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【完全ガイド】サウナシュラン2025|受賞11施設を徹底解説(グランプリから特別賞まで)

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「ついに発表されました、サウナシュラン2025!」

2025年11月11日11時11分、僕が一年で最も楽しみにしていた「ととのえの日」がやってきました。この日を指折り数えて待っていたサウナ好きの僕にとって、発表の瞬間はまるで受験の合格発表を見るような気持ちでしたよ(笑)。

今年のグランプリは、なんと北海道標津郡中標津町の「湯宿だいいち」が獲得!予想記事では1位に「うめきた温泉 蓮」を挙げていた僕ですが、グランプリを獲得したのは北海道道東の秘境にある温泉旅館でした。300年以上の歴史を持つ養老牛温泉の老舗旅館が、「わざわざ訪れる価値のあるサウナ」として最高の評価を受けたんです。

そして今年最大のニュースは、サウナ東京が史上最速で殿堂入りを達成したこと!2023年の初受賞からわずか3年での殿堂入りは、サウナシュランの歴史に新たな記録を刻みました。

この記事では、今回受賞した11施設すべてを徹底解説するとともに、特別賞を受賞した「万博サウナ『太陽のつぼみ』」、そして僕が予想していたけれど惜しくも受賞を逃した施設についても詳しくお伝えします。2025年のサウナ業界を総括する完全ガイドとして、ぜひ最後までお付き合いください!

目次
  1. サウナシュラン2025受賞施設一覧
  2. グランプリ:湯宿だいいち(北海道標津郡中標津町)
  3. 2位:サウナ東京(東京都港区赤坂)
  4. 3位:温泉バルコニー King & Queen(埼玉県所沢市)
  5. 4位:SATOYAMA TERRACE(千葉県富津市)
  6. 5位:TOTOPA 都立明治公園店(東京都新宿区)
  7. 6位:KIWAMI SAUNA 大須(愛知県名古屋市)
  8. 7位:おちあいろう(静岡県伊豆市)
  9. 8位:sauna kolme kylä(岡山県岡山市)
  10. 9位:Janu Tokyo / Spa House Experience(東京都港区)
  11. 10位:SAUNA SAKURADO(福岡県福岡市)
  12. 11位:知内温泉 呼吸の間(北海道上磯郡)
  13. 特別賞:万博サウナ「太陽のつぼみ」
  14. 予想していたが受賞しなかった注目施設
  15. サウナシュラン2025のトレンド分析
  16. 殿堂入り制度について
  17. サウナー・オブ・ザ・イヤー2025
  18. まとめ:サウナ文化は新時代へ
  19. 参考情報
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サウナシュラン2025受賞施設一覧

まずは結論から!2025年に受賞した11施設を一覧でご紹介します。

受賞施設ランキング

  1. 湯宿だいいち(北海道標津郡中標津町)- グランプリ
  2. サウナ東京(東京都港区赤坂)- 史上最速殿堂入り
  3. 温泉バルコニー King & Queen(埼玉県所沢市)
  4. SATOYAMA TERRACE(千葉県富津市)
  5. TOTOPA 都立明治公園店(東京都新宿区)
  6. KIWAMI SAUNA 大須(愛知県名古屋市)
  7. おちあいろう(静岡県伊豆市)- 殿堂入り
  8. sauna kolme kylä(岡山県岡山市)
  9. Janu Tokyo / Spa House Experience(東京都港区)
  10. SAUNA SAKURADO(福岡県福岡市)
  11. 知内温泉 呼吸の間(北海道上磯郡)

特別賞

今年は11施設が受賞し、地域分布は11都道府県に及びました。これは過去最高の地理的多様性を実現した年だと言えますね。東京が3施設、北海道が2施設という結果で、都市型サウナと秘境型サウナがバランスよく評価されているのが印象的でした。

グランプリ:湯宿だいいち(北海道標津郡中標津町)

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項目詳細
所在地北海道標津郡中標津町養老牛
オープン2024年「清流のささやきサウナ」新設
温泉養老牛温泉(300年以上の歴史)
サウナ男湯3種(反省部屋、清流のささやきサウナ、温泉スチームサウナ)<br>女湯2種
水風呂標津川天然水風呂(5-9℃)
料金1泊2食付き35,261円から
アクセス中標津空港から車で約30分、釧路から約90分
特徴宿泊者専用、ディスティネーションサウナ、野生動物との出会い

300年の歴史を持つ秘境温泉旅館が最高峰に

正直、僕の予想を覆す結果でした。でも、詳しく調べれば調べるほど、「これは納得のグランプリだ」と心から思えたんです。

湯宿だいいちは、養老牛温泉という300年以上の歴史を持つ温泉地にある老舗旅館。2024年に新設された「清流のささやきサウナ」が、今回の受賞の決め手となりました。ここが提示したのは、「ディスティネーションサウナ」という新しいコンセプトなんですよね。

「ディスティネーションサウナ」とは、サウナそのものが旅の目的地になるというもの。アクセスが不便であることが弱点ではなく、むしろ「非日常性」「特別感」として価値を持つ――この考え方が、2025年のサウナ文化の新しい方向性を示したと評価されたんです。

大自然と一体化する唯一無二の体験

施設の特徴は、なんといっても標津川に直接入る天然水風呂(5-9℃)です。これ、想像しただけで鳥肌が立ちますよね。北海道道東の深い森と清流に抱かれた環境で、シマフクロウなど野生動物との出会いも期待できるという、まさに秘境のサウナなんです。

男湯には3種類のサウナ(反省部屋・清流のささやきサウナ・温泉スチームサウナ)、女湯には2種類のサウナが完備されていて、特に注目されるのが「清流のささやきサウナ」。源泉が滝のように流れ、常時ロウリュされている状態というユニークな設備なんですよ。

宿泊者専用の特別な空間

料金は1泊2食付き35,261円から。決して安くはありませんが、2023年7月より日帰り入浴を廃止し、宿泊者のみがこの特別な体験を享受できるようになっています。

アクセスは中標津空港から車で約30分、釧路から約90分と決して便利とは言えません。でも、それこそが「ディスティネーションサウナ」の本質なんですよね。わざわざ時間とお金をかけて訪れる価値がある――それが世界中から人を惹きつける力になっている。

