同じ場所で、3代にわたってオーナーが変わりながらも個室サウナが続いてきたという事実でした。

しかも、あの「族スイッチ」の原型は、初代オーナーの時代に開発されたものだったんです。

ちょっとマニアックな話になりますが、サウナ好きなら知っておいて損はない歴史です。

初代「Little Retreat」(2022年7月〜2024年1月)

サウナ族の歴史は、2022年7月23日にオープンした「Little Retreat」から始まります。
運営はWISTERIA WORKS株式会社。当時としては珍しい「完全個室×セルフロウリュ」のコンセプトで、サウナ好きの間で話題になりました。
そして2023年7月、1周年を記念して導入されたのが「セルフ式オート熱波システム」。これこそが、サウナ族の「族スイッチ」の原型です。

項目Little Retreatの仕様
サウナ室4室(1人専用個室)
ストーブMISAストーブ
オート熱波MISAストーブ両脇にダクト設置、ベンチ下に風量コントローラー
水風呂五右衛門風呂+チラー(利用者がセルフで温度調整可能)
付加サービスサ飯提供、酸素BOX(国内唯一のセットプラン)
料金70分 3,500円〜3,800円

「手の届く位置に風量コントローラーがあり、風圧を感じながら好みの熱波に調整可能」——当時「サウナコクピット」と呼ばれたこの設計思想は、サウナ族にしっかり受け継がれています。

しかし2024年1月、存続支援のクラウドファンディングを経て、Little Retreatは閉店。約1年7ヶ月の歴史に幕を下ろしました。

2代目「LitoRito」(2024年5月〜2025年10月)

約3ヶ月のギャップ期間を経て、2024年5月1日に「ひとりサウナLitoRito(リトリト)」として再オープン。
新オーナーのもと、コンセプトは「Chill For Everyone」に刷新されました。「ストレス社会の憩いの場として、親しみやすい雰囲気を持つ、だれもが通いやすい大衆向け個室サウナ」を目指したんですね。

項目LitoRitoの仕様
サウナ温度92〜96℃(中温タイプ)
オート熱波「セルフオート熱波」と命名、足元のつまみで調整
水風呂14〜21℃(チラー調整可)
料金60分 3,800円 / 90分 4,800円
営業時間月〜金 13:00〜23:30 / 土日祝 11:00〜23:30

サウナイキタイでは510件以上の口コミを獲得し、「個室サウナ史上No.1のサウナ室」との高評価も。僕も当時の口コミを読みましたが、「足元のつまみを捻ると銀筒から風が出る」という独自設計に感動する声が多かったです。

しかし2025年10月30日、LitoRitoも閉店。約1年6ヶ月の運営期間でした。

3代目「サウナ族」(2025年12月〜)

そしてわずか1ヶ月後、2025年12月1日に「サウナ族」としてプレオープン
3代目オーナーが打ち出したコンセプトは、前2代とは明確に異なります。

世代コンセプト温度設定
Little Retreat革新的・多機能不明
LitoRito親しみやすい・大衆向け92〜96℃
サウナ族攻撃的・高温特化105〜110℃

温度を一気に10℃以上引き上げ、「爆熱ソロ個室×族スイッチ」という攻めた路線へ転換。 LitoRitoが「誰でも楽しめる」を目指したのに対し、サウナ族は「ハードコアなサウナ好き」に振り切った印象です。

「族スイッチ」は継承された技術だった

ここまで読んでいただければお分かりかと思いますが、「族スイッチ」は完全新開発の技術ではありません
Little Retreat → LitoRito → サウナ族と、同一の「セルフオート熱波システム」が3世代にわたって継承されてきたんです。

世代呼称特徴
Little Retreat風量コントローラー付きオート熱波「サウナコクピット」と命名
LitoRitoセルフオート熱波「手作り銀筒から風が出る」と評判
サウナ族族スイッチ105℃級への高温化で「爆風体験」に進化

つまり、サウナ族の独自性は「新しい技術を開発した」ことではなく、「継承した技術を105℃という高温環境に最適化し、『族スイッチ』という体験としてリブランディングした」ことにあります。

3年間かけて磨かれてきた技術資産が、最も攻撃的な形で花開いた——そう考えると、サウナ族の108℃がなぜあれほど「効く」のか、腑に落ちる気がしませんか。

同じ場所で進化し続ける稀有な環境

赤坂J-AKASAKAビル6階という場所は、いわば「個室サウナのターンテーブル」。

3代のオーナーが短期スパン(平均約1年6ヶ月)で交代しながらも、設備は引き継がれ、コンセプトだけが変化していく。こんな環境は、日本全国を見渡しても珍しいんじゃないでしょうか。