僕も次の北海道旅行では、絶対にここを訪れようと心に決めました。道東の大自然の中で、川の水で身を清めるなんて、想像しただけで「ととのい」そうです(笑)。

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2位:サウナ東京(東京都港区赤坂)

項目詳細
所在地東京都港区赤坂
受賞歴2023年初受賞→2024年→2025年(3年連続)史上最速殿堂入り
サウナ5種類(蒸喜乱舞、手酌蒸気、瞑想、昭和遠赤、戸棚蒸風呂)
水風呂3種類(凍8-10℃、冷15-18℃、涼22-23℃)
組み合わせ18通りのととのい体験が可能
料金平日1時間1,900円から
営業時間24時間営業
アクセス千代田線赤坂駅1番出口から徒歩1分
特徴DMX自動制御、毎日6回のアウフグースショー

史上最速3年で殿堂入りを達成!

サウナ東京の殿堂入り達成は、今年最大のニュースの一つでしょう。2023年の初受賞から2024年、2025年と3年連続受賞を果たし、史上最速での殿堂入りを実現しました。

僕も何度か訪れたことがあるんですが、このスピード感は本当に納得なんです。だって、行くたびに何か新しい発見があるんですよ。常にアップデートを重ね、進化し続ける姿勢が、この快挙につながったんだと思います。

18通りのととのい体験が可能な都内最大級施設

サウナ東京の魅力は、なんといっても5種類のテーマ別サウナ温度別3種類の水風呂の組み合わせです。

5種類のサウナ

  • 蒸喜乱舞(メインサウナ、最大46人収容)
  • 手酌蒸気
  • 瞑想
  • 昭和遠赤
  • 戸棚蒸風呂

3種類の水風呂

  • 凍(8-10℃)
  • 冷(15-18℃)
  • 涼(22-23℃)

これらを組み合わせると、なんと18通りのととのい体験が可能!自分の体調や気分に合わせて、毎回違う楽しみ方ができるんですよね。

最先端技術とこまやかなホスピタリティ

メインサウナ「蒸喜乱舞」は約40㎡の広さで、DMXで音響・照明・オートロウリュを自動制御する先進システムを採用。毎日実施されるアウフグースショーは12時・15時・18時・21時・24時・7時の6回開催され、担当者が毎日Twitterで情報を更新するというこまやかさ。

料金は24時間営業で平日1時間1,900円から。千代田線赤坂駅1番出口から徒歩1分という抜群のアクセスも相まって、「いつでも気軽に最高のサウナ体験ができる」という価値を提供しているんです。

僕も深夜に仕事が終わった後、ふらっと立ち寄れる便利さに何度も助けられました。サウナ好きにとって、こんなにありがたい施設はないですよね。

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3位:温泉バルコニー King & Queen(埼玉県所沢市)

項目詳細
所在地埼玉県所沢市
オープン2024年9月27日
温泉地下1,300mから湧出(ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉)
サウナ7段ベンチ富士山溶岩ロウリュサウナ(男性50名以上、女性40名以上収容)
水風呂業界初・水深2mの飛び込み可能水風呂
施設8種類の浴槽、3種類のサウナ、3種類の水風呂
有料エリアENJOY SAUNA Sky High(バレルサウナ126℃、マイナス20℃冷凍BOX)
料金平日950円、土日祝1,100円(時間制限なし)
アクセス西武線各駅から無料シャトルバス、無料駐車場約400台
特徴関東最大級、8つの飲食ブランド出店

開業1年余りで受賞した関東最大級施設

2024年9月27日にオープンしたばかりの温泉バルコニー King & Queenが、早くも3位にランクイン。「新しい施設が評価される」という近年のトレンドを象徴する結果でした。

この施設の最大の特徴は、なんといっても水深2mの飛び込み可能水風呂という業界初の革新的設備!僕、これを知ったとき、「え、水風呂にダイビング!?」って二度見しましたよ(笑)。

圧倒的なスケール感と革新性

関東最大級の温浴施設として、7段ベンチの富士山溶岩ロウリュサウナは男性50名以上、女性40名以上を収容可能。各段で異なる熱体験を提供する設計になっています。

施設全体の充実ぶりも圧巻です。

  • 地下1,300mから湧き出る天然温泉(ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉)
  • 8種類の浴槽
  • 3種類のサウナ
  • 3種類の水風呂
  • 有料エリア「ENJOY SAUNA Sky High」(屋上テラスにバレルサウナ126℃、テントサウナ、マイナス20℃の冷凍BOX)

手頃な料金とアクセスの良さ

料金は平日入浴950円、土日祝1,100円と手頃で、時間制限なしの滞在が可能。西武線の小手指駅・新所沢駅・所沢駅から無料シャトルバスが運行され、約400台の無料駐車場も完備しています。

8つの人気飲食ブランドが出店するフードコートも充実していて、家族連れでも楽しめる施設なんですよね。僕も週末に訪れたいリストの上位に入れています。

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4位:SATOYAMA TERRACE(千葉県富津市)

項目詳細
所在地千葉県富津市
オープン2025年8月8日
監修サウナ王・太田広氏(全面監修)
サウナ山サウナ(30分ごとに地元野草ブレンドアロマ自動放出)、滝サウナ
水風呂富津天然水、深さ110cm
料金平日2時間半2,970円(日帰り)
アクセス東京・横浜から約60分
特徴里山再生プロジェクト、アウトドアサウナ、グランピング宿泊可能

サウナ王・太田広氏が全面監修

2025年8月8日にオープンしたSATOYAMA TERRACEは、「サウナ王」として知られる太田広氏が全面監修したアウトドアサウナ施設です。実は、僕が予想記事で11位に挙げていた施設で、まさか4位に入るとは!嬉しい誤算でした。

太田広氏といえば、30年以上のキャリアを持つサウナ界のレジェンド。その氏が手がけた施設ということで、期待値は最初から高かったんですよね。

里山再生プロジェクトと一体化

この施設が素晴らしいのは、単なるサウナ施設ではなく、里山再生プロジェクトと一体化している点です。富津の豊かな自然環境を保全・活用しながら、持続可能なサウナ体験を提供するというコンセプト。

「山サウナ」では、30分ごとに地元野草ブレンドのアロマが自動放出される仕組みになっていて、まさに里山の香りを全身で感じられるんです。そして富津の天然水を活かした深さ110cmの水風呂も特徴的ですね。

都心から約60分のアクセス

日帰り利用は平日2時間半2,970円で、東京・横浜から約60分というアクセスの良さも魅力。週末のちょっとした小旅行にぴったりの距離感なんですよ。

グランピング施設としての宿泊も可能で、サウナ+自然体験+食事という贅沢な時間を過ごせます。僕も今度、友人を誘って訪れてみようと思っています。

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5位:TOTOPA 都立明治公園店(東京都新宿区)

項目詳細
所在地東京都新宿区(都立明治公園内)
オープン2024年
受賞歴2024年グランプリ→2025年5位(2年連続受賞)
プロデュースTTNE(松尾大氏)
サウナ3種類(左右ナコンセプト)
水風呂都内最深級160cm
料金1時間まで1,980円(オールインクルーシブ)
含まれるものタオル、館内着、全ドリンク、アメニティ
アクセス国立競技場隣接、JR千駄ヶ谷駅・信濃町駅から徒歩圏内
特徴東京都初のPark-PFI事業、手ぶらで利用可能

2024年グランプリ施設が2年連続ランクイン

TOTOPA 都立明治公園店は、なんと2024年のグランプリを獲得した施設!そして2025年も5位にランクインし、2年連続受賞を果たしました。これは、継続的な品質維持がいかに重要かを示す好例ですね。

TTNE(松尾大氏)がプロデュースしたこの施設は、「左右ナ」というユニークなコンセプトを打ち出しています。これは、左脳と右脳をバランスよく刺激する3種類のサウナを用意するという考え方なんです。

都内最深級160cmの深水風呂

施設の最大の特徴は、都内最深級160cmの深水風呂。これ、本当にすごいんですよ。完全に体が浮く感覚で、まるで宇宙空間に漂っているような不思議な「ととのい」体験ができるんです。

国立競技場に隣接する都立公園内という立地も抜群で、東京都初のPark-PFI事業として注目されました。都心の真ん中で、緑に囲まれながらサウナを楽しめるなんて贅沢ですよね。

オールインクルーシブシステム

料金は1時間まで1,980円で、タオル・館内着・全ドリンク・アメニティが含まれるオールインクルーシブシステムを採用。手ぶらで気軽に立ち寄れるのが本当に便利なんです。

僕も新宿でのミーティングの後、よくここに寄っています。国立競技場のイベント前後に利用するのもおすすめですよ。

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6位:KIWAMI SAUNA 大須(愛知県名古屋市)

項目詳細
所在地愛知県名古屋市(大須)
オープン2025年9月20日グランドオープン
建物築92年の元漆器問屋をリノベーション
サウナ天井高4.2m、4段タワーサウナ(屋久島地杉100%)
水風呂業界トップクラス最深部2m(フラット入水設計)
料金詳細は公式サイト参照
営業月曜日は7時から営業、第2水曜・第4日曜レディースデー
アクセス大須観音駅から徒歩7分
特徴クラウドファンディング日本最高額1,850万円超達成

築92年の歴史的建造物をリノベーション

2025年9月20日にグランドオープンしたKIWAMI SAUNA 大須は、築92年の元漆器問屋をリノベーションした施設。歴史的建造物の保存活用という社会的意義が高く評価されました。

近年のサウナシュランでは、古民家や歴史的建造物を活用した施設が継続的に評価される傾向にあります。新しく建てるのではなく、既存の建物に新しい命を吹き込むという取り組みは、サステナビリティの観点からも重要なんですよね。

業界トップクラスの深水風呂

天井高4.2mの4段タワーサウナは屋久島地杉100%を使用し、木の香りに包まれる贅沢な空間。そして注目すべきは、業界トップクラスの最深部2mの深水風呂(フラット入水設計)です。

温泉バルコニー King & Queenと並んで、2m級の深水風呂が2施設も受賞したのは、2025年の大きなトレンドと言えるでしょう。「深い水風呂での特別な浮遊体験」が、新しい「ととのい」の形として認知されてきているんだと感じます。

クラウドファンディングで日本最高額達成

この施設、実はクラウドファンディングで日本最高額の1,850万円超を達成した注目プロジェクトなんです。それだけ多くの人が、この施設の実現を心待ちにしていたということですね。

大須観音駅から徒歩7分という好立地で、月曜日は7時から営業。第2水曜日・第4日曜日はレディースデーとなっていて、女性にも優しい施設です。

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7位:おちあいろう(静岡県伊豆市)

項目詳細
所在地静岡県伊豆市
創業1874年(明治7年)、150年以上の歴史
受賞歴2020年・2023年・2025年(3度目で殿堂入り)
文化財国の登録有形文化財7棟
サウナ茶室サウナ、天狗サウナ(温泉水ロウリュ可能)
プロデュース松尾大氏(ととのえ親方)
料金1泊2食付き67,000円から(オールインクルーシブ)
アクセス修善寺駅から無料送迎
その他の評価ミシュランガイド2024・2025年2年連続「1ミシュランキー」
特徴文人墨客が愛した歴史的温泉旅館、川端康成・北原白秋ゆかりの地

創業150年の温泉旅館が3度目の受賞で殿堂入り

おちあいろうは、創業1874年(明治7年)の150年以上の歴史を持つ温泉旅館。今回の受賞で3度目(2020年・2023年・2025年)の受賞となり、殿堂入りを果たしました!