僕のような一利用者からすると、「同じ場所なのに来るたびに違う体験ができる」というのは、ちょっとワクワクする話です。

サウナ族がこの場所で何年続くのかは分かりません。でも、3代にわたって受け継がれてきた「セルフオート熱波」という技術が、今まさに最高温度で稼働している。その事実だけで、足を運ぶ価値があるんじゃないでしょうか。

赤坂サウナ飯ガイド|サウナ後の至福を求めて

サウナ族を出た僕の身体は、空腹信号を発していました。

サウナ後の食事は、普段の3倍おいしい。 これ、サウナ好きなら誰もが頷く真理ですよね。赤坂6丁目周辺には、サウナ飯にぴったりのお店がたくさんあります。

おすすめサウナ飯マップ

店名ジャンルサウナ族からの距離おすすめメニュー予算
赤坂 津つ井洋食徒歩7分名物ビフテキ丼3,000円前後
赤坂一点張ラーメン徒歩8分味噌ラーメン1,000円前後
とんかつ まさむねとんかつ徒歩6分ロースカツ定食1,500円前後
ヌルンジ韓国料理徒歩3分石焼ビビンバ・焼肉ランチ1,200円前後

赤坂 津つ井|背徳のビフテキ丼

サウナ後の僕が向かったのは、赤坂 津つ井。「日本の洋食」を掲げる老舗です。

注文したのはもちろん、名物ビフテキ丼

醤油ベースの甘辛いタレが絡んだご飯の上に、ミディアムレアに焼かれた柔らかなビフテキがどーんと乗っています。さらにその上にはバターが一片。

「これは……罪深い……」

サウナで大量の汗をかいた身体に、牛脂の旨味とバターのコク、そして炭水化物が染み渡っていく。背徳的快楽とは、まさにこのことでしょう。

一人でも入りやすいカウンター席があるのも、ソロ活派の僕にはありがたいポイントです。

赤坂一点張|塩分補給の救世主

もう少しカジュアルに済ませたい日は、赤坂一点張の味噌ラーメンがおすすめです。

合わせ味噌の濃厚なスープは、サウナで失われた塩分を急速チャージしてくれます。炒めた野菜の甘みと、モチモチとした麺の食感が、空腹の胃袋を強烈に刺激。

ラーメン1杯1,000円前後で、サウナ族の料金と合わせても2,000円程度。これがランチセットだと思えば、なかなかのコスパじゃないでしょうか。

ヌルンジ|サウナ後の韓国料理

サウナ族から最も近いサウナ飯候補が、ヌルンジです。徒歩わずか3分。

キムチやスンドゥブの発汗作用で、サウナ効果をさらにブースト。良質なタンパク質(焼肉)との組み合わせは、身体の回復を加速させてくれます。

カプサイシンで代謝アップ → サウナ効果持続

この相乗効果、韓国料理がサウナ飯として優秀な理由です。

サウナ族の予約方法|Coubicで簡単予約

サウナ族に行きたくなった方のために、予約方法を詳しく解説します。

予約の流れ

  1. Coubic予約ページにアクセス
    • 公式サイトまたは「サウナ族 予約」で検索
  2. 希望日時を選択
    • カレンダーから空き枠を確認
    • 40分単位で予約可能
  3. 個人情報を入力
    • 名前、メールアドレス、電話番号
  4. 事前決済
    • クレジットカードで支払い完了
  5. QRコードを受け取る
    • 予約確認メールにQRコード添付
    • 当日は無人受付でQRコードをかざすだけ

予約のコツ

時間帯混雑度おすすめ度
平日午前(〜12時)★☆☆☆☆★★★★★
平日昼(12〜14時)★★☆☆☆★★★★☆
平日夕方(17〜20時)★★★★☆★★★☆☆
土日祝全般★★★★★★★☆☆☆

おすすめは平日の午前中。 プレオープン期間中とはいえ、夕方以降や週末は予約が埋まりやすい傾向にあります。僕のように「サクッと朝ウナ」したい方は、早めの時間帯を狙いましょう。