国の登録有形文化財7棟を有するという、まさに「生きた歴史」とも言える施設。川端康成や北原白秋など多くの文人墨客が滞在した歴史的価値と、現代サウナ文化の融合が評価され続けているんですね。

松尾大氏プロデュースの個性的なサウナ

松尾大氏(ととのえ親方)がプロデュースした「茶室サウナ」と、温泉水でロウリュ可能な「天狗サウナ」という2種類のユニークなサウナを備えています。

特に「茶室サウナ」は、日本の伝統的な茶室の空間性をサウナに取り入れたもので、他では味わえない独特の雰囲気なんですよ。温泉水でのロウリュというのも、温泉地ならではの贅沢な体験ですよね。

ミシュラン認定の高級旅館

ミシュランガイド2024・2025年2年連続「1ミシュランキー」も獲得している、まさに最高峰の温泉旅館。料金は1泊2食付き67,000円からのオールインクルーシブで、修善寺駅から無料送迎があります。

特別な記念日や、人生の節目に訪れたい施設ですね。僕もいつか、大切な人と一緒に訪れてみたいと思っています。

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8位:sauna kolme kylä(岡山県岡山市)

項目詳細
所在地岡山県岡山市
オープン2025年5月グランドオープン
施設名の意味フィンランド語で「kolme」は「3」、3つの村を意味
サウナmoi moi(HARVIA&HUUMダブルストーブ)、mökki(ペレットストーブ)
コンセプトDeep relax(五感を刺激)
料金平日120分3,000円、土日祝3,500円
アクセス岡山駅から車で約15分
対象男性専用プライベートサウナ
特徴700年のオリーブの木を中心に配した空間

フィンランド語で「3つの村」を意味する男性専用プライベートサウナ

2025年5月にグランドオープンしたsauna kolme kyläは、フィンランド語で「kolme(3)」を意味する名前の通り、3つのエリアで構成された男性専用プライベートサウナです。

HARVIA&HUUMのダブルストーブを採用したメインサウナ「moi moi」と、ペレットストーブの「mökki」という2種類のサウナを完備。本格的なフィンランドサウナ体験ができるんですよね。

700年のオリーブの木を中心に配した空間

施設の中心には、なんと700年のオリーブの木が配されています。この歴史ある樹木を囲むように設計された空間で、五感を刺激する「Deep relax」コンセプトを体現しているんです。

料金は平日120分3,000円、土日祝3,500円で、岡山駅から車で約15分。プライベートサウナとしては手頃な価格設定で、友人グループでの利用に最適ですね。

岡山県からの受賞施設は珍しく、中国地方のサウナ文化発展に貢献する施設として評価されたんだと思います。

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9位:Janu Tokyo / Spa House Experience(東京都港区)

項目詳細
所在地東京都港区(麻布台ヒルズ)
オープン2024年3月13日
ブランドアマンの姉妹ブランド世界初のホテル
スパハウスロシア式バーニャ、トルコ式ハマム
利用形態各スパハウス最大4名のプライベート利用
ウェルネスセンター4,000㎡(25mラッププール含む)東京のラグジュアリーホテル最大級
料金ハマム体験120分180,000円(2名)
アクセス麻布台ヒルズ内、日比谷線神谷町駅直結
特徴広大な屋外テラス、リビングエリア付き、日帰りスパ利用可能

アマン姉妹ブランド世界初のホテル

2024年3月13日に開業したJanu Tokyoは、あの超高級ホテルブランド「アマン」の姉妹ブランドとして世界初のホテル。麻布台ヒルズという東京の新しいランドマークに位置しています。

この施設の特徴は、サウナが「スパハウス体験」として提供されている点。ロシア式バーニャとトルコ式ハマムという2種類のスパハウスを備え、世界各国の伝統的な入浴文化を東京で体験できるんです。

最大4名のプライベート利用と4,000㎡のウェルネスセンター

各スパハウスは最大4名のプライベート利用で、広大な屋外テラスとリビングエリア付き。25mラッププールを含む4,000㎡のウェルネスセンターは、東京のラグジュアリーホテルで最大級なんですよ。

料金はハマム体験120分で180,000円(2名)という超高級価格設定。でも、日帰りスパ利用も可能な点が画期的で、宿泊せずともこの特別な体験を味わえるんです。

僕にはちょっと手が届かない価格ですが(笑)、人生の一大イベントで利用してみたい憧れの施設ですね。

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10位:SAUNA SAKURADO(福岡県福岡市)

項目詳細
所在地福岡県福岡市
オープン2025年1月24日グランドオープン
システム紹介制・会員制プライベートサウナ
施設ビル1棟をサウナ+カフェに改装、6つのプライベートサウナルーム
コンセプトソーシャルサウナ(会話可能)
水風呂温度15.8℃以下の超軟水
休憩スペース有名デザイナー家具を配置
入会金22,000円(紹介制)
料金サウナ利用125-140分9,000円から
アクセス中洲川端駅から徒歩4分
特徴博多1,000年の歴史(水郷博多)と現代デザインの融合

紹介制・会員制プライベートサウナの新しい形

2025年1月24日にグランドオープンしたSAUNA SAKURADOは、紹介制・会員制というユニークなシステムを採用したプライベートサウナ。ビル1棟をサウナ+カフェに改装し、6つのプライベートサウナルームを備えています。

「ソーシャルサウナ」というコンセプトが特徴で、サウナ室内で会話可能な設計になっているんです。通常、サウナでは静寂が重視されますが、ここでは友人や仲間と語り合いながら「ととのう」という新しいスタイルを提案しているんですよね。

博多1,000年の歴史と現代デザインの融合

博多には「水郷博多」と呼ばれる1,000年以上の歴史があり、その水の文化を現代的なデザインで表現。温度15.8℃以下の超軟水を使用した水風呂と、有名デザイナー家具を配した休憩スペースが魅力です。

入会金は22,000円(紹介制)で、サウナ利用は125-140分で9,000円から。中洲川端駅から徒歩4分とアクセスも良好です。

会員制という閉じた空間だからこそ、リラックスして過ごせるという価値があるんだと思います。福岡のビジネスパーソンにとって、新しい社交の場になっているんでしょうね。

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11位:知内温泉 呼吸の間(北海道上磯郡)

項目詳細
所在地北海道上磯郡知内町
オープン2024年6月22日
温泉開湯800年、北海道最古の温泉
建築合掌造り風、道南杉と焼杉使用
サウナエストニアSAUNUM社ヒーター(日本初導入)、サウナ室内に温泉が流れ込む
水風呂地下伏流水使用、16℃以下、水深130cm立ち湯
料金貸切利用2時間25,000円(最大8名)、セミプライベート1名5,000円
アクセスJR北海道新幹線木古内駅から車で約30分、函館から約1時間
特徴世界唯一の温泉×サウナハイブリッド

開湯800年、北海道最古の温泉

知内温泉 呼吸の間は、なんと開湯800年という北海道最古の温泉。2024年6月22日にオープンした施設で、合掌造り風の建築が特徴的です。

道南杉と焼杉を使用した世界唯一の「温泉×サウナハイブリッド」として注目され、エストニアSAUNUM社のヒーター(日本初導入)を採用。サウナ室内に温泉が流れ込むという革新的な構造なんですよ。

深い歴史と革新技術の融合

800年の歴史を持つ温泉に、最新のサウナ技術を融合させるというコンセプトが評価されました。水深130cmの立ち湯や、地下伏流水を使用した16℃以下の水風呂も完備しています。

料金は貸切利用2時間25,000円(最大8名)、セミプライベート利用1名5,000円。JR北海道新幹線木古内駅から車で約30分、函館から約1時間の秘境に位置しています。

グランプリの湯宿だいいちと合わせて、北海道から2施設が受賞。どちらも秘境・温泉地という「ディスティネーションサウナ」として評価されたのが、2025年の大きなトレンドを示していますね。

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特別賞:万博サウナ「太陽のつぼみ」

項目詳細
開催場所大阪府大阪市此花区(2025年大阪・関西万博会場)
開催期間2025年4月13日~10月13日(158日間限定)
総合プロデューサー秋山大輔氏(サウナ師匠、TTNE共同創業者)
構造世界初のETFE膜構造サウナ(3つの正四面体ユニット)
ギネス認定「最も高い膜構造サウナ建築」高さ4m
サウナ室75℃、Harvia Cylindro Proストーブ(サウナストーン220kg)
水風呂13-17℃、3Dプリント製水盤(水深160cm)、クジラ・イルカ音響
プログラム90分間の実験的サウナ儀式(11段階)
予約倍率30-60倍
料金万博入場券のみ(追加料金なし)
特徴移設・再利用可能な持続可能設計、半透明ETFE膜による自然照明

世界初のETFE膜構造サウナがギネス認定

僕が予想記事で「特別賞ほぼ確実」と書いていた万博サウナ「太陽のつぼみ」が、見事に特別賞を受賞しました!予想が的中して、本当に嬉しかったです。

2025年大阪・関西万博で4月13日から10月13日まで158日間限定で開催された、世界初のETFE膜構造サウナ。TTNE共同創業者の秋山大輔氏(サウナ師匠)が総合プロデューサーを務め、ギネス世界記録に「最も高い膜構造サウナ建築」(高さ4m)として認定されました。

3つの正四面体ユニットで構成される実験的空間

サウナ・水風呂・ラウンジという3つの正四面体ユニットから構成され、太陽・海・風・植物という自然要素を統合。サウナ室は75℃でHarvia Cylindro Proストーブ(サウナストーン220kg)を採用し、水風呂は13-17℃で3Dプリント製の水盤(水深160cm)にクジラ・イルカの音響効果を配置しています。

半透明のETFE膜は太陽光を拡散させ、天候や時間で変化する自然照明を実現。まるでクラゲの中にいるような、幻想的な空間体験ができました。

万博終了後も移設・再利用が可能

この施設の素晴らしい点は、持続可能な設計で万博終了後は移設・再利用が可能だということ。期間限定の施設でありながら、環境配慮を徹底しているんですよね。

90分間の「実験的サウナ儀式」は11段階のプログラムで構成され、ガイド付きグループ体験として提供されました。予約は30-60倍の倍率で、万博入場券のみで追加料金なしで利用可能できました。

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予想していたが受賞しなかった注目施設

ここからは、僕が予想記事で取り上げていたものの、惜しくも受賞を逃した施設をご紹介します。でも、これらの施設はどれも素晴らしいので、来年以降の受賞候補として要注目ですよ!

うめきた温泉 蓮(大阪府大阪市)

僕が予想記事で堂々の1位予測をしていた施設です。JR大阪駅直結という立地で、2025年3月21日にグランドオープンした関西最大級の複合施設。

グラングリーン大阪南館の3階・4階という広大なスペースを使い、温浴・フィットネス・25mプール・インフィニティプール・岩盤浴・レストラン・メディテーションスペースまで完備した、まさに総合ウェルビーイング施設なんです。

2025年8月には厚生労働大臣より「温泉利用型健康増進施設」に認定され、10月には「厚生労働大臣認定健康増進施設」として「温泉療養指導プログラム」の提供も開始。医学的にも認められた予防医療の拠点として機能しています。

なぜ受賞を逃したのか?

おそらく、オープンが2025年3月と審査対象期間の後半だったこと、そして「大型複合施設」というカテゴリーでは2024年のグランプリ「大阪サウナDESSE」と重なってしまったことが影響したのかもしれません。

でも、この施設の革新性と社会的意義は間違いなく高いので、2026年の受賞候補筆頭だと僕は確信しています。年間50万人の来場者を想定している施設ですから、実績を積めば必ず評価されるはずです。

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JIKON SAUNA TOKYO(東京都青梅市)

僕が予想で2位に挙げていた施設。2025年4月26日オープンの、関東初のアースバッグサウナ(土を使った環境負荷の低い建築手法)を採用した革新施設です。

築150年超の古民家を活用し、環境配慮と文化財保存を両立。「自今(JIKON)」という仏教用語から名付けられ、「今この瞬間を大切にする」というコンセプトが素晴らしいんですよね。

惜しかったポイント

環境配慮型サウナという点では高く評価されるべき施設でしたが、おそらく古民家リノベーション系では7位の「おちあいろう」が殿堂入りという圧倒的な実績を持っていたこと、そして6位の「KIWAMI SAUNA 大須」も築92年の歴史的建造物活用だったことで、カテゴリーが重なってしまったのかもしれません。