キャンセルポリシー

  • 前日まで: キャンセル料なし
  • 当日: 料金の100%

急な予定変更がありそうな方は、余裕を持ったスケジュール管理をおすすめします。

サウナ族の持ち物リスト|手ぶらOKでも持参推奨アイテム

サウナ族は完全手ぶらでOKですが、より快適に過ごすために持参をおすすめするアイテムがあります。

施設で用意されているもの

  • バスタオル
  • フェイスタオル
  • シャンプー
  • ボディソープ
  • サウナマット

持参推奨アイテム

アイテムおすすめ度理由
サウナハット★★★★★108℃の高温から頭を守る必需品
サウナマット(マイ)★★★★☆衛生面が気になる方に
水筒(ドリンク)★★★★☆個室内に自販機なし、水分補給用
イヤホン★★★☆☆休憩中に音楽・ポッドキャストを楽しむ
替えの下着★★★★★サウナ後は清潔な下着で

サウナハットの重要性

108℃という高温設定のサウナ族では、サウナハットは必須アイテムと言っても過言ではありません。

頭部は体温調節の要。保護なしで高温サウナに入ると、のぼせやすくなります。特に「族スイッチ」のブロワー使用時は、熱風が頭部を直撃するため、ハットがあるとないとでは快適さが段違いです。

持っていない方は、この機会にぜひ購入を検討してみてください。タオル地のシンプルなものなら2,000〜3,000円程度で手に入ります。

サウナ族 よくある質問(FAQ)

初めてサウナ族を利用する方からよく寄せられる質問をまとめました。

Q1. サウナ族は初心者でも大丈夫?

A. 問題ありません。ただし、108℃は高温なので無理は禁物です。

最初は短めの滞在(5〜8分)から始めて、自分の限界を把握しましょう。体調が悪くなったらすぐにサウナ室を出ることが大切です。

個室なので他のお客さんの目を気にする必要がなく、自分のペースで楽しめるのは初心者にとってもメリットです。

Q2. 女性は利用できますか?

A. 基本は男性専用ですが、水曜日にレディースデーが設定される予定です。

詳細は公式サイトで最新情報をご確認ください。

Q3. 「族スイッチ」はどれくらい熱いですか?

A. 正直、最初は「痛い」と感じるレベルです。

ロウリュ後にブロワーを起動すると、蒸気が強制的に身体に叩きつけられます。しかし数十秒で慣れてくると、その刺激が快感に変わります。

怖い方は、ブロワーを使わずセルフロウリュだけでも十分に熱いので、まずはそこから試してみてください。

Q4. 予約なしでも入れますか?

A. 基本的にはWeb予約必須です。

Coubicで事前予約・事前決済が必要です。当日の空き枠があれば予約できますが、確実に利用したい場合は前日までの予約をおすすめします。

Q5. 駐車場はありますか?

A. 専用駐車場はありません。

周辺のコインパーキングをご利用ください。赤坂エリアは駐車料金が高めなので、公共交通機関でのアクセスがおすすめです。

Q6. サウナ族とサウナ東京、どちらがおすすめ?

A. 目的によります。

項目サウナ族サウナ東京
スタイル個室・ソロ向け大浴場・コミュニティ
サウナの種類1種類(高温ドライ)複数種類(フィンランド式など)
滞在時間40分〜数時間〜
料金1,000円〜2,000円〜
おすすめシーン短時間でガッツリ休日にのんびり

短時間で高温サウナを楽しみたいならサウナ族、複数のサウナを楽しみながらゆっくり過ごしたいならサウナ東京という棲み分けになります。

サウナ族をもっと楽しむコツ|上級者向けテクニック

サウナ族を100%楽しむための、ちょっとしたテクニックをご紹介します。

ロウリュのタイミング

セルフロウリュは5分に1回、2杯程度が目安です。

あまり頻繁にロウリュすると、室内の湿度が上がりすぎて息苦しくなることも。適度なインターバルを保ちながら、熱のリズムを作りましょう。

攻めの入り方 vs 守りの入り方

攻めの入り方(ハードコア向け)

  1. サウナ室に入室
  2. すぐにロウリュ2杯
  3. 族スイッチON
  4. 8〜10分耐える
  5. 水風呂へダイブ

守りの入り方(初心者・体調に不安がある方)

  1. サウナ室に入室
  2. 3分経ったらロウリュ1杯
  3. 族スイッチは使わない
  4. 5〜8分で退室
  5. シャワーで汗を流してから水風呂

自分の体調と相談しながら、徐々にレベルを上げていくのがおすすめです。

40分の使い方

経過時間やること
0〜5分シャワーで身体を洗う
5〜15分サウナ1セット目(8〜10分)+ 水風呂
15〜25分休憩(5分)+ サウナ2セット目
25〜35分水風呂 + インフィニティチェアで整い
35〜40分シャワー・着替え・退室