でも、アースバッグという建築手法は世界的にも注目されているので、来年以降の受賞可能性は十分にあると思います。

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神崎サンガサウナ(岐阜県山県市)

僕が3位に予測していた、世界初の広葉樹づくしサウナ。2025年6月1日オープンで、クヌギ・コナラ・ヤマザクラなど10種類以上の広葉樹を使用した薪サウナ施設です。

長良川水系円原川の清流に面した立地で、サウナ小屋から直接川に入る川風呂体験が可能。1日3組限定(1枠3-4時間)という完全プライベート制で、贅沢な時間を過ごせる施設なんですよね。

岐阜県のサウナ聖地化への期待

岐阜県山県市は「サウナの聖地」として注目されているエリアで、神崎サンガサウナと同じく僕が予想していた「THE WATERS」も同じ山県市の施設。過去にも岐阜県からは継続的に受賞施設が出ているので、2026年こそは!という期待があります。

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その他の注目施設

以下の施設も、僕の予想リストに入っていました。どれも個性的で素晴らしい施設なので、詳しくご紹介しますね!

暖雪 札幌(北海道札幌市)

項目詳細
所在地北海道札幌市
監修今井健太郎氏×松尾大氏のゴールデンコンビ
特徴樹齢400年の材を使用
コンセプト北海道の冬をテーマにした温もりある空間

北海道を代表するサウナプロデューサー今井健太郎氏と、ととのえ親方こと松尾大氏の最強タッグによる施設。樹齢400年の材を使用したサウナ室は、まさに歴史の重みを感じさせる空間なんですよね。

札幌という都市部にありながら、北海道の大自然を感じさせる設計が魅力。ラウンジの充実度も高く、サウナ後のくつろぎ時間を大切にする僕にとっては理想的な施設です。受賞を逃したのは残念ですが、2026年こそは受賞候補筆頭だと確信しています。

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緑の風リゾートきたゆざわ(北海道伊達市)

項目詳細
所在地北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町
プロデュースTTNE松尾大氏
サウナ2種類のコンセプト別サウナ
温泉北湯沢温泉
施設タイプリゾートホテル

松尾大氏がプロデュースしたリゾートホテルのサウナ施設。過去の受賞施設を見ても、松尾大氏プロデュースの施設は評価が高いので、期待していたんですよね。

2種類のコンセプト別サウナで、異なる「ととのい」体験ができる設計。北湯沢温泉という名湯とサウナの組み合わせは、まさに北海道ならではの贅沢です。リゾートホテルとしての快適さも兼ね備えているので、宿泊してゆっくり楽しみたい施設ですね。

TAKAO 36 SAUNA(東京都八王子市)

項目詳細
所在地東京都八王子市高尾町
コンセプトサウナ×クラフトビール×地産地消
立地高尾山エリア
特徴都心から1時間の自然環境

高尾山という都心から約1時間で行ける自然豊かなエリアに位置する、サウナ×クラフトビール×地産地消という複合型施設。僕がサウナ後に何より楽しみにしているビールが、施設内で楽しめるなんて最高じゃないですか!

地産地消の食事とクラフトビールという組み合わせは、「サウナ+α」の価値提案として評価されると思っていたんです。登山客とサウナ好きの両方を取り込める立地も魅力的。2026年の受賞に向けて、実績を積んでいってほしい施設ですね。

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馬場サウナ&ワークカフェ(東京都新宿区)

項目詳細
所在地東京都新宿区
コンセプトサウナ×コワーキング
ターゲットリモートワーカー、フリーランス
特徴新しい働き方とサウナの融合

サウナ×コワーキングという、まさに現代の働き方にマッチした革新的なコンセプト。リモートワークが定着した今、「仕事の合間にサウナで気分転換」というのは理想的なライフスタイルですよね。

僕も在宅勤務の日が増えてきたので、こういう施設があったら絶対に通いたい!集中して仕事をした後のサウナは、きっと最高のご褒美になるはず。

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RICKA KATSUURA(千葉県勝浦市)

項目詳細
所在地千葉県勝浦市
オープン2025年3月1日
建物築100年以上の古民家
利用形態プライベートヴィラ(一棟貸し・1日1組限定)
ロケーション竹林を眺める贅沢な空間
設備セルフロウリュ可能サウナ、約15℃の水風呂、プール、半露天風呂、BBQ
料金高価格帯(完全プライベート体験)

築100年以上の古民家を活用したプライベートヴィラという、贅沢の極み。1日1組限定なので、カップルや友人グループで完全にプライベートな時間を過ごせるんです。

竹林という日本的な景観が素晴らしいですよね。セルフロウリュできるサウナに、BBQまで楽しめて、出張シェフオプションもあるなんて、まさに至れり尽くせりです。

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Sauna&Drink YOQ(東京都渋谷区)

項目詳細
所在地東京都渋谷区代々木上原
オープン2025年3月10日
コンセプトサウナ×クラフトドリンク
サウナHARVIA社製NEKKIYOQ、約90℃
ロウリュ15分ごとの白樺アロマオートロウリュ
ドリンククラフトビール、りんごサワー等
対象男性専用(レディースデーあり)

代々木上原というおしゃれなエリアにある、サウナ×クラフトドリンクという都市型サウナ。「ととのい後の楽しみ」に焦点を当てたコンセプトが素晴らしいんですよね。

HARVIA社製の高性能ストーブ「NEKKIYOQ」に、15分ごとの白樺アロマオートロウリュ。そして何より、サウナ後のクラフトビールやりんごサワーが充実しているドリンクラウンジ。僕にとっては天国みたいな施設です(笑)。社交の場としても機能していて、新しいサウナカルチャーを提案していますね。

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THE WATERS(岐阜県山県市)

項目詳細
所在地岐阜県山県市円原
オープン2025年春プレオープン(本オープンは2026年春予定)
コンセプト和ハーブ蒸しサウナ
ロケーション苔むす森と円原川の自然
水風呂天然地下水
外気浴ツリーテラス
利用形態1日2組限定(1枠3時間)

日本の伝統薬草文化とサウナを融合させた「和ハーブ蒸しサウナ」という独自性が魅力。岐阜県山県市は「サウナの聖地」として注目されているエリアで、神崎サンガサウナと同じ市にあるんですよね。

苔むす森と円原川という自然環境が素晴らしく、ツリーテラスでの外気浴なんて想像しただけでワクワクします。1日2組限定という特別感も魅力的。2026年春の本オープン後、実績を積めば受賞の可能性は十分にあると思います。

ガレーラサウナ立川(東京都立川市)

項目詳細
所在地東京都立川市
オープン2025年4月29日
コンセプト都市型水着着用アウトドアサウナ
サウナフィンランドサウナ、円形サウナの2エリア×2棟
ロウリュセルフロウリュ可能
利用形態男女入替制、水着着用
アクセス立川駅から徒歩3分

駅徒歩3分という好立地で、アウトドアサウナが楽しめるという新しいスタイル。水着着用なので、カップルや友人グループでワイワイ楽しめるのが魅力ですよね。

フィンランドサウナと円形サウナの2エリア×2棟という充実ぶり。セルフロウリュも楽しめて、都市部にいながらアウトドアサウナの開放感を味わえる。立川という立地も、都心と郊外の中間地点で使いやすそうです。

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sauna100(新潟県新潟市)

項目詳細
所在地新潟県新潟市中央区
オープン2025年5月7日
コンセプト100℃の本格サウナ
水風呂複数の温度差
対象男性専用(レディースデーあり)

「100℃」という分かりやすいコンセプトが特徴。シンプルながら明確なメッセージで、本格的な高温サウナ体験を求めるコアなサウナー向けの施設です。

新潟エリアのサウナ文化発展への貢献という点で、地域性も評価ポイントになると思っていました。複数の水風呂で温度差の違いを楽しめるのも魅力的。

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これらの施設はどれも個性的で、訪れる価値のある素晴らしい施設ばかり。受賞は逃しましたが、サウナ好きとしては全部巡ってみたいと思っています!

サウナシュラン2025のトレンド分析

今年の受賞結果を分析して、4つの大きなトレンドが見えてきました。

トレンド1:ディスティネーション化の成熟

グランプリの湯宿だいいちが象徴するように、サウナが「都市の便利な施設」から「旅の目的地」へと進化しています。

アクセスの不便さが弱点ではなく、むしろ「非日常性」「特別感」として価値を持つ時代になったんですよね。複数日かけてサウナを巡る「サウナ巡礼」が一般化し、サウナツーリズムが旅行カテゴリーとして確立されました。

北海道の2施設(湯宿だいいち、知内温泉 呼吸の間)がいずれも秘境・温泉地として選出されたのは、この傾向を強く示しています。

トレンド2:殿堂入り制度の確立と最速記録

サウナ東京の史上最速殿堂入りは、継続的な品質維持と革新の重要性を示しました。一過性の話題性ではなく、長期的に進化し続ける施設が評価される仕組みが確立されたんです。

これは業界全体に「持続可能な運営モデル」の重要性を示唆していますね。また、おちあいろうも3度目の受賞で殿堂入りを果たし、伝統と革新の両立という価値も認められました。

トレンド3:深水風呂ブーム

3位の温泉バルコニー King & Queen(水深2m)と6位のKIWAMI SAUNA 大須(最深部2m)という、2m級の深水風呂を持つ施設が2つもランクイン。

これは明らかに2025年の大きなトレンドで、「深い水風呂での特別な浮遊体験」が新しい「ととのい」の形として認知されてきているんだと感じます。完全に体が浮く感覚は、通常の水風呂とはまったく違う体験なんですよね。

トレンド4:環境配慮とサステナビリティの主流化

特別賞の万博サウナの移設可能設計、6位のKIWAMI SAUNA 大須の築92年の歴史的建造物活用、7位のおちあいろうの国の登録有形文化財保存など、環境配慮や文化保存が審査基準の中心に位置づけられました。

サステナビリティはもはや「加点要素」ではなく「必須要件」になりつつあるんです。これは、サウナ業界が成熟し、社会的責任を果たすフェーズに入ったことを示していますね。

殿堂入り制度について

2025年に新たに殿堂入りを果たした2施設について、改めてご紹介します。

サウナ東京(史上最速3年で殿堂入り)

  • 2023年:初受賞
  • 2024年:2年連続受賞
  • 2025年:3年連続受賞(2位)→殿堂入り

わずか3年での殿堂入りは、サウナシュランの歴史に新たな記録を刻みました。継続的なアップデート、18通りのととのい体験、24時間営業という利便性、そして赤坂駅徒歩1分という立地。すべてが高水準で維持されているからこその快挙ですね。

おちあいろう(創業150年の温泉旅館が殿堂入り)

  • 2020年:初受賞
  • 2023年:2度目の受賞
  • 2025年:3度目の受賞(7位)→殿堂入り

創業1874年(明治7年)という歴史を持ち、国の登録有形文化財7棟を有する温泉旅館。伝統と革新の融合という難しいテーマを見事に体現し、ミシュランガイド2年連続「1ミシュランキー」も獲得。まさに日本のサウナ文化を代表する施設として殿堂入りにふさわしいですね。

これまでの殿堂入り施設

今回の2施設を含め、殿堂入り施設は計6施設となりました。

  1. 御船山楽園ホテル らかんの湯(佐賀県)
  2. ゆらっくす(熊本県)
  3. スカイスパYOKOHAMA(神奈川県)
  4. 北こぶし知床 ホテル&リゾート(北海道、2024年殿堂入り)
  5. サウナ東京(東京都、2025年殿堂入り)
  6. おちあいろう(静岡県、2025年殿堂入り)

殿堂入り制度は、3回受賞した施設を特別に顕彰し、継続的な品質維持と革新を評価する制度として2020年頃から確立されました。今後、この殿堂入りを目指す施設がさらに増えていくでしょうね。

サウナー・オブ・ザ・イヤー2025

サウナ文化の発展と啓発活動に貢献した個人・団体・企業を表彰する「サウナー・オブ・ザ・イヤー2025」には、11組が選出されました。

個人部門(6名)