40分で2セットが現実的なペースです。3セット入りたい方は、延長オプションを検討してみてください。

サウナ族が赤坂に誕生した理由|マーケットの空白地帯

なぜ今、赤坂にサウナ族のような施設が生まれたのか。マーケティング的な視点で考察してみます。

赤坂サウナ市場の現状

赤坂エリアのサウナ市場は、大きく3つの勢力が拮抗しています。

  1. オールドスクール層: カプセルホテル併設型の昔ながらのサウナ
  2. ラグジュアリー層: KUDOCHI、サウナタイガーなど高価格帯
  3. コミュニティ層: サウナ東京など大浴場型

しかし——

「短時間×高温×低価格×個室」というニッチは、誰も手を出していませんでした。

サウナ族は、この空白地帯を狙ったゲリラ戦術と言えるでしょう。

ターゲットペルソナ

サウナ族が狙っているユーザー像は明確です。

  • 20代後半〜40代の男性
  • 赤坂・六本木エリアに勤務
  • IT、クリエイター、スタートアップ、マスコミ関係者
  • タイムパフォーマンス志向
  • ソロ活愛好家
  • 「雰囲気」より「スペック」に価値を感じる合理主義者

まさに僕のような人間がターゲットど真ん中、というわけです。

「狭さ」を逆手に取る戦略

都心の赤坂エリアで個室サウナを運営するには、高い賃料というハードルがあります。普通に考えれば、広い個室=高い賃料=高い料金という図式になります。

しかしサウナ族は、「狭さ」を武器に変えました

  • 狭い → 熱効率が良い → 少ない電力で高温維持
  • 狭い → 部屋数を増やせる → 回転率アップ
  • 狭い → 坪単価を下げられる → 低価格で提供可能

狭さのデメリットをメリットに転換する、逆転の発想です。

まとめ|サウナ族は「熱」を極めた都市型シェルター

40分後。

僕はサウナ族のビルを出て、赤坂の風を胸いっぱいに吸い込みました。

頭の中はクリアそのもの。先ほどまで詰まっていたアイデアが、泉のように湧き出てきます。1,000円と40分で手に入れたこの感覚。それは、都市生活者にとって何にも代えがたい贅沢でした。

サウナ族のここがすごい

  • 108℃の高温設定で短時間でもガッツリ発汗
  • 16℃のチラー水風呂で本格的なクールダウン
  • 「族スイッチ」ブロワーで爆風アウフグース体験
  • セルフロウリュで熱さを自在にコントロール
  • インフィニティチェアで極上の整い
  • 完全個室で他人の目を気にせずマイペースに
  • プレオープン40分1,000円という破格の価格
  • 赤坂駅から徒歩4分の好アクセス

こんな方は今すぐ予約を

  • 仕事の合間にリフレッシュしたい
  • 高温サウナで限界に挑戦したい
  • 一人で静かにととのいたい
  • 個室サウナを試してみたいけど高額で躊躇していた
  • 赤坂エリアで新しいサウナを開拓したい

プレオープン期間は、サウナ族を最もお得に体験できるチャンスです。

正規料金に移行する前に、ぜひ一度足を運んでみてください。108℃の灼熱と16℃の冷水、その極端な往復運動の中に、明日を生き抜くための活力が宿っています。

2025年の冬、赤坂6丁目の雑居ビル6階で——新たな「族」たちの熱い鼓動が聞こえ始めています。

サウナ族 施設情報

項目内容
施設名サウナ族(Sauna Zoku)
業態男性専用 個室サウナ
所在地東京都港区赤坂6-3-15 J-AKASAKAビル 6F
アクセス東京メトロ千代田線「赤坂駅」6番・7番出口より徒歩3〜4分
予約Web予約のみ(Coubicシステム)
サウナ室約108℃、セルフロウリュ可
水風呂約16℃、チラー循環式
休憩インフィニティチェア完備
アメニティシャンプー、ボディソープ、タオル完備

※本記事の情報は2025年12月時点のものです。プレオープン期間中のため、料金や仕様は変更される可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

スポンサーリンク
ABOUT ME
大塚誠也
大塚誠也
おおつか せいや

サウナ大好きサラリーマン。
外回り中、仕事帰りにサウナを巡っています。
サウナ上がりのオロポとおいしいご飯が大好物
スポンサーリンク
記事URLをコピーしました