  1. 岩田リョウコ氏(ライター):著書『週末フィンランド』『HAVE A GOOD SAUNA!』
  2. 川田直樹氏(プロデューサー):『新サウナ学』著者、JAPAN SAUNA-BU ALLIANCE共同代表
  3. 太田広氏(サウナ王):30年以上のキャリア、SATOYAMA TERRACEなど多数プロデュース
  4. 高島宗一郎氏(福岡市長):公衆浴場法改正で混浴施設規制緩和を実現
  5. 武田玲奈氏(女優):『SAUNA BROS.』全号表紙出演
  6. 谷尻誠氏(建築家):SUPPOSE DESIGN OFFICE、Hiki星空サウナなど設計

個人的に注目なのは、福岡市長の高島宗一郎氏が選ばれた点ですね。政治の力でサウナ文化を推進するって、本当に画期的だと思います。公衆浴場法改正による混浴施設規制緩和は、カップルや家族で楽しめるサウナ施設を増やす大きな一歩になりました。

団体・企業部門(5組)

  1. アウフグースマスターズ「しゃけのこ」ペア:2025年日本選手権優勝、世界大会5位入賞
  2. 日本最大のサウナフェス「OSAKA SOUND BARTHE」:9月27-28日開催、旧名村造船所跡地
  3. ライフスタイルブランド「NOT A HOTEL」:全施設でサウナを景観と調和させた設計
  4. カシオ計算機の「サ時計」:クラウドファンディングで2,200台を9分で完売、2,176万円調達
  5. Harvia×トヨタ自動車「水素サウナ」:世界初の水素燃焼技術サウナ、Japan Mobility Show 2025でお披露目

カシオ計算機の「サ時計」が9分で完売って、すごいですよね!僕も欲しかったんですが、まったく買えませんでした(笑)。サウナ愛好家の熱量を感じるエピソードです。

そして、Harvia×トヨタの水素サウナ!これ、本当に未来を感じます。環境に優しいエネルギーでサウナを楽しめる時代が来るなんて、ワクワクしますね。

まとめ:サウナ文化は新時代へ

サウナシュラン2025の発表を受けて、僕が強く感じたのは「サウナ文化が新しいステージに入った」ということです。

グランプリが示す新しい価値観

グランプリの湯宿だいいちが提示した「ディスティネーションサウナ」というコンセプトは、サウナの価値を根本から問い直すものでした。

「便利さ」ではなく「特別さ」。 「日常」ではなく「非日常」。 「手軽さ」ではなく「価値ある体験」。

この価値観の転換は、サウナ文化が成熟してきた証拠なんだと思います。単なるブームから、本物の文化へ。一時的な流行から、持続可能なライフスタイルへ。そんな進化を感じさせる受賞結果でした。

多様性と革新性の両立

11施設という受賞数、11都道府県という地理的多様性、そして都市型から秘境型まで様々なタイプの施設が選ばれたことは、サウナ文化の裾野が広がっていることを示しています。

同時に、深水風呂ブーム、環境配慮の主流化、殿堂入り制度の確立など、明確なトレンドも見えてきました。多様性と革新性が両立している――これがサウナシュラン2025の最大の特徴だと思います。

予想の答え合わせ

僕の予想は、1位こそ外してしまいましたが、4位のSATOYAMA TERRACE、特別賞の万博サウナは的中しました。また、受賞した11施設のうち、実に7施設が僕の予想リストTOP15に入っていたんです(予想した15施設中7施設が受賞)。

これは単純に嬉しかったですね。サウナシュランの評価基準をある程度理解できていたんだな、と。でも同時に、予想を覆すような施設が選ばれたことで、「サウナの可能性はまだまだ広がっている」ということも実感しました。

2026年への期待

今回受賞を逃した施設の中にも、素晴らしい施設がたくさんあります。特に、僕が1位予測していた「うめきた温泉 蓮」、2位予測の「JIKON SAUNA TOKYO」、3位予測の「神崎サンガサウナ」は、2026年の最有力候補だと確信しています。

また、2025年後半から2026年にかけて、さらに新しい施設がオープンするでしょう。サウナ文化の進化は止まらない。来年の11月11日が、今からもう楽しみでなりません。

最後に

サウナシュランは、単なるランキングではありません。日本のサウナ文化全体を牽引し、業界の進化を促す羅針盤のような存在なんですよね。

2025年の受賞施設は、どれも訪れる価値のある素晴らしい施設ばかり。僕も今年中に、できるだけ多くの施設を巡ってみたいと思っています。

サウナ好きの皆さん、2025年もたくさんのサウナを巡って、たくさん整いましょう!そして2026年のサウナシュランを、また一緒に楽しみに待ちましょうね。

それでは、サウナで会いましょう!


参考情報

サウナシュラン公式情報

  • 公式サイト:https://www.saunachelin.com/
  • Instagram/Threads:#わたしのサウナシュラン2025 キャンペーン(11月11日-30日)
  • オンラインショップ:SHOP[TTNE](11月18日11時から販売開始)

「ととのえの日」について

11月11日は2019年に日本記念日協会に正式登録された「ととのえの日」。数字の「1」が4つ並ぶことが、「サウナ→水風呂→外気浴→サウナ」という”ととのい”のサイクルを表現しています。

サウナシュラン歴代グランプリ

年度施設名所在地特徴
2025年湯宿だいいち北海道ディスティネーションサウナ
2024年大阪サウナDESSE大阪府大型複合施設
2023年かるまる池袋東京都都市型大型施設
2022年スパメッツァおおたか愛知県温浴施設初の1位
2021年サウナラボ神田東京都都市型サウナ
2020年サウナ&カプセルホテル北欧東京都伝統的サウナの進化系
2019年ウェルビー栄愛知県都市型複合施設
2018年湯らっくす熊本県深さ171cmの水風呂

※この記事は2025年11月11日に発表されたサウナシュラン2025の公式情報をもとに作成しています。施設情報や料金は変更される場合がありますので、訪問前に各施設の公式サイトでご確認ください。

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大塚誠也
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サウナ大好きサラリーマン。
外回り中、仕事帰りにサウナを巡っています。
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